定期船が島々を渡って海辺の町にやって来ました。
サクランボの花は満開になりました。
峠道に着く頃には僅かに日が差して
飽きずに空を眺めていました。
おやつには戴きもののお煎餅を。
明るさは体内時計が朝を知らせてくれる 定期船当番日の朝 目覚ましよりも早く起きた。
綱取り当番はどちらが出ても良いはずなのに 夫は白河夜船。
天然パーマの寝起きの顔は決まってこの時季涙目に赤い頬。
良く降った雨 午後から晴れ間が覗くという 変り映えのない日常自ら動かねば言葉は紡がれない。
向かい風に押し戻されながら峠道まで出掛けた。
右手に海を見やりながら進んでいくが強い風は容易に身体を押しのける。
其れでも前傾姿勢で歩を進め。
ホーホケキョと鶯が鳴きチュチュチュチュィ ピピピピィ ピィピィピィ
鳴き声からして小さな鳥のようだが名前は分からない。
イノシシは雨で緩んだ道端を掘り起こしている 出会わぬようにと自然と急ぎ足になりながら。
峠に近づく頃には身体も温かくなり 高くなってきた太陽を眺め
ユックリ降った峠道。足もとには石蕗が大きくなっていた。
あと半月もすれば石蕗採りの人達で賑わうだろう。
この地に春を告げる食材の一つ石蕗 灰汁の強い苦味がタマラナイ。
石蕗は蕗に似ていますが蕗よりも葉にツヤがあり灰汁もあります。
海岸部に多く自生して花は初冬に黄色の花を咲かせます。
花を終え茎が伸びてきます。
丁度今からが柔らかな茎の食べ頃です。
ほろ苦さがあって蕗よりも美味しいのです。
おはようございます。
もうさくらんぼが満開ですね!
早いっ!?
うちのはまだまだ先ですね。
それよりも、石蕗ってなんですか?フキノトウのことでしょうか?
海岸線に自生する蕗の仲間?
花は11月の末頃から海岸線に沿って咲いています。
山菜採りと称して石蕗採りに出掛けるのは今からでしょうか。
街から海岸線に車を止めて石蕗採りをされる方が多くなりますよ。
「路傍の石」ならぬ石蕗です。
拙ブログから想像力逞しく解釈して下さるとは詩人ですね~。
小説を書かれる息子さんはDNAを受け継いでいるのですね。
こちらも風が強く寒い一日でした。
春の楽しみに山菜がありますね。
どう言う訳か石蕗以外は海辺では見掛けません。
潮風に弱いのでしょうか。
昔食べていましたので山菜大好きです。
でも手に入れることが難しいですね。
ツクシも大好き
懐かしさが一層美味しさを増してくれます。
蕗は其方でも採れるのではないでしょうか。
石蕗は蕗よりも灰汁が強く海岸線に自生しています。
花は冬の季語になっていますが春先には今年伸びた石蕗の茎を食します。
ほろ苦さが蕗と違って美味しいのですよ。
人生の小波だ。
読み方知らず
山本有三の小説
路傍の石の何か?
ツワブキ?
冬の花なのか?
3月朝の岬 船のもやいを繋ぐ女
冷風は朝陽を追い風として海原のさざ波は岩場に吹き付ける。
半島を下る女の束ねた黒髪がほつれる。
全身突き抜ける寒風が立ちふさがる。
働き女は、まさしく路傍の花
石蕗なのだ。
帰り待つ人に問う。
列島の片隅で夫婦(めおと)人生
こちらも雨がようやくあがりましたが。。
風が冷たいです。(*_*;
島々を渡ってくる定期船。。
海辺の町っていいなぁ~とぼんやりと眺めていたい情景です。
(すみません、色々とご苦労がありますのにm(__)m)
ツワブキ、ツクシ、ノビル、ワラビ、ゼンマイ、
ウキウキ、ワクワク♪これからが摘み草の楽しい季節ですね。
手間がかかりますが。。
石蕗ってどんなのかしら、と興味深々の私です。