９月１０日（日）のライブのことと関連して思ってること。

しつこいですがおしらせでーす。

９月のライブですが、1部満席、2部残り8席になりました！
立ち席ならまだあります。予約まだな方はお早めにね。

予約はこちら／ノベンバーイレブンス

だんだん仕上がってきました。
全体はだいたい出来上がり
細かい作業（これが一番いやなとこ）もだいたい終わり
覚えることもだいたいは覚えてあとは消化していくのみ。
「だいたい」を連発しているところがアヤシイですが。

他のジャンルのものと組んで作るのは初めてで、
５月の段階ではなあんにもなかったのに、
なんかちゃんと仕上がってる。すごい。

タップの細かいリズム展開に恐れをなしたり（同じ音数が出ない！）
こっちだけ腕やら上体やらがついてくるのはヘンかと思ったり
（タップはほとんど上体がつかない）、
こだわるところがお互いぴんとこなかったり、
どんな風に絡んで行くのがよいのかお互いに探っていた。

お互いに寄りすぎてはいけない。
自分をしっかり出していかなくてはいけない。
でも、相手を知って、信頼していなければ
自分を出して行く事なんてできない。

そのへんの「立ち位置」がお互いに同じように感じてきてて楽しい。
自分（フラメンコ）が得意とする役割、
相方（タップ）が生きてくる役割。

だんだんと遠慮せずに自分を出していけるようになってきた。
仕掛けたら受けてくれる、という信頼。
間違ってもフォローしてくれる、という安心。
あともうちょっと。ほんのもうすこし。

フラメンコ同士でも「とても上手くいく相手」というのは、
こっちからがんがん仕掛けていけるし、相手も遠慮しないで仕掛けてくる、
という関係だ。たぶん、信頼ということなんだと思う。
「こんなことしちゃったら相手が困っちゃう（怒っちゃう）かな？」
とどちらかが考えてるうちは、やっぱり、ちょっと、上手くいかない。

わたしは「仕掛け上手」ではないので、
相手（ギターや唄）が遠慮がちな人だと、上手くいかないことが多い。
相手が仕掛けてきてくれて初めて、自分も仕掛けていける。
「人見知り性格」がモロに舞台に出てしまう。

それってもう仕方ないじゃあん？と思ってたんだけど、
今回のこのライブのリハーサルを重ねていって、
「自分からはじめに仕掛ける」っていうことを覚えないとなあ、って思った。

仕掛けるっていうことは「あなたは受け止めてくれると信頼してるよ」
っていう意思表示であることでもあるんだよね。

フラメンコだと初見の人との仕事というのもよくあるから
受け止めてくれるかわからない人、というのも沢山いて、
その人に対してフレンドリーに仕掛けていくというのは
土台無理な話だけれど。
だって３０年以上人見知りで生きてきたもんねえ。

まあちょっとずつ、ちょっとずつ。