えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

踊ってる時の空洞

2007-06-12 23:23:52 | えこばなし
今日、1年振り、という個人レッスンをしました。
しょっちゅう会ってるんだけどレッスンは1年振り。

喋っていて「伝えたいことが変わった」と思いました。
踊りを見て「見ているところが変わった」と思いました。
相手の、ではありませぬ。自分の、です。
1年前の自分と、今の自分はあきらかに違うのです。
気になるところが違う。
違和感を感じるところが違う。
(言ってることは同じかもしれないが。)
へー。と思ったので書きます。

最近「中身の動き」について考えてます。
外側(皮膚で現れてるところ)の動きではなくて、内側。
内側というとわたしとしては違うイメージがあって、
「中身」と言うとしっくりくるんですが
例えばおなかの真ん中の筒(みたいなイメージ)や肺のあたりのこと。

レッスンや振付けで人に動きを伝えるときに、
外側の動きを説明すると、なんかすごい難解なものになっちゃって、
でも自分としては、そんな難解なことはやってなくて、
そこから発生した考え方なんですが、
中身の動きはシンプルなんですよ、意外と。
上へ、とか広がる、とかそんなかんじ。
じゃあ中身の動きを探って、それを伝えようかと。
(それに近いことは昔からやってたんだけど、
あまり自覚はなかったというか、謎語が多かったというか。)

で、そうやって自分の中身の動きを丁寧に探ると色んなことが見えてきて、
また踊り方もちょっと変わってきたりして面白いです。
今日話してたのは、唄やファルセータの時の話ですが、
唄の時に中身を探ってたら、空洞があることが発見されました。
その空洞に、唄やファルセータがコンニチワって入ってくる感じです。
(迎え入れる時の感じは
大きな器がどんどんいっぱいになっていく感じの時と
ブラックホールみたいにぎゅおぎゅお吸い込む感じの時とあります)

自分の中身に空洞がないと、唄は入ってきにくいかな、
外側をつるつるっと滑ってどこかへいきそうだ。
「唄前に空洞をつくって迎え入れる」の感じをあえて意識したら、
唄は確実に入ってくるんじゃないかな?と思ってます。

見た目に違いがあるかは不明ですが
気持ちよさは間違いなしだと思うな~。
あ、また早く踊りたくなってきた。
ふじさんズのリハでためしてみよう。

別に「これはした方がいいよ!」というつもりはなくて
(自分でも相当アヤシイ話をしているという自覚はあるんで)
自分の記録用に書いてます。
でも副作用とかはないと思うんで、
興味があったら試してみて下さい!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿