えんどうえこばなし

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アウトプットのための整理5〜内容「数を絞る」

2017-06-04 22:54:48 | 練習方法
はい、「話が長えよ!!」「あんなの最後まで読めねえよ!」と大評判!の連載、まだまだ続きます。
長いという自覚はありますので、本日は短くまとめますよーーー!!

3 の「内容」で
こうでなくてはいけないもの
できたらこっちがいいかなあというもの
どっちでも・なんでもいいもの

の3点に分けて書き出してみましょう、という話をしましたが
今回は「書けた人向け」の話です。
(書けなかった人は、前回4の話を根性で読んでみてください(オソロシク長いですが)。)

でははじめます。サクサクね。

こうでなくてはいけないもの
できたらこっちがいいかなあというもの
どっちでも・なんでもいいもの

この中で「こうでなくてはいけないもの」は、1曲中トータルでいくつになりましたか?

ゼロですか?
それとも10ですか?

はい、これを、ズバリ!2個以下にしましょう!
イエイ!

書いたリストが5個くらいあると途方にくれるかもしれませんが、がんばりましょう。

「振付け的にちょっと特別なこと(コンパスの途中で止まるとか)」は優先順位一番ですね。これは外せません。
その他のことは「できたらこっちがいいかなあ」に移動できるものもあるはずですから同時に書いてある(はずの)「理由」を見て「大好きだから」とかの理由だったらどんどん移動させましょう。



どうでしょう、2個に減りましたか?
減ればOK。
減らなかったらそれもそれでOKです。

えー!?

「どうしても減らない」ということは「理由がある」ということですから構いませんよ!


それで、これは大ざっぱな感じですが、

0~2個・・・1回の合わせ(タブラオやライブなどは大抵これ)
3個〜・・・何度も合わせの時間を設ける(舞台などはこっち)

というように考えておけばいいと思います。
何度も何度も練習につき合って覚える時間があれば、いくつもの「こうでなくてはいけない」を覚えることは出来ます。
でも1回の練習で5個の「こうでなくてはいけない」を覚えるのは、まあ無理です。
なんとか覚えたとしても「そのことだけ」にしか気持ちが向かないので、「楽しい」とか「いいね」みたいな感じにはなりません。ずいぶんもったいない話ですね。

最近は練習生でもタブラオやライブに出演することができるようになってきましたが、そういう「腕自慢」の方がやらかしちゃうナンバーワンの出来事がこれです。気をつけたらいいですよ〜。タブラオの場合は特に「こうでなくてはならない」は2つまでに絞るが吉です!
(ちなみに「教室の発表会用の振付け」は「タブラオ用の振付け」とは大抵違います。わたしですら「発表会ならいいか」と思って凝ったことをすることもあるくらいです。ここも感違うポイントなので要注意デス。)

え?ゼロですか?
「こうでなくてはいけない」ゼロですか?
ゼロはノープロブレムですよ!胸はりましょう!

あと「できたらこっちがいいかなあというもの」がいっぱいあるのもノープロブレム!
数を絞るのは「こうでなくてはならない」だけでOKです!

では数が絞れたら、基本整理は終わりです。
次、6は「どうやって伝えるのか?」です。次はあんまり短くできないかも。。。

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