えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

手作りデザートについて

2019-04-28 23:51:00 | えこばなし
ゼリーをよく作る。

というよりも「どれだけ手抜きのゼリーを作れるか」という実験をしている。

今のところの「most手抜きゼリー」は「500mlの耐熱計量カップに250mlくらいのジュースを入れ、チンしてゼライスぶち込んでかき回して、残りのジュースを500mlになるまで足してかき回して、型に入れる」というやり方。
これだと作ることに対してハードルがゼロに等しい。

ただ、固まりにくい柑橘系のゼリーや、ヨーグルトみたいな粘度の高いものの簡単レシピがまだ確立されていない。
もちろん当たり前にちゃんとした手順を踏めばいいのだが、そうじゃなくて「超絶簡単」みたいなことを狙うから、飲むヨーグルトをチンして分離させちゃったり、ダマになったゼリーが沈んでいるジュースが出来上がったりしている。

どのみち鍋を使ったりするのであれば寒天の方が食物繊維も取れるから、生フルーツを使ったりするときは寒天を使ったらいいんだよねえ、、とか思うけど「鍋を使う」というのがどうも「わざわざそこまでして」という気持ちになる。
もっと言うと鍋の寒天を洗い落とすのが面倒臭いのである。面倒臭いから適当に洗うと、コビトがあとで洗い直していたりして、それでは本末転倒じゃないかと言う気がしてならない。いや、だから私が綺麗に鍋を洗えばいいだけなんだけどさ。

「パウンドケーキの素」を使ってのパウンドケーキも焼く。
卵と油をいれて練って焼くだけのやつ。本当はバターをチンしたりするのだが、これをオリーブオイルに変える実験に成功してからはハードルゼロになった。
変な香料が入っていたりすると嫌だが、近くのスーパーに置いてあるパウンドケーキの素は香料が入っていない。

同じようなもので「ホットケーキミックスの素」というのがあるが、私はホットケーキミックスをほとんど使用しない。
ホットケーキミックスに時々使われている甘い香料が苦手なのだ。
スーパーにはいろんなホットケーキミックスが置いてあって、中には「香りがない」と大きく書いてあったりするのもあるが、裏を見ると「香料」と書いてあったりして、果たしてこれは甘い匂いがするのか否か??と迷ってしまう。「高いものなら匂わないだろう」という変な思い込みで高いホットケーキミックスを買ってみたらすごい匂ったという経験もある。ネットで調べたり自分の記憶で「ナントカのホットケーキミックスは匂わない」と覚えても、いざスーパーに行くと忘れている。こういうパッケージだったかな?いやこれに似ていたような・・・それでだんだんとめんどくさくなって「いや別に香料の一つや二つ入ってたって大した問題じゃない」という気分になって、適当に買ってくる。そんでやっぱり甘い匂いがしてウンザリする。
そんなこんなで私にとってホットケーキミックスは手強い。


ところでいつも疑問に思うのが、
「なぜ私はこんなにデザートに対して手間を省こうとするのか」
ということである。

なぜ私はバターを練ったり、卵白を泡立てる手間を惜しむのか?
それどころかホットケーキミックスの銘柄を覚えることさえしないのだ。ひどい怠惰である。



考えてみた。



手作りデザートには「余裕感」がある。金銭的な余裕 ではなくて、心の余裕。
必ずしもいらないデザートを作っている、という余裕。
それは心を落ち着けるものだし、出された方も少々大切にされている感がでる。これは思春期の子供にさえ「効く」。
だが、その余裕感を出すために、実際に手間暇をかけて作ってしまうとそこで作り手の余裕が無くなるという逆転現象が起きる。
だって本当にすっごい余裕があるわけじゃないから。

今適当に考えて書いてみたが、これって本当にそういうことなのかなと思う。
つまり私の余裕は「ジュース買ってきてゼラチンいれて作るゼリー」くらいのものだということだ。


ってことは、まずまず余裕があるっていうことかな。

ーーーーーーーーーーーー
毎日ブログを無理やり書いてみた。
無理やり感が満載だが、リハビリと思ってもうちょっと続けようと思う。
明日から娘たちと女子旅に出るのでちょっとおやすみして、5月頭から再開する。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿