先日ブログに書いた「脱プラスチック→ビンなら何でもいいわけでなかった」の話のコメントで、「量り売り」というワードを知った。
(HPより写真引用)
いや、もちろん概念としては知っていたし、「スーパーで量り売りをしてくれたらいいのに」とは思っていたが、「量り売りのお店に出かけていく」という風に考えてはいなかった。
そうか。今、せっかく暇なんだから、そういう方向から攻めていってもいいじゃないか。
オーディーエーさんありがとう!
で、色々調べてみる。
町田は、あまり盛り上がってないということがわかった。
というか小田急線沿線が盛り上がってない。
東急線沿線はオシャレな量り売り(「バルク スタイル」と呼んだりする)のお店がある。
おそらくオシャレロハスさんがたくさん生息しているに違いない。
都内も同じくオシャレなお店がいっぱいある。
「意識高い系」ってやつだ。いいね。都会の意識高い人。
さらに逆に海に近く、つまり鎌倉や藤沢方面に目を向けると、海を愛して自然を愛するサーファー系のお店が出てくる。
ふむふむ。
しかし町田にはそのようなお店はひとつもない。
「ゼロウェイスト」「脱プラスチック」などで検索して「ゼロウェイストのショップ」みたいな地図を見ると、笑えるくらいに空白地帯である。
まあ、町田で20年近く暮らしていれば、なんとな〜くわかる。いい意味でも悪い意味でも、町田(乱暴に言えば小田急線沿線)は「もっさりした感じ」なのだ。町田でハイセンスでトンガった雑貨屋がオープンしても、3か月するとラインナップが「東急ハンズ」、せいぜい「ロフト」みたいになっていくのを私は何度も目撃している。まあだからこそ暮らしやすいんだけどさ。
まあ、そんなわけで、オシャレ系の量り売りのお店は、電車に乗って行くことにする。
しかし町田で他に手の打ちようがないかと言えば、そんなことはない。
もっさりしていることを逆手にとって、直売所、小売店をマメに探していけば良いではないか。
と言うことで、初日のお題は「たまご」。
たまごパックは、かさばるゴミの一つだ。
せめて紙パックならミミズコンポストでミミちゃんが食べてくれたり、ロケットストーブの焚き付けにしたりできるのだが、そうは言っても、どんどん溜まってしまう。
しかもたまごパックというのはほとんど汚れないものだから、使い回しが簡単なのだ。
よし。君に決めた!!
たまごの直売所は相模原に多くある。
町田は古くから「神奈川県町田市」などと言われているが、その中でもうちは県境のあたりなので、相模原は「すぐそこ」である。
調べたら、古淵のイオンとイトーヨーカドーの間の道をずーっと真っ直ぐ行ったところに「たまご街道」なるものがあることを発見した。
うちからだと片道4.9キロ。
子供たちが小さい頃に時々行っていた「麻溝公園」の近くである。うん、少々の土地勘もある場所だ。
天気も良いので、レッスン前に行ってみることにした。
持て余しているたまごパックを持参。
一応2つ持っていく。
(HPより写真引用)
10個一山になっている卵をレジに持っていき、ドキドキしながら「詰め替えてもいいですか?」と聞いたら「どうぞどうぞ〜」みたいな慣れた対応だった。
その場で詰め替えて、たまごの入ってた容器はお返しし、消費期限の紙を入れていただく。
*追記*
後日「容器は戻さず、自分で持ち帰り処分して」と言われました。残念。
しかし、そのちょっと先のたまご屋さんは容器持ち込みでOKでした!!
わーい!記念すべき、(意識してやった)ゼロウェスト第一弾!
たまごの殻もミミちゃんに食べてもらえば、この賞味期限の紙っぺらを紙ゴミにするだけ〜。
145円。
もっと高くてなんか良さそうなのもあったけど、それはプラスチックのパックに入ってしまっていたので、今日はこの一択だった。他に野菜も売られていたが、そちらはビニールに包まさっていた(*包まれた状態だった、の北海道弁)。
道も悪くなく、自転車での4.9キロはそれほど大変ではなかったので、ひとパック分だけ買って、なくなったらまた買いに来ることにする。
「卵を買うために片道4.9キロ」は嫌になるが、
「自転車トレーニングついでに卵を買う」なら気分が良い。
歩いても良さそうだったな。
帰り道に「野菜の直売所」というところもあったので次回は立ち寄ってみたい。
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