・水掛菜Mizukakena みずかけな
アブラナ科、富士山のすそ野、静岡県御殿場市小山町、日光市野口で冬の間の裏作として、地表面を保温するために、湧水(水温12~13℃)を掛け流しながら栽培することが特徴で田んぼ、畑で古くより栽培している。
アブラナ科、富士山のすそ野、静岡県御殿場市小山町、日光市野口で冬の間の裏作として、地表面を保温するために、湧水(水温12~13℃)を掛け流しながら栽培することが特徴で田んぼ、畑で古くより栽培している。
水が凍らないように常に掛け流されていること、また湧水菜ともいい名前の由来という。また、薹菜(とうな)ともいい薹 とはふきやアブラナ等の花をつける植物の茎のことをいい、冬から早春に立ってきたとう (若芽の茎が成熟したもの)の部分を主に食べるので総称でとう菜とも言うわれている。
秋に種まきし厳寒期でも青々として葉肉が厚く初春にトウ立ちした部分で1~3月に黄色の花が開花する前の20~30cmに成長した柔らかいものを食用とする。
以前は冬場の青野菜として貴重な存在であったが最近は、地下水の減少、ハウス野菜の進出により減少傾向にあり保存栽培が始められつつある。お浸し、汁の実、菜飯、サラダ、炒め物、漬物に用いる。カルシュウムが100g中で水掛菜110mgで、ほうれん草49mgより多く含む。
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