・山茶花Sasanqua さざんか
ツバキ科、日本原産で学名も英名もサザンカSasanquaと綴る。日本西南部に分布する常緑の樹高3mほどの低木。
野生の花は白色が多いが栽培では、薄紅色を主とし、さまざまの変化にとんだ色合いがあり10~12月に初冬から咲きだす。
椿と似ているが、葉柄が有毛、花が散る時は花弁が一枚一枚落ちることで区別する。
果実は朔果(さくか:熟すと果皮が裂開する果実)で、翌年の9~10月に暗褐色の種子が数個入り熟す。秋に種子を採取し天日乾燥して砕き、搾る油を精製して、サザンカ油・エデイブルフラワー(食用花)にできる。薬として軟膏の原料にしている。
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