・蛮棗、吉寧棗Indian jujube いんどなつめ
クロウメモドキ科、セイロンの原産。熱帯・亜熱帯に樹高10mになる常緑の低木で40種近く分布するトロピカルフルーツ。
クロウメモドキ科、セイロンの原産。熱帯・亜熱帯に樹高10mになる常緑の低木で40種近く分布するトロピカルフルーツ。
一般的なナツメとは異なり、常緑樹で耐寒性がやや弱く、日本で主に栽培できる地域は関東以南としている。葉は表面が艶のある緑色で、裏面は淡褐色の柔毛があり繁茂すると枝は下垂する。葉や枝基部に、托葉が変形した2本の小さな刺がみられる。花は葉腋に着き、花弁は3角形5片で極めて小さく、花全体が星形をしている。
果実は成熟するにしたがい緑色から黄緑色に、さらに茶褐色になる。台湾で品種改良がおこなわれ一般的な旬は12~2月とするが 最近は9月~4月頃まで出回る。
インドナツメの果実はかなり大きく、形態は卵形あるいは円形で、長さが3~7cmで品種により異なる。生食用のナツメで味はりんご、食感は梨のようなで甘酸っぱく綺麗なツルツルした外皮で、この皮ごと食べることが出来る。
果肉は白く、サクサクした感じで中心にプラムの種よりやや小さめの堅い種がある。
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