2月12日(月) 晴れときどき曇り
衝撃的なニュースでした。マラソン世界記録保持者のケルビン・キプトゥムが24歳の若さで事故死とは…
一昨年、マラソンデビュー戦でいきなり2時間1分台の優勝、2戦目も同じく1分台で優勝、3戦目は0分台の世界新記録と、信じられないような超新星であり、4月のロッテルダムで人類史上初のマラソンサブ2の実現が期待されていました。
この強さを表す比喩を探したのですが、「マラソン界の藤井八冠」といえばわかりやすいのではないでしょうか。その天才ランナーが突然の死とは如何にも残念です。
さて、気を取り直して昨日の続き、東京マラソン30km練習会報告です。
***30km練習会報告(続き)***
昨日の報告に一部誤りがあったため最初に訂正しておきます。キロ4分のペーサーが川内家次男、キロ5分が川内家三男でした。
さて、ペーサー・林さんの正確なペースに引きずられて淡々と周回を重ねる我がグループ、おおよそ2×8の縦列となり、その最後尾に少し離れて私が一人走るという体制である。一人で走ると、コース取りなどを自由にできるため、私にはそれが合っていた。要するに非協調的で友達の少ない陰キャですな。
我らがグループは、ほぼ正確にキロ5分20秒ペースで進み、少なくとも中間点くらいまで脱落者はいなかった。ただ、速めのグループではポツポツと脱落があり、単独走も多くなってきた。
ペースの違うグループが1.25kmの周回コース上に多数存在するものだから、頻繁に追い抜きがある。追い抜く際にはグループのペーサーが声をかけるので、前グループが左に寄って右側を空ける暗黙のルールがあった。それはそれで問題ではなかったのだが、我がグループが約20km付近になったあたりで何と4グループが混在する場面が生じた。周回時間の最小公倍数的問題なのであろう(何言ってんだかわかりません)。
ちょうど我がグループが前のグループを追い抜いているときに後ろから来た速いグループに煽られてしまったわけで、私としても追い抜きのために右端を走っているので避けようがなく、煽られてペースアップしなければならなかった。
予定外のペースアップで、気がつくと我がペーサー・林さんの前にいた。私としても、まだ余力があるようだし、いずれロングスパートをかけようと思っていいたし、ちょっと早いけどこのペースのまま行ってしまうことにした。今さら、どうもどうもとペースダウンして最後尾につくのが恥ずかしかったし。
という事情があって、20km過ぎでペーサー無視のペースアップ開始。まるで先日の前田穂南のようだ(レベルが違うじゃろ!)。
ペースアップした以上はそのままズンズン行くのが鉄則なので、100mほど前を行くキロ5分グループを目標にした。
はっきり言うと、単独走は実に気持ちがいい。これは、練習のほとんどが単独周回走なので慣れ親しんでいるからだと思う。まあ、ということは別に練習会に参加しなくていいじゃんということでもあるのだが。
とにかくキロ5分を少し上回るペースで前を追った。そしてあと2周となったところでキロ5分グループについに追いついてしまった。追いついたといっても周回遅れではあるのだが。
身体は相当きつくなってきて、空腹感を感じるようになったが、給食はないのでスポドリだけを摂りながら耐えた。そして最終24周目、だらけないように気合を入れて走り切りフィニッシュ。
すぐに記録証がもらえて、それを見ると2時間35分26秒とあった。平均してキロ5分11秒は上出来であり、特に後半10kmはキロ5分を切っているので大満足であった。
最初からペーサー無視で走ったらどうなったかは興味のあるところだが、ペーサーが正確にキロ5分20秒で引いてくれたおかげで後半の10kmペースアップにつながったと解釈するのが妥当と思う。その点、ペーサーの林さんには感謝したい(Brooks派でもあることだし)。
今回の結果から、気象条件さえよければフル3時間45分というのがはっきり見えたと思う。また、後半ペースアップした感触では、フルでも最初からキロ5分15秒程度で押せるのではないかとも思った。
東京マラソンまであと3週間を切った。うまくピークを合わせて3時間40分切りを狙えればと思う。
末尾ながら、適切な練習会を主催していただいた関係者の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。
***完***
駄文ながら何とか書き終えました。ここんとこ、少し私生活が忙しくなってしまいました。今日も昼前から出かける用事があり、その前に10km走っただけでした。
ラン資金 -21040円
月間走行距離 130km
年間走行距離 457km
衝撃的なニュースでした。マラソン世界記録保持者のケルビン・キプトゥムが24歳の若さで事故死とは…
一昨年、マラソンデビュー戦でいきなり2時間1分台の優勝、2戦目も同じく1分台で優勝、3戦目は0分台の世界新記録と、信じられないような超新星であり、4月のロッテルダムで人類史上初のマラソンサブ2の実現が期待されていました。
この強さを表す比喩を探したのですが、「マラソン界の藤井八冠」といえばわかりやすいのではないでしょうか。その天才ランナーが突然の死とは如何にも残念です。
さて、気を取り直して昨日の続き、東京マラソン30km練習会報告です。
***30km練習会報告(続き)***
昨日の報告に一部誤りがあったため最初に訂正しておきます。キロ4分のペーサーが川内家次男、キロ5分が川内家三男でした。
さて、ペーサー・林さんの正確なペースに引きずられて淡々と周回を重ねる我がグループ、おおよそ2×8の縦列となり、その最後尾に少し離れて私が一人走るという体制である。一人で走ると、コース取りなどを自由にできるため、私にはそれが合っていた。要するに非協調的で友達の少ない陰キャですな。
我らがグループは、ほぼ正確にキロ5分20秒ペースで進み、少なくとも中間点くらいまで脱落者はいなかった。ただ、速めのグループではポツポツと脱落があり、単独走も多くなってきた。
ペースの違うグループが1.25kmの周回コース上に多数存在するものだから、頻繁に追い抜きがある。追い抜く際にはグループのペーサーが声をかけるので、前グループが左に寄って右側を空ける暗黙のルールがあった。それはそれで問題ではなかったのだが、我がグループが約20km付近になったあたりで何と4グループが混在する場面が生じた。周回時間の最小公倍数的問題なのであろう(何言ってんだかわかりません)。
ちょうど我がグループが前のグループを追い抜いているときに後ろから来た速いグループに煽られてしまったわけで、私としても追い抜きのために右端を走っているので避けようがなく、煽られてペースアップしなければならなかった。
予定外のペースアップで、気がつくと我がペーサー・林さんの前にいた。私としても、まだ余力があるようだし、いずれロングスパートをかけようと思っていいたし、ちょっと早いけどこのペースのまま行ってしまうことにした。今さら、どうもどうもとペースダウンして最後尾につくのが恥ずかしかったし。
という事情があって、20km過ぎでペーサー無視のペースアップ開始。まるで先日の前田穂南のようだ(レベルが違うじゃろ!)。
ペースアップした以上はそのままズンズン行くのが鉄則なので、100mほど前を行くキロ5分グループを目標にした。
はっきり言うと、単独走は実に気持ちがいい。これは、練習のほとんどが単独周回走なので慣れ親しんでいるからだと思う。まあ、ということは別に練習会に参加しなくていいじゃんということでもあるのだが。
とにかくキロ5分を少し上回るペースで前を追った。そしてあと2周となったところでキロ5分グループについに追いついてしまった。追いついたといっても周回遅れではあるのだが。
身体は相当きつくなってきて、空腹感を感じるようになったが、給食はないのでスポドリだけを摂りながら耐えた。そして最終24周目、だらけないように気合を入れて走り切りフィニッシュ。
すぐに記録証がもらえて、それを見ると2時間35分26秒とあった。平均してキロ5分11秒は上出来であり、特に後半10kmはキロ5分を切っているので大満足であった。
最初からペーサー無視で走ったらどうなったかは興味のあるところだが、ペーサーが正確にキロ5分20秒で引いてくれたおかげで後半の10kmペースアップにつながったと解釈するのが妥当と思う。その点、ペーサーの林さんには感謝したい(Brooks派でもあることだし)。
今回の結果から、気象条件さえよければフル3時間45分というのがはっきり見えたと思う。また、後半ペースアップした感触では、フルでも最初からキロ5分15秒程度で押せるのではないかとも思った。
東京マラソンまであと3週間を切った。うまくピークを合わせて3時間40分切りを狙えればと思う。
末尾ながら、適切な練習会を主催していただいた関係者の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。
***完***
駄文ながら何とか書き終えました。ここんとこ、少し私生活が忙しくなってしまいました。今日も昼前から出かける用事があり、その前に10km走っただけでした。
ラン資金 -21040円
月間走行距離 130km
年間走行距離 457km