12月9日(月) 曇りときどき雪
札幌生活八日目。札幌単身生活では新聞が読めないため情報はニュース番組から得ています。ここ数日の話題は、韓国の混乱、シリアの政権転覆といったところですが、一番の注目は中山美穂さんの訃報でしょう。
世代が違い過ぎるので特にファンだったことはなくヒット曲すら知りません。ただ、気になったのは死因です。発表では「不慮の事故」と曖昧ですが、ヒートショックの可能性ありとの指摘が引っ掛かりました。
50を過ぎると、糖尿だのガンだの肝臓だのすい臓だのと内科的なものが気になり始めますが、実は、生活に影響するような障がいの原因としては「事故」が意外に多いようなのです。
事故というと交通事故を思い浮かべますが、ヒートショックなどに起因する心臓発作系や転倒、落下などの事故もかなりの比率を占めると思われます。というのも身近で結構見聞きしているからです
5年ほど前に近所の家に救急車が来ましたが、あとで聞くとおばあさんが風呂場で倒れたとのことでした。また、数年前に従兄が亡くなったのも入浴中の心臓発作でした。
また、私の父も80代に庭仕事の最中に脚立から落ちたことがあり、母も台所の高い戸棚から何かを取り出そうとして踏み台から落ちました。いずれも大事には至らなかったのですが、その後の生活に消極性が目立つようになってしまいました。
わが身を振り返ると、平衡感覚が衰えたためか高いところが苦手になりました。普段でも立ち上がる時にふらついたりすることが増え、家人からは「プロランナーがふらついてどーすんのよ」と皮肉を言われます。そういう時は、平衡感覚は走力に無関係なんじゃよと返します(実は関係あると思っていますが)。
薄暗い状況下では歩道の段差などにつまずくケースも増えました。二度ほどジョギング中に大転倒したこともあります。これは平衡感覚というより眼の衰えの問題だと思いますが。
こういった平衡感覚や眼の衰えは徐々に進行するため、なかなか認識できないのが厄介です。そして、ある日、かなり進んでいたことに愕然とするのです。若い人はお気をつけあれ。
ヒートショックも他人事ではないですな。今いる札幌の実家ではリビングだけを灯油ストーブで温めているため、風呂場は外気温に近いのです。幸か不幸か現在バスタブが使えないため気温0℃からいきなり熱い湯に飛び込むことはないのですが、いきなり熱いシャワーを浴びるのもよくないかもしれません。毎日蔵ノ湯に行くのもお金がかかるし…
まあ、いずれにしても思わず「年はとりたくないのぉ」と言葉が出てしまいますな。
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午前中の雑用処理(ほとんど廃品処理だ)で疲れました。廃棄する段ボールや蛍光管をアークスに引き取ってもらうためにノコノコと出かけ、その帰りに思わずはま寿司に突入して一人回転寿司をやってきました。当然ながら安い皿しか頼まず、海苔巻き系中心に腹を満たしてそれなりに満足(北海道は回転寿司でさえかなりの美味しさです)。
シニア割もあって満腹ながら750円ほどで済みました。たまにはウニでも食いたいが… なお、今日もランオフ。
ラン資金 -112862円
月間走行距離 30km
年間走行距離 3546km