新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

はが路ふれあいマラソン完走記-そのゼロ

2024-12-16 22:13:41 | マラソン大会
12月16日(月) 晴れ

はが路ふれあいマラソンの完走記-そのゼロです。いつもの通り、前日の出発時点からスタートまでとなっています。

***完走記-そのゼロ***

まずはマラソン前日から。昼過ぎに自宅を出発したが、途中でスマホを忘れたことに気づき、一度戻ったために予定の江ノ電に乗れず。その結果、鎌倉駅で乗るはずだった湘南新宿ラインを逃してしまい別の策を「じょるだん」で探した。こういう時に乗り換えアプリは役に立つ。

その結果、戸塚で上野東京ラインに乗れば小山まで直通で行けることがわかり、その案を即採用した。戸塚でうまく座れたので、それから延々と小山まで乗りっぱなし。暇なのでスマホで将棋をやったりしていたが途中ではうとうとすることもあった。

1週間後には冬至である。小山に着いた頃には既に薄暗くなっていた。小山から水戸線に乗り換えるのだが、待ち時間が30分以上あった。なお、今回は水戸線で下館まで行き、そこから真岡鉄道に乗り換える予定である。マラソン当日のシャトルバスは宇都宮と真岡の両方から出るのだが、所用時間が宇都宮からの40分に対して真岡だと10分なので真岡ルートを選択したのだ。ただ、真岡近辺の安い宿が満杯だったため、真岡駅手前にある久下田駅近くの旅館にしたのだ。

小山で途中下車のできない切符のため構内で待つことにしたが、吉野家があるのを発見、ついつい豚丼目当てに入ってしまった。駅構内にある、椅子が4つしかないミニ吉野家であった。

私は牛丼派ではなく豚丼派なのだ。子供の頃、北海道では肉といえば豚肉であり牛肉を食べる機会は少なかった。北海道で飼われているほとんどが乳牛(ホルスタイン種)であり、牛は搾乳のためのものという認識が強かったためと思う。それとも我が家がケチで高い牛肉を避けていたためだろうか。

とにかく、構内の吉野家で安い豚丼に紅ショウガをたっぷりかけて食し満足した。まだ17時にもなっていないのだが。

水戸線に乗車。意外にも(といっては失礼だが)結構な混み具合である。高校生が多く、スマホをいじっているか勉強しているかのどちらかである。日本の将来のためにがんばってほしいとジジィは切に願うのであった。

20分ほどで下館に到着。下車してから真岡鉄道の乗場を確認したが、JRのホームを借用しているようで駅の端の方にひっそりとあった。発車までまだ時間があるため一旦駅を降りて切符の買い方などを確認。JRの券売機で「真岡鉄道」のボタンを押すと買えるようになっていた。Suica等は使えない。

待ち時間を利用して飲食店探しを開始。ぶらぶら歩けば町中華くらいはあるだろうと思ったのだが全然見つからなかった。それでも少し北の方に歩くとラーメン屋らしき幟を発見したのでそこへ突入。

できれば北海道系ラーメンを期待したのだが、だるまという博多系の店だった。まあ、たまにはこてこての豚骨スープもよかろうと入店して定番のだるまラーメンを注文。本来はレース前にはラーメンライスなのだがさっき豚丼を食べたためラーメンのみ。

5分ほどして運ばれたラーメンはなるほど真っ白な豚骨スープの純粋博多系(長浜系というべきか)、麺はストレートの細麺であった。北海道系の、魚介系スープ+中太の縮れ麺を好む私としては、異種格闘技戦の様相だったがそれなりに美味しくいただいた(写真は食べかけです…)。


満腹となり、隣にあったセブンで明日の朝食用におにぎりなどを買ってから下館駅に戻って真岡鉄道の下館―久下田間の切符を340円で購入した。

初の真岡鉄道乗車にやや興奮する。意外に(失礼)乗車人数も多いので、廃線危機はなさそう、少し安心した。

もうすでに辺りは真っ暗なため車窓風景が全く見えず残念だったが、すぐに久下田駅に到着した。ワンマン車のため車内で切符を渡して完全に無人の久下田駅で下車。

暗くて街灯も少ないため戸惑ったが地図を頼りに駅から徒歩5分の今日の宿、橋本旅館に到着。女将さん(?)に案内してもらって部屋に入った。ここは1泊5500円と安いのだが、古くからある旅館らしく、トイレ、風呂は共同なのである。ただ、洋室に改造された部屋は、エアコンや空気清浄機も完備され、羽毛布団のベッドは非常に快適だった。風呂は時間を区切って貸し切りになるのでさっそくひと風呂浴びたが、少しぬるかった。

もうすることがないので部屋に戻って、ゼッケン、チップを付けるなど明日の準備をしていた。一つ問題が見つかった。明日は久下田駅から真岡駅まで乗るので340円かかる。ところが一万円札と小銭が少々しか持っていないのである。地方ローカル私鉄あるあるだが、ICカード使用不可、両替は千円札のみなので乗る前に最低340円の小銭を用意する必要があるのだ。

悲しいことに地図を検索しても近辺にコンビニもなく万札を崩す術が見当たらない。仕方なく明朝に近所を徘徊して崩す手段を探すことにした。

さて、マラソン当日は5時40分に起床、一応「スタート4時間前起床」の原則に則ったのだ。起きてからお茶を飲みながらおにぎり、パン、バナナなどを食べた。時刻確認のために点けたテレビには桂文珍が出ていた。文珍の話のマクラで「最近、兵庫県から来たと言うだけで笑いがとれるんですよ」というやつが好きである。某知事やら某党首のおかげであろう。

すっかりマラソンウェアに着替え、07:46久下田発に乗ることにして、7時過ぎにチェックアウト。余裕時間に万札崩し手段を探すためである。ところが、当然ながら空いている店もなくコンビニも見当たらない。犬のお散歩をしていた男性がいたので、コンビニはないかと聞くと、セブンがあるけど遠いとのこと。念のため教えられた方向に行ってみたが、何も見えなかった。よほど遠いのだろう。

コインランドリーがあったので両替機があるかもと思ったが全くなかった。時間がなくなってきたため駅に行った。駅に両替機があるかもと期待したが外れだった。こんなことなら旅館で崩してもらえばよかったと思ったが後の祭り、仕方なく、来た列車に乗車するしかなかった。

ところが乗った列車が定刻過ぎても発車しない。真岡鉄道は基本的に単線なので、前から来る上り列車を待って発車するのだが、それが来ないようなのだ。遅れが大きいと会場への到着が遅くなるので気が気ではなく、運転席まで行って聞いてみたところ、間もなく来るので発車できるとのことだった。

ついでに、大きなお札しかないのだがどうしたらいいかと聞くと、運転席後ろの金庫(?)から千円札9枚と小銭を出して両替してくれたのはありがたかった。聞いてみるもんですな。

遅れること19分で発車し、ものの10分ほどで真岡駅に到着した。駅の西口に出るとシャトルバスが待っていてそれに乗車、大型バスなのに5人ほどしか乗らないまま発車したが、真岡ルートを利用する人が少なければシャトルバスは廃止されるかもしれない。乗車して10分ちょっとで会場の井頭公園に到着した。

着いた時点では8時半を回ってすでに開会式が始まっていた。地元出身の赤羽由紀子さんが挨拶をしていたが、フルは走らないとのこと(当たり前か)でちょっと残念。この人なら現役復帰してもそこそこやれるのではと思っているのだが。

案内に従って着替え及び荷物預けのあるプールの方へ向かった。このプールは、栃木県では結構有名な「1万人プール」であった。そうか、ここにあるのねと納得。

プールの更衣室には大量のコインロッカーがあってそこに荷物を預ける仕組みなので、そのための100円玉を入口で配っていた。ところが私の着いたときにはコインロッカーに空きがなく、仕方なく隅っこの方で準備して荷物をそのまま床に放置した。おかげでもらった100円は使わずに済んだ。

この時点でスタートまであと40分くらいだった。スタート前のルーティンで、バナナ、ゼリーを摂取。そしてトイレに並んで小問題を解決した。

天候は晴れ、気温は低めだ。スタート前のアナウンスで、現在の気温は2℃と言っていたが、2℃は大げさで5℃位だったと思う。低気温だが日差しがあるためそれほど寒くはない。風は弱めだ。

今日のウェアだが、長そでTシャツ、ひざ上タイツ、ふくらはぎと太腿にサポーター、ランキャップ、そしてシューズはもちろんハイペリオンテンポである。基本的に3週間前の大田原と同じなのだが、Tシャツの下に網シャツを着たのが今回の工夫である。スタート前の寒さ対策だが、肌触りがいいこともあって走行中も快適であった。

また、財布が心配だったため小さなウェストポーチに入れて装着した。これも大田原同様だが、ジェルは全く持たなかった。

スタート20分ほど前にスタートの列に入った。ブロック分けはないのだが目標タイム30分ごとにプラカードがあって、私は正直に3時間半~4時間のところに並んだ。参加人数が少なめなのでスタート地点もぎすぎすしたムードはない。横入りも少なくて大変よろしい。

周りのシューズを観察すると、アシックスが多く次はナイキである。しかしながら他メーカーもチラホラあって、私の数えた範囲(母数50人ほど)では、アディダス3人、プーマ3人、ブルックスは私を含め4人、NBが2人、ランバード2人、ヨネックス1人といったところ。OnとかHokaがいなかったのが不思議である。

さて、スタート時刻が迫って列が圧縮された。人数が少ないためかなり前の方に来てしまい緊張した。カウントダウン後にピストルが鳴ってスタート。時計を押して、スタートラインを跨ぐときに確認するとロスタイム12秒(正式には14秒)だった。人数の少ない大会はロスタイムが少なくていいですのぉ。

***つづく***

脚の筋肉痛がやや残っています。大田原よりもがんばった証左ではないかと自分では思っていますが。

月間走行距離が少なめなので、明日からまたランニング練習を再開したいと思いますが、明後日に健康診断を受けるためあまり無理はしない方がいいかもしれません。

ラン資金    -112790円(あとで精算予定)
月間走行距離         96km
年間走行距離       3612km
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