12月18日(水) 晴れときどき曇り
はが路ふれあいマラソンの完走記-その2です。20km以降フィニッシュまで。
***完走記-その2***
21km 1h50m18s 5m05s
(中間点 1h50m52s)
22km 1h56m12s 5m54s
23km 2h01m28s 5m16s
24km -
25km 2h11m23s 9m55s 26m10s
中間点通過時にタイムを確認すると1時間50分台、単純に倍すれば3時間41分台となるネガティブスプリットが必要となるが、後半は全体に下り基調なのでまだまだ40分切りは可能と思っていた。ただし「ラスボス」といわれる40km以降のアップダウンがどれほどのものかわからないのは不安材料として残った。
中間点付近には道の駅もてぎがあってその辺りをぐるっと周る。ここはコースの中でも人の多い声援ポイントであった。この付近のエイドだったか記憶が飛んでしまったのだが、イチゴの提供があった。紙コップにいくつかのイチゴが入っているのである。ありがたくそれをいただき一粒ずつかじった。やや熟しきれていなかったが瑞々しくて美味しい。
数々のマラソン大会を経験した中で、エイドの給食として三番目に好きなのがイチゴである。美味しいし水分補給にもなるし、何より走っていても食べやすい。なお、二番目に好きなのは洋ナシ(ラ・フランス)、一番はシャインマスカットであるが、いずれも滅多にお目にかかれない。
なお、今回の給食エイド全般について語れば、主に終盤で結構豊富な食材が出ていたようで、イチゴ、バナナはもとより、水餃子、豚汁、ゼリーなどなどがあったようだ。私はタイム狙いの参戦だったため、6月の函館マラソンの失敗(塩ラーメンに目が眩んでタイムロスしてしまった)に懲りてイチゴ以外はスルーしてしまった。その点は少々残念である。
さて、中間点直後にも結構な上り坂があってヒーコラいいながらも何とかクリア。比較的短い坂でよかった。そしてそのあとはわずかながらもダラダラ下り坂に入る。少し向い風は感じるものの、大田原の逆風で免疫がついているのでほとんど苦にならない。
この5kmも26分台前半で走ることができ3時間40分切りに望みをつないだ。
26km 2h16m32s 5m09s
27km 2h21m37s 5m05s
28km -
29km 2h31m52s 10m15s
30km 2h36m34s 4m42s 25m11s
26km以降は目立つような坂もなくて農道をひた走ることになる。声援は少ないが途切れることはなく、こちらも手を振りつつ元気をもらう。
周りは減速する人、歩く人が出てきてかなりの抜き勝手になる。まあ、いつものパターンだ。こちらもかなりの疲労感があるのだが、ここまできてペースダウンするのはもったいないし、脚は動いているのでとにかくペース維持を心掛けた。
1km毎に時計を見るが、もはや簡単な計算もできなくなっており、見ないのと同じである。大田原の時と同様、残りの距離が少なくなってきたら改めて計算するつもりだった。
20km以降、28kmくらいまでは真岡鉄道と並走する区間なので、運がよければ列車が見られるとのことだった。一度だけ列車の音が聞こえたので探したのだが樹々に阻まれたのか見ることができなかった。なお、(と、ここで書くのも変だが)真岡鉄道ではなく真岡鐵道が正式名称である。
30kmが近づいてきた。そのときのタイムで残りをどう走るかを決める予定なので少し緊張。30kmを2時間36分ならば3時間40分切りが見えてくるのだ。
そして通過。2時間36分30秒前後と何とも微妙なタイム、ムムム…。ここでは40分切りは五分五分くらいと思った。35km過ぎでどれだけ脚が残っているかにかかっている。
31km 2h41m45s 5m11s
32km 2h46m47s 5m07s
33km 2h51m51s 5m04s
34km -
35km 3h01m55s 10m04s 25m21s
目標の40分切りのためにはそれなりにがんばらないといけないと思い、辛いながらもわずかにペースアップした。1km毎の距離表示を意識するようになってきたが、そういう時に限ってなかなか現れないのでヤキモキしてしまう。それでも今こうしてタイムを並べてみるといい感じでペースアップできている。私はやはりネガティブスプリット体質なのであろうか。と書くとネガティブ思考の陰キャと勘違いされそうだな。
この辺りのエイドだったと思うが、またまたイチゴが出現したので紙コップを取った。さっきは小さいのが4個だったのだが今回はドでかいのが1個だった。そのドでかいイチゴを走りながらときどきかじるとこれがまた美味しくてジューシー、幸せいっぱいの味なのである。水分補給不要とさえ思った。いいねえ栃木のイチゴは。トチアイカ、トチオトメのどちらであろうか。
36km 3h07m02s 5m07s
37km -
38km 3h17m31s 10m29s
39km 3h22m49s 5m18s
40km 3h28m16s 5m27s 26m21s
35kmを通過、タイムは3時間2分くらいであった。あと7kmをキロ6分ならば3時間44分、キロ5分ならば37分と計算し、多分キロ5分半で行けそうだから40分台か、いやいや7kmではなく7.2kmだからもう1分かかるかも、などと脳みそフル回転で計算する。
40分を切れなくても大田原を上回ればいいかなどと消極的な考えも頭をかすめるが、まだ脚は回るので行けるところまでこのペースを続けるのが自称プロランナーの矜持てなもんである。なんかいいこと言っちゃった。
そんな矢先に試練が… 36km過ぎを左折したら強い向かい風が突然襲い掛かってきたのだ。そんな話聞いてねーよと毒づいても向かい風が弱まることはない。どうも午前に比べて午後は風が強まったようだ。
それでも大田原よりはマシと考えて農道の直線路を進んだ。周りはもう減速気味のランナーばかりでズンズン抜くことができた。向かい風で下を向いていたためか37km表示を見落としてしまった。あと約5kmの地点で残り時間を知りたかったのだが。
38km地点では3時間17分台、あと約4.2kmを22分、そして39kmでは3時間23分弱、あと3.2kmを17分とは、ラスボスの坂があることを考えるとそれなりに厳しい状況だ。この数kmの向かい風でタイムロスしてしまったのが悔やまれるが、ようやく右折して向い風区間から脱した。
いよいよ最後の難関、40km手前から始まるラスボスの坂だ。
41km 3h34m43s 6m27s
42km 3h38m56s 4m13s
Finish 3h39m49s (11m33s)
坂は3段になっていて最初は難なくクリアできた。40kmを通過したので時計を見ると3時間28分台。現在の走力では最後の2.195kmは約11分半かかるため、本当にぎりぎりの勝負になった。残りの坂をどうクリアするかがポイントだ。
2段目の坂が厳しかったが距離が短かったので何とか耐え、その勢いで3段目もクリアできた。幸い、それほどのタイムロスにはならなかった感触だ。エガッター! 残る道はフラットなのである。井頭公園のこんもりとした樹々が見えてきたのであともう少し。
ここで戸惑うような出来事発生。「41km」と「あと1km」の表示が同位置に出てきたのだ。どちらかが間違いなのは確実だが、はてどちらでしょう。時計を見ると3時間34分40秒くらい、「あと1km」が正しければ何とかねじ込めそうだが「41km」ならばほぼアウトである。
結果からすると、上のラップタイムで40~41kmが6分台になっていることから、「あと1km」が正しかった。多分、41km表示のプラカードを持った中学生(?)は「あと1km」表示担当の友達と一緒にいたかったのであろう。寒くてヒマだから仕方ないよね(以上、推測です)。
40分切りに暗雲立ち込めたと感じスパートを試みるが、脚も心肺も苦しくてなかなか上げられない。それにフィニッシュ手前でコースが右折、左折を繰り返すため残りの距離がよくわからずエンジン全開する踏ん切りがつかない。フィニッシュ手前で燃え尽きたら恥ずかしいので。
何度か道を曲がってようやくフィニッシュゲートが見えホッとした。最後の直線に入ると、フィニッシュ地点の時計が3時間39分30秒台を指しており、ジェジェ(古!)、ヤバいかもとさらに加速して何とか40分になる前にねじ込めた。
グロスタイム3時間39分49秒、ネットだと35秒であった。
***番外編へつづく***
健康診断のために朝食抜きで鎌倉駅付近の某医院まで出かけました。採血などをして、結果が出るのは来年です。何もなければいいが…
帰りは東急ストアでシウマイ弁当を買って徒歩で帰宅しました。シウマイ弁当は定番の美味しさですな。
午後、走るつもりではいたのですが、どうにも疲労感が抜けずゴロゴロと過ごしてしまい、走行距離を稼げず。いけませんな。
ラン資金 -112570円(はが路の分はあとで精算予定)
月間走行距離 113km
年間走行距離 3629km
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます