7月22日、松竹座での「坂田藤十郎襲名披露」昼の部を観てきました!
一、信州川中島 輝虎配膳
二、連獅子
三、口上
四、夏祭浪花鏡
でした。
出ている方々も豪華で、すごく見ごたえがありました!!
一、信州川中島
は、しばらくボーっと観てた感じですが、最後に、口の不自由な女房(片岡秀太郎さん)が、人の命を助けるために、琴を弾きながら、歌うという場面が、すごく良かった。
いわゆる、{どもり}で、うまく話せない。
自分が守らなくてはいけない人を守るために、命乞いをする。
しかし、うまく話せないから、琴を弾きながら謡う!!!
うまく話せないのに、うまく謡えるのは、不思議だけど、
なんだか、それが、
「あ~、今までボーっと観てたのは、そのためにあったのか!」
と、分かった。
でも、はじめが眠かったら、ズーっと寝ちゃう人もいるかもね!
二、連獅子
は坂田藤十郎さんの息子さん(中村翫雀さん)とお孫さん(壱太郎さん)が獅子の親子で、踊っていた!
なかなかの迫力だった。
壱太郎さんは、お母様の吾妻徳彌さんに、踊り方がそっくりだった!!
連獅子ははじめは普通の着物と袴で、踊っていますが、後半はふさふさの毛をつけて、踊ります。その扮装を変える間に、間狂言と、言うのがあって、それが、今回のは、珍しい演出で上演されたらしい。
ものすごい三枚目の修験者(片岡愛之助さん)が出てきたのだけれど、前日にすごく二枚目を見ていたので、そのギャップにやられて、笑いながら観てしまいました!
三、口上
は、幹部の役者さんが口上を述べていきます。
みなさん、シャレた事を言っていくので、面白い!
四、夏祭浪花鏡
の坂田藤十郎さんはとても、70歳を過ぎてる方とは思えない身軽さ!!
すごい!!元気!!
とーっても、良い観劇でした!!
あと、土曜日だったからかすごいお客様で、しかもロビーには、坂田藤十郎夫人の扇千景さんがいて、動物園のパンダ状態になって、写真をバチバチ撮られていた!!
役者さんの奥さんってすごいね!!