2017/4/7
・少林拳の使い手たちがサッカーチームを作って、因縁のチームと戦う話。
・恵まれない環境→メンバー集め→序盤の快進撃→宿敵に苦戦→大勝利という鉄板展開。
・落ちぶれた仲間達との再会→一度は拒絶→再集結までのテンポが異常に良い。
・よっぽどサングラスが好きなんだな。
・基本的に「一芸に秀でた落ちこぼれ集団」というのはファンタジー。わかっていても、楽しい。
・バナナで転ぶという信じがたい古典的ギャグにあえて踏み込んで、おもしろくしてしまうのも技術。
・一瞬、重要な登場人物に見えてしまうくらい存在感ある人が何の捻りもなく転び、出番はそれっきりというのがおもしろい。
・最初の試合で、その世界観の方向性をしっかり決めている。スパナにハンマーって。
・日本人は『キャプテン翼』で鍛えられているから、新鮮さというよりも、「あのキャプ翼みたいなことが実写で見られるなんて!」という喜びのほうが強い。
・むしろ、『リベロの武田』のほうが近いかも。
・というかチャウ・シンチー監督には『リベロの武田』の実写版を撮ってほしい。
・白鳥君とか竜巻蹴足とか見たい。
・みんなが憧れる香港人像にあふれている。
・当たり前のようにキーパーがブルース・リーの格好をしている。
・主人公シンの好青年ぶりと唐変木ぶり。
・それでも、主人公がどうこうしてあげるんじゃなくて、彼女が自分自身でやるべきことを選択しているところ。
・吹き出物の扱いをどうするのかなあと思ったら、なんとなく治っていた。
・一芸集団がその一芸で各個撃破されていく様子に容赦がない。凄惨で壮絶。
・強い理由がアメリカの薬って、そこは雑なんだな。
・終盤、なかなか見たい展開にならず、やきもきする。
・それでも、じらされた挙句、ちゃんと期待どおりの展開にしてくれるところが信頼できる。
・時間が気にならず、最後まで楽しめた。
・もうみんな知ってると思うけど、傑作だった。
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