我が国の100%エネルギー自給計画

我が国のエネルギー源を自然エネルギーで100%まかない、純国産エネルギー100%の国づくりを国家100年の計として目指す

国会を民衆が取り囲む7月29日は人類史上、歴史的な日ーエネルギー政策の「アラブの春」

2012-07-27 02:52:14 | 日記
 7月29日(日)に原発ゼロ政策を訴えるために、市民が国会を取り囲む。1960年安保闘争以来の市民運動だ。当時と違うのは、国家と物理的な戦いはなく、共産党も社民党も小沢新党も民主党も自民党も公明党も、みんなの党も、あらゆる政治的な思想を超えて、平和的に国のエネルギー政策を訴えている点だ。社会主義の思想の微妙な違いで内ゲバをしていた昔と違う。
 死人はおろか、ケガ人ゼロのデモで「次期衆議院選ボロ負け」を恐れる民主党に声を伝える民主的な運動だ。前々回の金曜日のデモには鳩山由紀夫元首相も顔を出したというから、民主党の政治家も「2030年原発比率15%」では次期衆議院選で「ただの人」に陥落してしまう「風」を感じているようだ。原子力の放射能は人間が制御するのは到底難しいという素朴な皮膚感覚に従った行動だけに、いまや無党派層の行動次第で当落が決まる政治家にとって、票に直結するもっとも怖いデモといえるだろう。
 これまでの金曜日のデモですでに10万人集まったというから、20万人は集まるのは確実だろう。当ブログの筆者も7月29日はデモに初めて参加する予定だ。妻や子供も一緒に行くかもしれない。人類の歴史的な瞬間をこの目で見たいからだ。ライブのコンサートに行く乗りのミーハーも含めて、初めて参加する人は多いだろうから、もしかすると30万人~40万人集まってしまうかもしれない。
 党内から「2030年原発15%では衆議院選を戦えない」という大合唱が起こり、野田首相があわてるのには十分な数だ。しかし、20万人という人数だけでも東京ドームの収容人数の4倍。一か所に集まるのは、万一、押し合いへしあいをするとドミノ倒しの危険も伴うので、参加する方はくれぐれも余裕をもって事故のないように行動してほしい。
 また、国側も平和的な集会なのだから、これまでの金曜日のように人を車道に出さないようにするのではなく、18時~20時は車道を通行止めの歩行者天国にして、集まった人を収容するスペースを確保し、ドミノ倒しのような事故を起こさないように配慮すべきだ。
警察側がデモを矮小化しようとデモ参加者を無理に閉じ込めようとして事故につながった場合、国民の怒りに火がつき、警察トップの首が飛ぶのは当然として、野田首相も9月の民主党の再任どころの騒ぎでなくなるのは自明の理だ。
 その代り、デモ参加者も終了予定の20時を過ぎたら、座り込みなどせずに、主催者のボランティアの誘導に従って、事故のないようにゆっくりと、三々五々帰る節度も必要になるだろう。
詳しくは主催者の「★7.29脱原発国会大包囲」