我が国の100%エネルギー自給計画

我が国のエネルギー源を自然エネルギーで100%まかない、純国産エネルギー100%の国づくりを国家100年の計として目指す

安倍首相の無責任

2013-11-07 00:34:44 | 日記
 安倍首相は「小泉さんの政治的な勘もあるのだろうが、(火力発電燃料費の増加が)1年間で4兆円近い。今の段階でゼロを約束するのは無責任だ」(毎日新聞)と語ったという。これに対し、小泉元首相は「核燃料の廃棄物の処理場も確保できていない現在、原発を再稼働するほうが無責任」とやり返した。
 安倍首相がもし息子や娘、孫がいて、いますぐに福島第一原発の隣に住ませてもいいという覚悟があるならいい。そんな覚悟はないだろう。にもかかわらず、国民の安全を守る首相が過去の政策の惰性にまかせていいのか。安倍首相の安恵夫人のほうが、想像力が豊かだ。
 「燃料4兆円の流出」のおかげで、貿易赤字→円安→株高→物価上昇に変わり始めている。円安で輸出企業は潤い、株高で時価総額は200兆円増え、物価が本格上昇すれば、国の借金も相対的に軽減する。貿易赤字になるということは、国内の総需要が総供給を上回るということだから、需給関係で脱デフレが進む。脱デフレが進めば、年間に「燃料4兆円の流出」をあまりある国富の増加がある。その間に十分に自然エネルギーにシフトできる。
 「燃料4兆円の流出」を言うのは現状を維持したい9電力の首脳と電事連だけだ。今こそ通産省は金融庁が経営不振の銀行に統合を促したように、赤字経営で苦しい電力を統合、再編させて、少なくとも日本中でどこで発電した電気であっても供給できる(北海道のメガソーラーで発電した電気を東京に持ってこられるように整備する)チャンスだ。

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