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東武鬼怒川線207号機機関士側の次は、只見線325号機機関助士側ときたね。
207号機は極力くべないで最低限ぎりぎりの蒸気量での理想の運転なのに対して、
325号機は見せるための運転を理解してる煙。
207号機が回送客車100t+DE10の65tで計165tを上り18‰直線なら、
325号機は回送客車100tを上り25‰のR300曲線と、抵抗はほぼ互角。
どっちも素晴らしい走りを提供してくれてるけど、
それをこうしてくっきりとした対比ができるほど切り取ってくるとは、
こがねっちもさすがにやるもんだ
325号機、ここは本命の長玉を振り終わって、
一呼吸つけた後の行きがけの駄賃の短玉。
緊張が解けてて、優しい(easyじゃなくてfriendlyね)絵になってるよね。
そりゃそうだ、207号機は望外の煙でやってきたから、
凄いチャンスを逃せない緊張感があって、厳しさが伝わるのに対して、
325号機は1か所目の上り25‰での煙を見て十分に予想できた良煙だから、
こがねっちが笑ってシャッター切ってる風が想像できるほどだね
同じC11なのに、
何から何まで違っててお見事よん
一つ前の記事でも書いたけど、
こうして山を隔てて走るC11のどっちを撮るかの選択。
今は東武鬼怒川線と繋がるかつての会津滝ノ原線と
今も只見線として残る会津只見線との選択以来なんだよね。
なんかジーンときたよ。
あ、そんな時に会津若松運転区で254号機が入る運用を聞いちゃうと、
もう選択は悩むことなく簡単になっちゃうんだけどね。
山を越えてく途中、254号機はこがねっちも何度も見たおなじみのカマだよね
そうなの、折角山を挟んで東武鬼怒川線と只見線とで
同じ型式の蒸気機関車が走ってるんだもん
折角だから対比出来たら面白いかなーと、
只見線の方は向きの違う横のカットを用意してみたんだけども
そんな私の軽い遊び心をお師匠がコメントで
すんばらしい文章で全部完璧に説明してくれたわっ
しかもどちらのC11の機関車の編成の詳細まで…
でもってそのそれぞれの編成で機関車がどんな走りをしてくれるまでー
すごーい、勉強になり過ぎる~
レスを書く前に自分の画像と文章をめっちゃ真面目に
読んで見比べちゃったよ…
私が言葉で説明しようとするともっと抽象的になっちゃうけれども
確かに東武鬼怒川線の207号機の方は
必要最小限の蒸機量での運転で
改めて乗務員さん達の運転方法と勾配やカーブなどの
線路との関係性がよくわかっておさらいが出来るような感じだったけれど
実際に現地にいた時は初めて撮影する沿線だったし
おさらいなんてもんじゃなくて、今までお師匠に教わった
蒸機の運転を必死で思い返してて
どこで煙を吐いて迫力のあるカットを撮れるかと
そりゃぁ、もう、ひっしっし
それで望外の煙となったらもう持ってる集中を振り絞る勢いで撮影したよね(笑)
(それ以上の緊張と集中が要求されたもう1つの試運転もこの後にあったけど…)
でもって本日の1枚の只見線…
や、やーね、お師匠ってば
こっちだってちゃんと集中して真面目に撮影してるわよー
…って、ファインダー覗いてて『よしよし良い煙、いい煙』と
思う余裕は確かにあったけどー
写真って本当に心情まで写す鏡なんだねぇ(^^ゞ
肩の力が抜けての撮影に至るまでの流れはもう
お師匠が全部書いてくれちゃってるもん
そうなんです。
325号機の方は魅せる運転をしてくれるのは
過去の運転を見てしってるし
それで撮影1カ所目での実際の運転の様子を確認してるから
この日は完全にいいお天気と新緑と山間に響く汽笛を楽しんでの撮影デシター
と、最後の最後に同じ型式のカマ繋がりで254号機
こっちは残念ながら走りを見たことが無いのが悔しいのだけれど
なんといってもデフがカッコイイ
山越えの途中に立ち寄るたびにやっぱカッコいいなぁって眺めちゃうんだよね
当時お師匠がどちらを撮ろうか悩んでいる所に
254号機が入る運用を聞いちゃうと迷いが吹っ飛んだっていうのも頷けるな