昨日で、アメリカ同時多発テロから10年経ちました。
10年。。。
あっという間の10年。。。
やっと経った長かった10年。。。
人によって、この10年という年月の捉え方は様々だと思います。
わたしは、いまでもあの時のニュースの騒然とした報道がまざまざと思い浮かべることが出来ます。
これからも、決して忘れることも色あせることもないでしょう。。。
だって、10年たった今でも明確にあの時のニュースの映像が脳裏に浮かぶのですから。。。
いま、10年という節目を迎えて改めてこの10年という歳月を振り替えって見た時、何が変わったのか。。。
わたし個人では、もの凄っく変わりました。
ちょうどテロと同じこの年に結婚し、婚家の家族や親戚という新たな人間関係がはじまり、その中で様々な葛藤があり、学びがあり、また、人生の師というべき方々に出会い、人間として非常に大きく成長できた10年でした。
でも、世界に目を向けると、わたし個人の充実した10年とは違い、同時多発テロを期に国家対国家の争いから、テロとの戦いと名目を変えた新たな戦いの歴史が始まった10年でもありました。
テロとの戦いですから
あなたの国には文句はないのだけどね、世界平和のためには、そこにいるテロ組織を壊滅させないといけないんだよ
と、『世界平和のため』、『テロ壊滅のため』と大義名分を掲げて、他国に軍隊を送っても誰も口を挟めない。
侵略ではないわけですから。。。
そんなことで、世界の警察さんは世界各国に憎っきテロ組織を壊滅させんがために、軍隊を送り『テロ鎮圧』の戦いをおっぱじめ、それがために、介入された国は事実上の内戦・内紛状態になり、政府もうまく機能しない状態が続いています。
結局、そんなこんなで世界を見渡せば、この10年でそれまでよりもずっと混沌とした状態になってる現状。
日本国内では、久しぶりに長く続いた小泉政権の後は殆ど毎年のように首相が変わる時代。
受験生には覚えることがやたらと増えて、本当に気の毒です。。。
そして、10年目という一つの節目を迎えた、今年3月には東日本はかつてない大震災に見舞われました。
昨日は同時多発テロから10年たった日であり、また日本では震災からちょうど半年という節目の日でもありました。
さて、これからの10年は世界は、日本は、わたし達はどのように変わっていくのでしょうか?
日本には震災からの復興という大事業があります。
世界は、恐らくいままでの主流であった利益追従型の資本主義経済は崩壊するでしょう。
そして、巨大な軍事力をもった大国が押し付ける正義は、秩序は。。。
わたしは通用しなくなると思っています。
わたし達にできること
それは、いま目の前にあるやるべきことをしっかりと取り組むこと。
そして
わたしの為でもなく
あなたの為でもなく
皆のために出来ることを考え、実行すること
これが次の10年が、どのような10年になるのかの決め手。
過去は変えられない
でも、未来は変えられる
次の10年は希望に満ちた夜明けの、新たな始まりの10年となることを心から願います。