3回目のソロキャンプを終え、秋も深まった浜松の地で、翌年のグリーンシーズンに思いを馳せていた私は、雑誌で見かけたシーカヤックを始めるかどうか、悩んでいました。
3回のキャンプで分かったことは、河原や里ではどこに行っても人がいると言うことでした。特に、3回目のキャンプの朝、山の中でも人に遭遇してしまったことが、大きな衝撃でした。今にして思えば、里近くの山ではあたりまえのことだと思うのですが、そこは知識が不足していたんでしょう。
どこか自然の中で一人に慣れる場所が無いか、考えること数日。ふと、思い起こせば、日本には地球一周分に匹敵する海岸線があるではないですか。そして、私は海辺育ち。宮城県の牡鹿半島の付け根、女川町生まれの私は、ガキ大将が残っていた最後の世代。上級生に連れられて、野山、小川、海と遊びまくった小学校時代を過ごしています。
海を旅すれば、人の居ない(来られない)海岸でのんびりゆったりキャンプができる!。海岸なら、たき火もできる!!。シーカヤックという、海での旅を意識したやたらスマートな手こぎの舟が雑誌に載っていたことを思い出しました。
カヤックに関する情報は、アウトドア雑誌や、カヌーの専門誌・「カヌーライフ」に結構出ており、基本的なテクニックに関する本もありました。
ネックは、社会人1年生には高額な、装備一式の値段です。かっこいいFRP素材のカヤックは、30万円台、ポリエチレンのものは20万円前後。パドルが(ピンキリですが)3万円台、それにパドリングウェア(ウェットスーツ、ブーツ、ジャケット、パンツ)が一式で5万円ほど。スプレースカートが1万5千円ぐらい。
さらに、セルフレスキューとかいう再乗艇テクニックに必要らしいパドルフロートや、ビルジポンプ。そしてそして、防水バックなどなどの小物類、コンパス、海図・・・・・・・・。
折りたたみ式のカヤック(ファルトボート)もありましたが、海での使用に向いているとは思えなかったので、リジット艇(FRPやポリエチレン製の「硬い」艇)に絞って考えることにしました。
よく、収納場所の問題でファルトボートを選ぶ方がありますが、かつて、「空母に合わせて飛行機を作るのでは無く、飛行機に合わせて空母を作れ」と言った提督がおりましたが、カヤック選びは「目的」から選ぶのが大事だと今でも思っています。
ファルトボートは収納場所やカートップの問題を解決するカヤックでは無く、背負ったり宅急便で送ったりできることが最大のメリットの艇です。自宅から遠く離れた場所や海外を自分の艇で漕ぎたいならば良い選択ですが、日常的に「趣味」として漕ぎに出るなら、強度的にも耐候性的にも断然リジット艇です。
伝統的なスキンボートとファルトボートを混同している方もおりますが、折りたたみが前提の骨組みと、必要な強度としなりを計算してつくられるスキンカヤックは、全く別物です。
自分がイメージしたのは、地元の海。リアス式海岸の複雑な地形と、硬い岩が鋭利につきだしている岩。うねりが消えることの無い太平洋沿岸。FRP艇は、性能は高いけど、思いキャンプ道具を満載してソロで漕ぐとなれば、ある程度引きずっても大丈夫なポリ艇かな・・。
様々なインポーターのカタログを見て、搭載力やらスピード、安定性などの比較表を見ながら選んだのが、パーセプションの「チヌ-ク」。今のスタイルとは正反対の、搭載力重視、ラダー付き、広いコクピットのポリ艇(ポリエチレン製のカヤック)です。
カヤックの購入をイメージすると、新たな問題が浮かび上がります。シーカヤックを楽しむには、カヤックを運ぶ車が必要です。私は入隊から2年は一応「学生」の身分。(一般空曹候補学生というコースで入隊しておりました。)さらに、私生活にもいろいろいな制約のある自衛官。車両の購入には入隊2年経過後、購入後の貯金残高30万円以上、などのなどの過保護な制約がありました・・・・。
3回のキャンプで分かったことは、河原や里ではどこに行っても人がいると言うことでした。特に、3回目のキャンプの朝、山の中でも人に遭遇してしまったことが、大きな衝撃でした。今にして思えば、里近くの山ではあたりまえのことだと思うのですが、そこは知識が不足していたんでしょう。
どこか自然の中で一人に慣れる場所が無いか、考えること数日。ふと、思い起こせば、日本には地球一周分に匹敵する海岸線があるではないですか。そして、私は海辺育ち。宮城県の牡鹿半島の付け根、女川町生まれの私は、ガキ大将が残っていた最後の世代。上級生に連れられて、野山、小川、海と遊びまくった小学校時代を過ごしています。
海を旅すれば、人の居ない(来られない)海岸でのんびりゆったりキャンプができる!。海岸なら、たき火もできる!!。シーカヤックという、海での旅を意識したやたらスマートな手こぎの舟が雑誌に載っていたことを思い出しました。
カヤックに関する情報は、アウトドア雑誌や、カヌーの専門誌・「カヌーライフ」に結構出ており、基本的なテクニックに関する本もありました。
ネックは、社会人1年生には高額な、装備一式の値段です。かっこいいFRP素材のカヤックは、30万円台、ポリエチレンのものは20万円前後。パドルが(ピンキリですが)3万円台、それにパドリングウェア(ウェットスーツ、ブーツ、ジャケット、パンツ)が一式で5万円ほど。スプレースカートが1万5千円ぐらい。
さらに、セルフレスキューとかいう再乗艇テクニックに必要らしいパドルフロートや、ビルジポンプ。そしてそして、防水バックなどなどの小物類、コンパス、海図・・・・・・・・。
折りたたみ式のカヤック(ファルトボート)もありましたが、海での使用に向いているとは思えなかったので、リジット艇(FRPやポリエチレン製の「硬い」艇)に絞って考えることにしました。
よく、収納場所の問題でファルトボートを選ぶ方がありますが、かつて、「空母に合わせて飛行機を作るのでは無く、飛行機に合わせて空母を作れ」と言った提督がおりましたが、カヤック選びは「目的」から選ぶのが大事だと今でも思っています。
ファルトボートは収納場所やカートップの問題を解決するカヤックでは無く、背負ったり宅急便で送ったりできることが最大のメリットの艇です。自宅から遠く離れた場所や海外を自分の艇で漕ぎたいならば良い選択ですが、日常的に「趣味」として漕ぎに出るなら、強度的にも耐候性的にも断然リジット艇です。
伝統的なスキンボートとファルトボートを混同している方もおりますが、折りたたみが前提の骨組みと、必要な強度としなりを計算してつくられるスキンカヤックは、全く別物です。
自分がイメージしたのは、地元の海。リアス式海岸の複雑な地形と、硬い岩が鋭利につきだしている岩。うねりが消えることの無い太平洋沿岸。FRP艇は、性能は高いけど、思いキャンプ道具を満載してソロで漕ぐとなれば、ある程度引きずっても大丈夫なポリ艇かな・・。
様々なインポーターのカタログを見て、搭載力やらスピード、安定性などの比較表を見ながら選んだのが、パーセプションの「チヌ-ク」。今のスタイルとは正反対の、搭載力重視、ラダー付き、広いコクピットのポリ艇(ポリエチレン製のカヤック)です。
カヤックの購入をイメージすると、新たな問題が浮かび上がります。シーカヤックを楽しむには、カヤックを運ぶ車が必要です。私は入隊から2年は一応「学生」の身分。(一般空曹候補学生というコースで入隊しておりました。)さらに、私生活にもいろいろいな制約のある自衛官。車両の購入には入隊2年経過後、購入後の貯金残高30万円以上、などのなどの過保護な制約がありました・・・・。
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