アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

風を知るその③

2007-01-24 10:05:33 | セーフティー
今日の御前浜は、穏やかに晴れています。

日常生活で、風を意識していますか?
ちょっと詳しい天気では、必ず天気図を元にした解説が入ります。
最近は、各テレビ局共に気象予報士が解説をしていることが多く、一般の人にもわかりやすくなっていますね。

シーカヤッカーとして、これを利用しない手はありません。
今の季節だと、”西高東低の冬型””等圧線が込み入って””等圧線が縦縞模様”などなど、強風に関する表現が良く出てきます。

町中で生活していると、天気図と実際の海の状況を見ることは不可能ですが、インターネット等で、実際のあるいはごく最近の海の状況を客観的なデータとして知ることができます。

また、雲の動きや形、街路樹が風でどう動くかなど、風を知るための材料は、身近なところにもたくさなります。

自分自身が風に関する客観的なデータを持っていれば、天気予報の解説とネット上で得られる様々な情報(海辺のライブカメラや海上保安庁の気象情報など)を使って、海の状況をシミュレーションすることができます。

また、自分が居る場世で空や街路樹を観察して、風速計などで実際の風速を知り、風速に応じて周りの状況がどうなるかを知ることもできます。

普段から、風に関する情報に目を開いておくことで、自分なりに風を知ることができます。日常生活でも自分自身で風を感じ、ツーリングに役立てていきましょう。



風を知るその②

2007-01-23 16:19:45 | セーフティー
今朝方、御前湾沖合の上空に、見事なまでのレンズ雲が何個か浮かんでいました。
30分ほどすると、形が崩れてきましたが、上空はかなりの風が吹いていたようです。

朝、レンズ雲が見えるときは、ほとんどの場合昼前後から風が強くなっています。(これは過去の経験からのデータです。)



局地予報では、6~7mのやや強い西北西の風の予報。
5時の天気予報(宮城県東部)では、北西の風やや強くの一文が付いていました。

御前浜には、10時過ぎまでしかいませんでしたが、西よりの風が3~4m位吹いていました。
13時、強風注意報発令。
午後、仙台から戻ってくる途中の石巻は、結構な風が吹いていました。
万石浦は、ウサギが大きな尾を曳いて、飛び跳ねているようなかんじです。※万石浦は、松島湾同様西風が吹き抜けます。
女川湾も、白波が一杯。
やっぱり、風が吹きました。

このブログをアップしている16時現在の御前湾は、西よりの風2~4m。
生き物のように変化する風。
風を知るには、毎日の観察も欠かせません。



風を知る

2007-01-22 14:33:30 | セーフティー
シーカヤキングで、一番大きな影響を受けるのは風です。
天気予報や様々な気象情報、観天望気、地元の漁師さんなどなど、あらゆる情報を自分で整理して、ツーリングに備えます。

情報収集の段階で、今日はどれぐらいの風がどの方向から吹くのか、過去の経験を思い起こしながらツーリングコースを決めていきます。

その風ですが、通常は海面の状態を見たり身体で感じたりして今吹いている風を判断していくのですが、他の人に伝える場合や、データを整理する際には客観的なデータが必要になります。

そこで、手軽に持ち運べて故障の少ない風速計があると便利です。

私が愛用しているのは、Dwyer社のWIND METER

大きなアウトドアショップに行けば、あるかもしれません。
ちなみに、私は仙台のWILD-1泉店で購入しました。(10年ほど前ですが)
ツアーに出る前や、風が強い日にはこの風速計を持って防波堤の上で風速を計っています。そして、風速計のデータと海面の状態、自分の感覚、周りの景色の変化を確かめて、客観的なデータにしています。

紙の上で、ビューフォート風力階級を覚えても、実際の海の上で判断するにはベースになる客観的なデータが必須です。
感覚を磨くには、かなりの経験と観察力が必要ですが、客観的なデータを得ることで、その時間を大きく短縮できます。



この風速計の最大の特徴は、信頼性の高さです。いままで、故障したことはありません。
シンプルな構造で、計測も簡単です。
今も取り扱っているお店があると良いのですが・・・・。



燻製作り

2007-01-21 13:11:49 | クラブハウス
大寒の昨日、今年の冬を象徴するかのような穏やかな天気でしたね。
今日の御前浜も、快晴・べた凪です。
ローカル新聞、石巻かほくにタンポポが咲いた記事が載っていました

例年、寒さが厳しい季節ですが、今年は防寒用品があまり活躍しません。
ポギーをつけて漕いだのは、2回ほど。
水温は、例年通りですが気温が高い日が多くてちょっと拍子抜けしています。

今日は、来月の燻製作りツアーに備えて燻製器の掃除をかねたベーコン作り。


まずは、塩抜き・風乾の終わった豚バラ肉を燻煙器にセットします。


燻製は、昔からあるスローな調理法です。
下処理した素材を、煙と柔らかい熱でじっくり仕上げていきます。


ベーコンだけではスペースがもったいないので、半熟卵とウィンナーもいっしょに燻しました。

今晩は、手作りベーコンとマッシュポテト、焼きそばとなりました。