旅三日目のキーワードは、”人気スポットtour””ニッポンゴージャス””すき焼き万歳”でした。
さて、旅四日目。目的の一つでもあるファンタスティックなワインと出会えるのか。久住ワイナリーを目指します。この日は盛り沢山の長編です。
天気は雨。
宿を出発すると、とにかく霧に包まれます。
そんなナチュラルジェットコースター的なドライブをしながら、ちゃっかり11時前には久住ワイナリーへ到着しました。
10種類程、試飲出来ます。私はこちらのピノが美味しかったです。
持ち帰ったのはシャルドネですが・・
あと、相模原で作っているスモークチーズとカボネードという大分産カボスのジュースもGET。
(後に、こちらのスモークチーズに助けられるとは・・。ドライブにはスナックは必需品だと学びました。)
感動的なワインとの出会いは残念ながらありませんでした。
こちらのワイナリー内にイタリアンレストランがあり、ランチも出来るのですがメニューがつまらない と相方さんが言うので、
南阿蘇にある『イロナキカゼ』というイタリアンのスローフードレストランを目指します。
途中にこんな巨大なBONSAIが大量に出現!怖い!
ザ・阿蘇という景色を堪能しながら、目的地『シロナキカゼ』へと進みます。
私はルートナンバーと太陽の位置と時間を見ながら、だいたいこの辺かぁと地図が読める女なので、一度通り過ぎましたが、すぐに引き返してスムーズに到着しました。
田舎は看板がとても控え目なので見落としがちですね。ちょうど看板の所でトラックとすれ違うとうっかり通過しちゃう。
到着して一安心♪
が、しかし!
南阿蘇を完全になめてました!
『イロナキカゼ』さん、満席の上、ウェイティングも多数でした。材料がもう無いのでごめんなさい。とのことでした。。まだ13時なのに。。
普段は予約するのが当たり前なのに、南阿蘇ではしなかった。完全なめてました。
そんなバチがあたったのか!事件発生!
後輪が沼?にハマりました。
おそるべし田舎!
車事情が良く分からない私は、どうすれば良いかお店の方へ助けを求めました。
「JAFさんに連絡を」と的確なアドバイスをいただき、即効電話。
相方さんは英語オンリーなので、このような手配や段取りは全て私が担当します。
車の状態や周辺環境など色々聞かれて、初体験にドキドキしました。
何故かテンションが上がる。
「40分後に伺います。」とコールセンターのお姉さまがおっしゃいました。
楽しみにしていたランチが食べられないことと、40分待たなければならない現実を突きつけられると、空腹感があおってきます。
ここで、救世主!スモークcheese様の登場です。
これをいくつ食べたことか・・ワインをお共にピクニック気分に浸りたかったのですが、第二候補のレストランとの出会いに期待したいので、我慢。
cheese様のおかげで血糖値が落ち着いた頃、私は、どうやってこの車を助けるのだろう??と考え、車の外に出て自分なりにシミュレーションしたりして遊んでいました。
そうこうしてると救世主JAFさん登場!
おっちゃんがめちゃくちゃハッピーなテンションで話しかけてくれたので、
安心度MAXです。
こんなの簡単だよ~ と言わんばかりに、サクサク準備を始め、
ロープを車の前方?車輪?に繋いで引っ張ってくれました。
アッという間の救出劇でした。
おっちゃんスゴイ!!!
おっちゃんの阿蘇弁は相方さんには通じたり通じなかったりなので、私が色々判断して一件落着です。
さて、お次の候補フレンチレストラン『駱駝』ラクダ へ到着したのですが、
closed でした。
とことんツイテナイな~と密かに思いつつ、何となくこんな景色を走っていると・・
『手造り食の店 しもだ』という看板に出会いました。
ニッポンゴージャスな佇まい!
引き戸を開け、lunchいただけますか。と伺うと、「はい、どうぞ」と神の声が!
こちらの佇まいから、和食だろなと思っていたのですが、メニューは洋食でした!
超嬉しい!!!
ハンバーグやポークソテーなどお肉のメニューです。私は苦手なチキンを克服したいのでチキンのグリルをオーダーしました。
コチラが前菜で、甘みのあるお野菜のサラダとパテ、ぽんかん?、滑らかなお豆腐。
全部美味しすぎて感動します!星三つ★★★
麦茶
窯で焼いている自家製パンの上にジャガイモのスライスとライトなcheeseが乗っています。さつまいものポタージュ
飛び跳ねそうなくらい美味しい!優しさに包まれたポーションです。さつまいものポタージュは甘味があって私たちを待っていてくれたかの様。
メインのチキン。タルタルソースが苦手なのですが、これは別格!しつこくなくあっさりしてるの。チキンがジューシーでこれは東京ではなかなか出会えない・・
お米も大分のもので、根菜類の味噌汁やごぼうの煮物、野菜の旨味が強調されているお味で体が喜んでいます。素材の味を生かした、ここならではのお料理ですね。
デザートのさつまいもチーズケーキと生チョコ、コーヒー。
こちらのさつまいものチーズケーキは、今までの人生の中で一番美味しいかも!コーヒーは苦手だけど、なぜか美味しいの。こちらのコーヒー。不思議・・
全てが美味しく、全て手造りのお皿達が温もりと愛情をプラスしてくれる、そんなご夫婦の想いが詰まった最高のランチでした!
ランチョンマットも手造りです。
一枚板のテーブルも手造りです。
他にはもちろん手造りの積み木などもあり、お子様も楽しめます。
存在感のある捲きストーブ
レーズン酵母を使った手造りの窯で焼かれたパンたち。
こちらを営まれているのは下田ご夫妻なのですが、とてもシャイなお二人でした。
こんなに素晴らしいハンドメイドな食器類と美味しいお料理を提供されているのに、とても謙虚。『お口に合って良かったです。』といった感じで会釈をされるのみ。
いじりたくなるほどです(笑)
チン事件のおかげで、こちらのご夫妻のお店に出会えて良かった。
結果オーライッ
さて、宿に戻ります。
帰りは太陽もたまに顔を出して、幻想的な阿蘇の景色を堪能しながらの帰路でした。
ここで一つ・・日本代表ニシハラがうっかり口にした一言で、日本がおとぎの国のアリスと言われてしまうかもしれないひとコマが!
上記の景色を見ながら、ニシハラはうっかり「仙人が出てきそう~ワーイ(*´∀`*)」とシャウトしてしまったのです。
もちろん、相方さんは『what is SENNIN?』と興味津々です。
う~ん日本語で聞かれても難しい・・天狗との違いは??
う~ん何て言おう・・
grandfather has been training in the mountains from a looong time ago.hehe
(ずっと前から山で修行してるおじいちゃん(笑))
is like a fairy!!!
(妖精みたい!!!)
he is always barefoot has a long beard.
(いつも裸足で、長い髭がある)
i respect him.
(私は尊敬してる)
こんな風に言ってしまった。しかも、i've met him.(会ったことあるよ)って言っちゃった。
本当は外見が仙人みたいなおじいちゃんに会ったことがあるんだけどね~。
いつか仙人という自分の中の偶像を明確化して、きちんと伝えよう。
反省。
そんな珍道中を堪能しながら、時には寝ながら、宿に到着です。
ディナーまであと30分!腹筋してお腹に隙間を作る作戦で挑みます。
4日目、最後のご紹介のディナーです。
旬のものが活かされた前菜
関あじのお刺身 推定4~5人前。
かぼちゃ餡の中にはうなぎさんが。
メインの鯛しゃぶ
〆の雑炊
暖炉の間に案内していただき、甘いフルーツをいただきます。
全部美味しい。
全部食べたい。
でも、量が多すぎて残してしまいました。
mottainai
今宵はビジネスmtgが開かれ、ワクワクしながら消灯しましたzzz
お次は5日目(旅の恒例事とスローライフ、博多へ戻るの巻)へと続きます→
ciao
ciao