なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

小学生メイク

2025-01-27 08:05:38 | 雑感

仕事の資料にあたり、小学生女子雑誌を購入した。

私の頃は、学年誌と小学生向け漫画雑誌があったが

所謂、ファッション誌というのは無かった。

 

今は、小学生向けのファッション誌があるので

仕事の資料として参考になるので有り難い。

 

ただ、前回の仕事の時に初めて購入したのだが

とにかくその内容に驚いた。

 

まずは、付録。

これは、大人の雑誌と変わらないくらいボリュームがある。

 

今回は、腕時計とメイク道具だった。

腕時計は、私の頃も学年誌であったりしたが

紙で出来ていて、自分で組み立てる物だったと記憶している。

針は回るが、自分で回す割ピンで繋いだもので

勿論、普通の時計として使える物では無かった。

(まぁ、放っておけば1日2回は時間が合う訳だが)

 

今回のは電池を入れれば普通に使えるし

小学生女子には十分な腕時計だと思う。

 

驚いたのはメイク道具。

付録が豪華になるのは、そう驚きでもないが

このメイクに関しては、未だに慣れない。

 

私の中で、小学生がメイクするのは

祭りなどの催しの演者とか、そういう「普通ではない日」だった。

(勿論、祭りで普通に浴衣の場合はしない)

 

ただ、近年は紫外線が強いので、肌を保護したりする基礎化粧品や

日焼け止めなんかは使った方が良いと思うし、

その延長線上で色つきリップくらいなら許容範囲。

 

真っ赤なルージュには違和感あるし、そして今回のようなチークは

あの、血色の良い頬に紅さす必要ある?とか思ってしまうのだ。

 

やはり日焼け止めというよりも、ファンデを塗っている前提なのだろうなぁ。

カラコンの特集もあったりするし・・・目が悪いわけじゃないのに

目に異物入れる怖さを親は何も思わないのだろうか?

 

私が行っている夏休みの講座は小学生対象だが

ハッキリとメイクしてくる子はいないが

マニキュアをしてくる子は何人かいる。

 

流石に学校ではしていけないのだと思うので

長期休み限定だろうけれど。

 

マニキュアもメイクも子ども向けの低刺激等の物があるのは知っているが

100均などのプチプラもあるので、小学生のお小遣いで十分買える。

 

小学生女子の真っ黒に近いダークなマニキュアを施された爪を見て

一瞬「血豆?」と思ってしまった私(勿論言わないけれど)

 

そういえば、昔、美大にいた頃、洋画家の大御所先生が私の爪を見て

「油絵の具塗っているのかと思った」と言われたことがある。

 

当時は、マット系の赤以外のマニキュアが流行っていて

私は、自分の服に合わせてコーディネイトしていた。

その時はミントグリーンの細かいギンガムチェックの服に合わせて

マットなミントグリーンのマニキュアを塗っていた。

 

・・・おじいさんだからな・・・と当時は思ったが

今まさに、その子からは私の胸の内を知られたら

「おばあさんだからな」と思われる事だろう。

 

価値観は、時代と共にどんどん変化していくし

変化しない物もある。

そして、変化した方が良い物もあるし、

変化しない方が良い物もある。

 

個人ではあらがえないことも多々あるけれど

私は、ただ流されるだけでは無く

考えてから選択できる人間でありたい。