1月17日と日常

阪神間を襲った地震から27年目になりました。恥ずかしいことながら日常の中から思い起こすことが少なくなりました。27年前のその時は半単身で兵庫県の今は丹波市に居ました。現地は震度５ということで大きな被害は出ませんでした。午前中報道で刻々甚大な被害状況が明らかになる中、数名の同僚単身者は急ぎ車で自宅（尼崎・西宮あたり）に向かいました。私は直後電話がつながりとりあえず家族の無事が確認できたので当地に残りました。それぞれ大小の被害がありましたがひとまず無事との事でほっとしたのを覚えています。結局JRが復旧して池田に戻れたのは1か月後でした。JRの車内はみな無言で大きな荷物を抱えていました。宝塚・伊丹に差し掛かり被災のすごさに衝撃を受けたのを覚えています。列車内は静まり返り異常な緊張感でした。そののち知人友人の被災状況を知り改めて深刻に実感しました。　　　　　　　　　　　　　　　あれから、東日本災害があり今コロナウィルスに見舞われています。人類の小ささと、それに比べて人の自然に対する相変わらずの驕りを感じます。