オーストラリア政府の国家復興基金公社(NRFC)は、アラフラ・レアアース社に対し、2億豪ドル(約180億円)の投資を発表した。この資金は、アリススプリングス北部135kmに位置するノーランズプロジェクトの希土類鉱山および処理施設の開発を支援するものである。
ノーランズプロジェクトは、建設段階で600人、操業開始後には350人の継続的な雇用を創出する。また、ノーザンテリトリーの先住民コミュニティ(ファーストネーション)に、雇用やトレーニング、ビジネスパートナーシップの機会を提供することも目的としている。
産業科学相のエド・フーシック氏は、「150億豪ドル(約1兆3000億円)の国家復興基金は、オーストラリアの未来を築く取り組みである」と述べ、過去8週間で3億6000万豪ドル(約324億円)の投資を実現したことを強調した。
【続きはこちら】
豪政府、アラフラ・レアアース社に2億豪ドルを投資 希土類供給網の強化へ
オーストラリア政府が2億豪ドルを投資し、国内初の希土類処理施設を開発。雇用創出やサプライチェーン強化に注力し、世界需要の4%を担う計画。
【関連記事】
鳥類に優しい新型「垂直軸」風力タービン 試験準備完了
新型の垂直軸型風力タービン(VAWT)は、省スペース設計で野生生物にも優しい特性を持つ。従来型タービンが設置困難な地域で代替手段となる可能性がある。
豪政府 レアアース精製プロジェクトに451億円追加投資
アルバニージー政権は、西オーストラリア州で統合型レアアース精製施設を建設するため、約451億円の追加投資を発表。豪州政府は、電気自動車や風力発電に必要な希少鉱物の供給拡大を目指し、世界的なサプライチェーン強化を進める。
オーストラリアで16歳未満のSNS禁止法案が可決
オーストラリア議会上院は28日、16歳未満のこどもがSNSを利用することを禁止する法案を可決した。対象となるSNSは「インスタグラム」「TikTok」「フェイスブック」「X」「スナップチャット」など。法案は1年後をめどに施行される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます