1月13日、中国の通信機器メーカーであるハイテラ・コミュニケーションズ(海能達通信有限公司)は、米モトローラ・システムズ社の無線通信技術を窃取したとして、米連邦裁判所で営業秘密窃取に関する重大な刑事罪を認めた。
司法取引で、2008年、ハイテラ・コミュニケーションズ(以後ハイテラ)の関係者がモトローラのデジタル移動無線通信技術(トランシーバー)に関連する文書やソースコードを無断で取得することに合意していたことが明らかにされた。この情報の一部はハイテラ社の製品開発に利用され、その後イリノイ州で販売されたことが裁判所文書に示されている。
この結果、中国企業は最大6千万ドルの罰金を科される可能性があり、さらにモトローラに損害額全額を賠償する必要がある。
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中国企業が米モトローラの技術窃取を認める
中国の通信機器メーカー・ハイテラ社は、米モトローラの無線通信技術を窃取した罪を認めた。同社は最大6千万ドルの罰金とモトローラへの損害賠償を負う可能性がある。
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