2015年2月、中国資本で建設されたハンバントタ港(LAKRUWAN WANNIARACHCHI/AFP/Getty Images)
- 高まる西アフリカ軍事基地への関心
インド太平洋基地には明白な利点があるが、中国共産党(中共)が西アフリカに軍事基地を建設する可能性も大いにある。
中国は西アフリカの9か国の港湾プロジェクトに69億ドル(約8300億円)を投じている。9か国は アンゴラ、カメルーン、コートジボワール、赤道ギニア、ガーナ、ギニアビサウ、モーリタニア、ナイジェリア、シエラレオネだ。
エイドデータのパートナーシップ・コミュニケーション担当ディレクター、アレクサンダー・ウーリー氏によれば、中国から西アフリカ諸国への資金や資源の流れが、中共の海外拡大の順調さを示している可能性があるという。
ウーリー氏は8月15日、米保守系政策研究機関「ヘリテージ財団」の講演で、「中国はこの地域(西アフリカ)のどこかに基地を持つだろう。しかし、どの国なのかは、明らかにしていない」と語った。
けれども、ヒントはある。
- 米中競争はグローバルな性格を帯びる
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