中国・武漢-6月7日高考試験を終えた受験生たち。(Photo by Getty Images)
中国の大学入試は、毎年数千万の学生が受験する、人生を左右する大試験である。これは「千万の軍勢が一本の丸木橋を渡る」とも言われ、非常に激しい競争を象徴している。数多くの学生が一つの大学の合格を目指して、熾烈な戦いを繰り広げる。その厳しさは他に類を見ない。
今年、中国の大学入試が6月7日に開始され、史上最多の1342万人が受験することとなった。これは1977年に大学入試が再開されて以来、初めて1300万人を超える大台を記録した。そのうち、再挑戦のために浪人を選んだ受験生は約413万人を占める。このため、今年の大学入試は「史上最難関」と呼ばれ、史上最も厳しい試練となることが予想される。
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