11月28日、日本で自己増幅型メッセンジャーRNAワクチン(sa-mRNA)が世界で初めて承認された。
同日、製薬会社の「Meiji Seika ファルマ」が声明で、新型コロナウイルス感染症に対応したsa-mRNAワクチン「コスタイベ」について、国内製造販売承認を取得したことを発表した。
自己増幅型mRNAワクチンとは何か?まずはその前に、“通常”のmRNAワクチンの仕組みを簡単に説明しよう。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を作るための配列を持った修飾mRNA(脂質ナノ粒子で保護されている)が細胞内に送り込まれると、細胞機構がそれを受け取り、mRNAにコードされているスパイクタンパク質を製造して免疫反応を引き起こす。これが“通常”のmRNAワクチンの仕組みだ。
それに対し、新たな自己増幅型mRNAワクチンは、細胞内に送達されたmRNAが自己増幅するよう設計されているという点で、従来型より一歩前進している。
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