8月2日夜半、緊急の避難勧告を受けた河北省保定市の住民は前代未聞の大脱出を敢行した。だが市外へ出る高速道路の料金所では通常通り料金を徴収。その影響により、料金所までの道で大渋滞が発生した。写真は渋滞の様子。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
先月末より続いた豪雨のため、北京市・天津市・河北省では大規模な洪水が頻発している。ダム放水を事前通知されなかった涿州市(河北省保定市の県級市の一つ)では、住民が避難する間もなく市内の広い範囲で水没。取り残された住民は、2階の窓枠にしがみついたまま夜を明かし救助を待つなどの危機的な状況になった。
8月1日深夜(2日未明)緊急の避難勧告を受けた河北省保定市の住民は、前代未聞の大脱出を敢行した。
保定市の住民は突然の避難通知に驚き、パニックに陥るなか、ともかく涿州市のような事態を避けるため、自家用車に家族を乗せて市外へ出ることを急いだ。ところが、向かった高速道路の料金所では、通常通りの手順で1台ずつ料金を徴収したため、料金所までの道で大渋滞が発生した。
高速道路の管理部門は後に「上層部からの通達がなかった」と弁解したが、世論の怒りは収まらない。
中国メディアによると......
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