イリノイ州シカゴでインフルエンザワクチンの接種を受ける人 (Scott Olson/Getty Images)
新型コロナワクチン接種者の中には脳卒中リスクが高い人がいたが、インフルエンザワクチン接種がそのリスクと関連していることが判明した。医薬品等の承認審査などを所管する米国食品医薬品局(FDA)の研究者が新たな研究で発表した。
研究者らはメディケア(米国の高齢者および障害者向け公的医療保険制度)のデータを分析し、2022年秋から2023年秋まで使用可能だったファイザー製とモデルナ製の新型コロナ2価ワクチン接種後の、高齢者における脳卒中リスクの上昇を検出した。ファイザー製ワクチン接種後の85歳以上とモデルナ製ワクチン接種後の65〜74歳の高齢者は、非出血性脳卒中または一過性脳虚血発作のリスクが上昇していた。
しかし、続いて研究者らが新型コロナワクチンの接種と同時にインフルエンザの予防接種を受けた人を調べたところ、リスク上昇が持続したのは同時接種者だけだった。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます