2024年1月9日、貴州省の黔西南プイ族ミャオ族自治州安竜県にある少数民族のミャオ族(苗族)が住む村で、当局者に対する「反乱」が起きた。画像は、事件当時の動画よりスクリーンショット・合成。
中国共産党の言い方によれば「中国には、漢民族(漢族)のほかに55の少数民族がいる」という。日本の各メディアも、この「少数民族」という言葉を無批判に使っている。
しかし、中国における「少数民族」は、中共が政治的に意図してそう呼んでいるものであるため、使用には注意を要する用語なのだ。
例えばウイグル人、モンゴル人、チベット人などは、数百万から千数百万の人口を擁するとともに、それぞれ独自の言語や文化をもつ。それらは歴史上、いわゆる漢族の王朝には属さない、独立した「国家」の形態を有していた時期もある。
そのような民族まで、中共は無理やり「少数民族」のカテゴリーに入れている。人口の多さでいえば、最多人口はチワン族で約1400万人であるが、どう見ても「少数」ではない。
- 中共の狙いは「文化破壊による同化政策」
- 頑強に抵抗し、勝利したミャオ族の村人たち
- 「恫喝すれば屈服する」と思った中共だったが…
- 衝突のきっかけは「葬儀への干渉」
- 村民の証言で、事件の詳細が明らかに
- 中共当局は「大規模報復」に出るか?
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