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中国は、最高気温も捏造する? 官製メディアの数値は実際より「5℃低め」

2023-06-27 | 中国社会・政治

三日連続で40℃越えの猛暑に見舞われた北京市内。2023年6月24日撮影。(Greg Baker /AFP via Getty Images)

 

中国共産党の機関紙「人民日報」。そのなかで「本当なのは日付と天気予報だけ」という中国人自身によるブラックジョークが、実は半世紀も前からある。

もともと真実を報道するメディアではなく、党の方針を伝える「紙」だからである。文革期には、この新聞紙を尻の下に敷いたことで紅衛兵に死ぬほど暴行を受けた。

その「人民日報」をはじめ、ウェブサイトもふくむ中国の官製メディアについては、どれも似たようなもので、確かに「日付と天気予報だけは真実」といってもよい。

ただし、もう少し正確にいうと、中国の官製メディアは「ごく少量の事実を意図的に配置し、本当らしく見せながら、大きなウソを宣伝する」のである。

だが、そうした中国メディアにおいて、いまや天気予報までも「捏造の疑惑」が浮上している。なんと、北京の最高気温について、中国の公式サイトの発表する数値が国際的に権威あるサイトと比べて「5℃も低い」ことがわかった。

  • 気温40度?「いや、もっと暑いだろう」
  • 最高気温に限らない「観測データの捏造」

【続きはこちら】

 

中国は、最高気温も捏造する? 官製メディアの数値は実際より「5℃低め」

北京をはじめ、中国各地では40度を大きく超える猛暑が続く。しかし、中国の官製メディアが伝える「最高気温」は、それより「低め」に発表している。

 

 


 

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