10月1日から全5回で行われている
「第11期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西」の
最終報告をします。
受講生は4名です。
事務局より
11期である今年度は去年・一昨年の全4回から一転、座学の充実を図るため、3〜8期と同様の全5回のカリキュラムで実施しました。
受講を考えている人にとっては、回数が増えるとそれだけ全参加するための日程調整に苦心する可能性もあります。
しかし、受講生数で見ると、昨年度よりは持ち直しました。
増えた分の1回が日帰りの回だった事は、影響を減じたのかも知れません。
第3回は宍粟市千種町の廃校活用施設に宿泊し、人工林での間伐と掛かり木処理の実習、さらに道づくりを行いました。
掛かり木処理では、根元を棒でずらす際の安全なやり方も教わりましたが、「出来れば梢をずらして落としたい」と、その難しさも実感して貰えました。
また最後に、会誌の最新号(当時)の巻頭インタビュー「JUONのあの人」を飾った、久古建具店を見学しました。
その他、事務局は今後の可能性を探るため、地元の方々で計画中の、星見に最適な「天空広場」周囲の山林の視察に行きました。
360°人口の明かりの見えない、山頂に開けたスポットがあるのです♪
第4回は宍粟市一宮町中坪での実習。朝のうち、現地は雪が降っていました。
我々が着いた頃には晴れてきたため、遠景の山並が薄化粧した景色を、しばし楽しんでから入山。幸い林内に積もるほどではありませんでした。
しかし、陽が差して来て梢から滴り落ちる雪解け水も、たまに衣服に掛かるだけでも度重なると「意外と濡れるな」と実感。
そのため合羽を着用し、手袋を途中で交換しての実習となりました。
宿泊は、関西中国地域ブロックで管理している地元の空き家、髙田ハウス。地元の方を招いて鍋を囲みました♪
森づくりの実習は、枝打ちと、竹の間伐。その他に、集落の共同作業に参加し、シイタケのホダ場の整備と、石積みとに分かれて体験しました。
合掌伏せするための横木を組み立てる際に、しのという道具を使用。あるいは石を積む高さの目安も兼ねて、水糸を張る。などなど、森林作業以外にも山村の暮らしに役立つ技を学べました。
帰り掛けに、「日本酒発祥の地」として売り出している庭田神社を見学しました。
最終回の第5回は、大阪市で実施。安全についての座学、今後の取り組みについてのグループディスカッション等をしました。
また、座学強化の第2弾として、外部講師をお招きし、兵庫の林業界の現状等をお話いただきました。兵庫県の森林ボランティア活動を立ち上げ、行政から自立させた人の話は感慨深いものがありました。
終了後は、関西ヤングジュオンの新年会を同じ会場で行い、今期都合が付かなかったヤングジュオン(=修了生)も顔を出してくれました。
最後に提出して貰うレポートには、農山漁村との関わりを、自分事として捉え直す姿勢が表れていました。
以下に抜粋を載せます。
その土地で生まれ育ち、昔からその土地ではぐくまれた自然や知恵とともに生活を営んできた人たちから、その文化を受け継ぐために我々に残された時間がもうあまり多くはない。
まずは林業だけでなく、農業や狩猟建築などなど里山の伝統と文化をできるだけ多く今のうちに吸収しておきたい。
(社会人・男性)
環境に関わる職に就いたものの、まだ自分が持続可能な社会づくりになにか貢献できているとは感じていません。
そんな中、この講座で実際に現場に行くことで、やっぱり自分で体を、手を、動かすことが大事だと感じました。現場で活動する感覚を失ってはいけないと思いました。
(社会人・女性)
講座全体を通じて、都市に住む人と過疎地に住む人の交流を広めるという理念が、しっかり実践されていて、素晴らしいなと思いました。
(社会人・女性)
国はもし助成金を出すならば、ただばら撒くのではなく、林業ロボットを開発するベンチャー、もしくはそれを利用する林業会社に出すべきだと思います。
(社会人・男性)
山での作業がとても楽しかったので、もっと習熟できるように関西の活動に参加していきたいなと思うのと同時に、大学の時に知る機会がなかった20代30代あたりの社会人にも広げられないかなと考えています。
(社会人・女性)
日本では、地域活性化、創生など今でも様々な取り組みがなされているが、その多くは近い未来しか見えていないように感じる。
自ら在りたい姿を描き、長い目で見た行動を今から起こす方が健全だと思う。
(社会人・男性)
Facebookでの写真入り速報は、コチラ↓
第1回
https://www.facebook.com/juonnetwork/posts/1472184702866290
第3回
https://www.facebook.com/juonnetwork/posts/1523209614430465
第5回
https://www.facebook.com/juonnetwork/posts/1574080716010021
「第11期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西」の
最終報告をします。
受講生は4名です。
事務局より
11期である今年度は去年・一昨年の全4回から一転、座学の充実を図るため、3〜8期と同様の全5回のカリキュラムで実施しました。
受講を考えている人にとっては、回数が増えるとそれだけ全参加するための日程調整に苦心する可能性もあります。
しかし、受講生数で見ると、昨年度よりは持ち直しました。
増えた分の1回が日帰りの回だった事は、影響を減じたのかも知れません。
第3回は宍粟市千種町の廃校活用施設に宿泊し、人工林での間伐と掛かり木処理の実習、さらに道づくりを行いました。
掛かり木処理では、根元を棒でずらす際の安全なやり方も教わりましたが、「出来れば梢をずらして落としたい」と、その難しさも実感して貰えました。
また最後に、会誌の最新号(当時)の巻頭インタビュー「JUONのあの人」を飾った、久古建具店を見学しました。
その他、事務局は今後の可能性を探るため、地元の方々で計画中の、星見に最適な「天空広場」周囲の山林の視察に行きました。
360°人口の明かりの見えない、山頂に開けたスポットがあるのです♪
第4回は宍粟市一宮町中坪での実習。朝のうち、現地は雪が降っていました。
我々が着いた頃には晴れてきたため、遠景の山並が薄化粧した景色を、しばし楽しんでから入山。幸い林内に積もるほどではありませんでした。
しかし、陽が差して来て梢から滴り落ちる雪解け水も、たまに衣服に掛かるだけでも度重なると「意外と濡れるな」と実感。
そのため合羽を着用し、手袋を途中で交換しての実習となりました。
宿泊は、関西中国地域ブロックで管理している地元の空き家、髙田ハウス。地元の方を招いて鍋を囲みました♪
森づくりの実習は、枝打ちと、竹の間伐。その他に、集落の共同作業に参加し、シイタケのホダ場の整備と、石積みとに分かれて体験しました。
合掌伏せするための横木を組み立てる際に、しのという道具を使用。あるいは石を積む高さの目安も兼ねて、水糸を張る。などなど、森林作業以外にも山村の暮らしに役立つ技を学べました。
帰り掛けに、「日本酒発祥の地」として売り出している庭田神社を見学しました。
最終回の第5回は、大阪市で実施。安全についての座学、今後の取り組みについてのグループディスカッション等をしました。
また、座学強化の第2弾として、外部講師をお招きし、兵庫の林業界の現状等をお話いただきました。兵庫県の森林ボランティア活動を立ち上げ、行政から自立させた人の話は感慨深いものがありました。
終了後は、関西ヤングジュオンの新年会を同じ会場で行い、今期都合が付かなかったヤングジュオン(=修了生)も顔を出してくれました。
最後に提出して貰うレポートには、農山漁村との関わりを、自分事として捉え直す姿勢が表れていました。
以下に抜粋を載せます。
その土地で生まれ育ち、昔からその土地ではぐくまれた自然や知恵とともに生活を営んできた人たちから、その文化を受け継ぐために我々に残された時間がもうあまり多くはない。
まずは林業だけでなく、農業や狩猟建築などなど里山の伝統と文化をできるだけ多く今のうちに吸収しておきたい。
(社会人・男性)
環境に関わる職に就いたものの、まだ自分が持続可能な社会づくりになにか貢献できているとは感じていません。
そんな中、この講座で実際に現場に行くことで、やっぱり自分で体を、手を、動かすことが大事だと感じました。現場で活動する感覚を失ってはいけないと思いました。
(社会人・女性)
講座全体を通じて、都市に住む人と過疎地に住む人の交流を広めるという理念が、しっかり実践されていて、素晴らしいなと思いました。
(社会人・女性)
国はもし助成金を出すならば、ただばら撒くのではなく、林業ロボットを開発するベンチャー、もしくはそれを利用する林業会社に出すべきだと思います。
(社会人・男性)
山での作業がとても楽しかったので、もっと習熟できるように関西の活動に参加していきたいなと思うのと同時に、大学の時に知る機会がなかった20代30代あたりの社会人にも広げられないかなと考えています。
(社会人・女性)
日本では、地域活性化、創生など今でも様々な取り組みがなされているが、その多くは近い未来しか見えていないように感じる。
自ら在りたい姿を描き、長い目で見た行動を今から起こす方が健全だと思う。
(社会人・男性)
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第1回
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