9月7日(土)~8日(日)に岐阜県揖斐川町で行われた「風の谷 森林の楽校」の報告です。
12名(内地元6名)の参加がありました。
参加者の声
今回、岐阜県揖斐郡揖斐川町の『風の谷 森林の楽校』に参加しようと思ったのは、現在大学で森林科学について学んでいることもあり、林業体験という言葉に惹かれたのは言うまでもなく、楽しそうだからという理由でした。
実際参加してみて、草木染も林業の体験もとても楽しかったのですが、人の温かさというものを大いに感じた2日間でした。
1日目の草木染めでは、野草であるアカソという植物で布を暖かなレンガ色に染めました。
草木染めというのに触れるのは藍染体験以来で、一から煮出して染料を作るのに結構手順があり、大変だと感じました。
同じ植物を使ったとしてもその時使う水の成分の違いや銅、銀など加えることで色が全く違うものになったりすると聞いて、このできた色、柄は唯一無二の作品になるのだなと、一つ一つの作品がより輝いて見えました。
夜には参加者、JUON NETWORKの皆さん、町の方と一緒に食事をしました。
そこでは、罠でシカなどの動物を獲る猟師の方の実際のお話を聞きました。
初めて聞く話ばかりで新鮮で驚く話も多かったです。
2日目はいよいよ林業の体験。
今回は一般的に想像される林業の森、つまり人工林での作業ではなく、里山の針広混交林で行いました。
主にサクラやコナラ、ヒノキなどのもう元気がないような子を選んで間引いていきました。
まずのこぎりを使いましたが、時間と労力を要すると改めて感じました。
できるだけ安全に一本を伐るのにもコツがあり、倒したい方向を決めてから伐り始めるのですが、なかなか倒したい方向に倒れずこんなはずじゃなかったのに、と思うこともありました。
特に広葉樹は針葉樹と違って傾いて方向が各部位でばらばらであったりして、ちょっと危険な倒れ方をしてヒヤッとしましたが、だれも怪我せずに終えることができました。
最後にチェーンソーでも伐る練習をしたのですが、チェーンソーはとてつもなくよく伐れるため、伐るときに大事なツメ残すために上手く調節するのが難しかったです。
私たちが伐ったのは一人2、3本でしたが、伐った後の林内は随分と明るくなり、なんだか森の中が元気になったように感じました。
人の手が一度入った森林は、人の管理が必要になると私は考えています。
間引くという作業は林業ではそうですが、里山のような森林でも大事な作業だと改めて体感しました。
そんなこんなで2日間あっという間に過ぎていきました。
実は私は同じ参加者で東京から来ていた子とお友達になりました。
彼女は私のように森林について学んでいるわけでなく、初めてのことばかりだったそうです。
他の参加者の方で林業の体験など初めてだった方がいて、その2人の反応が本当に良かったのを覚えています。
その方々が木ってすごいな、管理って大事だと感じていらっしゃる姿を見て、とても嬉しいと感じました。
一般の方が自然のこと、その地域の特色を知るために、このようなJUON NETWORKさんの活動は本当の素敵な活動だと感じます。
私も色々な経験ができて良かったと大いに感じています。
一緒に参加していたお友達になった子が、「初めてでもとても楽しめます。少しでも興味あるなら参加するべきです。」と言っておりました。私も同感です。
またJUON NETWORKさんの活動に参加したいと考えています。
2日間ありがとうございました。
いい経験ができました。
12名(内地元6名)の参加がありました。
参加者の声
今回、岐阜県揖斐郡揖斐川町の『風の谷 森林の楽校』に参加しようと思ったのは、現在大学で森林科学について学んでいることもあり、林業体験という言葉に惹かれたのは言うまでもなく、楽しそうだからという理由でした。
実際参加してみて、草木染も林業の体験もとても楽しかったのですが、人の温かさというものを大いに感じた2日間でした。
1日目の草木染めでは、野草であるアカソという植物で布を暖かなレンガ色に染めました。
草木染めというのに触れるのは藍染体験以来で、一から煮出して染料を作るのに結構手順があり、大変だと感じました。
同じ植物を使ったとしてもその時使う水の成分の違いや銅、銀など加えることで色が全く違うものになったりすると聞いて、このできた色、柄は唯一無二の作品になるのだなと、一つ一つの作品がより輝いて見えました。
夜には参加者、JUON NETWORKの皆さん、町の方と一緒に食事をしました。
そこでは、罠でシカなどの動物を獲る猟師の方の実際のお話を聞きました。
初めて聞く話ばかりで新鮮で驚く話も多かったです。
2日目はいよいよ林業の体験。
今回は一般的に想像される林業の森、つまり人工林での作業ではなく、里山の針広混交林で行いました。
主にサクラやコナラ、ヒノキなどのもう元気がないような子を選んで間引いていきました。
まずのこぎりを使いましたが、時間と労力を要すると改めて感じました。
できるだけ安全に一本を伐るのにもコツがあり、倒したい方向を決めてから伐り始めるのですが、なかなか倒したい方向に倒れずこんなはずじゃなかったのに、と思うこともありました。
特に広葉樹は針葉樹と違って傾いて方向が各部位でばらばらであったりして、ちょっと危険な倒れ方をしてヒヤッとしましたが、だれも怪我せずに終えることができました。
最後にチェーンソーでも伐る練習をしたのですが、チェーンソーはとてつもなくよく伐れるため、伐るときに大事なツメ残すために上手く調節するのが難しかったです。
私たちが伐ったのは一人2、3本でしたが、伐った後の林内は随分と明るくなり、なんだか森の中が元気になったように感じました。
人の手が一度入った森林は、人の管理が必要になると私は考えています。
間引くという作業は林業ではそうですが、里山のような森林でも大事な作業だと改めて体感しました。
そんなこんなで2日間あっという間に過ぎていきました。
実は私は同じ参加者で東京から来ていた子とお友達になりました。
彼女は私のように森林について学んでいるわけでなく、初めてのことばかりだったそうです。
他の参加者の方で林業の体験など初めてだった方がいて、その2人の反応が本当に良かったのを覚えています。
その方々が木ってすごいな、管理って大事だと感じていらっしゃる姿を見て、とても嬉しいと感じました。
一般の方が自然のこと、その地域の特色を知るために、このようなJUON NETWORKさんの活動は本当の素敵な活動だと感じます。
私も色々な経験ができて良かったと大いに感じています。
一緒に参加していたお友達になった子が、「初めてでもとても楽しめます。少しでも興味あるなら参加するべきです。」と言っておりました。私も同感です。
またJUON NETWORKさんの活動に参加したいと考えています。
2日間ありがとうございました。
いい経験ができました。