12月9日(土)〜10日(日)に岐阜県揖斐川町で行われた「風の谷 森林の楽校」の報告です。
16名(内地元2名)の参加がありました。
参加者の声
森林の楽校での2日間。
それは都会での多忙な大学生活を忘れる非日常的な空間だった。
大都会『名古屋』から電車と送迎バスで揺られること約2時間…
着いたのは近くにカラオケ屋もパチンコ屋も、コンビニすらもない、ただあるのは1軒の建物。
その名も「ラーニングアーバー横蔵」
ラーニングアーバー横蔵はもともと小学校で、地元出身のオーナーが廃校後の小学校を活用して宿泊・研修施設として運営している。
2日間の間で彼の暮らしについての話も聞き、新しい人生観、価値観に会うこともできた。
その内容についてはぜひ参加して彼に聞いてほしい。
早速、近くの山へ入り林業体験。のこぎりを手に取り、木の枝を切り落そうとする。
ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ
ギコギコギコギコギコギコギコ…ギコギコギコ…ギコギコ……ハァハァ
なんと、大学生って怠惰な生活を送ってるのだろう。
切り始めて30秒~1分くらいですぐ疲れてしまう。
2分も伐ったならもうバテバテだ…
人としての体力のなさ、情けなさをこれ程とまでに痛感させられたのと同時に自然の力の強さを感じたのであった。
そんな体にムチ打って作業すること2時間、林業体験の休憩がやってきた。
私は近くの伐った切り株に腰かけてたところ、一緒に参加した仲間が森の少し奥で何か遊んでいる。
竹をななめに切って、切り口に持ってきたフィギュアを入れている。
話を聞くにどうやら「かぐや姫」の世界を再現しているというのだ。
また他の仲間は大樹にひっかかった細い木を利用してぶらさがってる、ターザンロープを作ったらしい。
彼らの様子を見て私は気が付いた。
いつからかスマホやお酒、パチンコやカラオケなど人が作った物に対して娯楽を求め、快感を得ていることか。
そして、幼少期の頃に近くの草むらで草相撲をしたり、竹やぶで竹とんぼをつくったりしたことを思い出した。
昔はお金がなかったから自然で遊べてたのだと感じると、お金の悲しさ、醜さという一面に気づいた気がした。
その後もチェーンソー体験や木の伐採を行い、2日間の作業を終えた。
来たときには山の匂いに違和感を感じたり、カメムシが現れるとすぐに追い払おうとしていた。
気づいてみれば隣にカメムシがいても何も感じなくなったし、むしろ名古屋に帰ってからもの寂しい気持ちにさえなった。
私は自然の1つになることができたのだなと帰ってから気づいたのだ。
そしてあの2日間だけは、都会での忙しさや嫌なことを忘れていた、帰ってからそんなことにも気が付いた。
最後に伝えたいことがある。
この森林の楽校には林業に興味がある人以外にもぜひ来て欲しいと考えている。
普段の人間関係に”疲れ”や”嫌気”を感じている人…
普段の生活に物足りなさを感じている人、刺激が欲しい人…
森林という大きな自然は人に普段の生活では忘れてしまっている大事なことをたくさん教えてくれる、思い出させてくれる。
ぜひそのきっかけとして森林の楽校を活用してみてはいかがだろうか?
16名(内地元2名)の参加がありました。
参加者の声
森林の楽校での2日間。
それは都会での多忙な大学生活を忘れる非日常的な空間だった。
大都会『名古屋』から電車と送迎バスで揺られること約2時間…
着いたのは近くにカラオケ屋もパチンコ屋も、コンビニすらもない、ただあるのは1軒の建物。
その名も「ラーニングアーバー横蔵」
ラーニングアーバー横蔵はもともと小学校で、地元出身のオーナーが廃校後の小学校を活用して宿泊・研修施設として運営している。
2日間の間で彼の暮らしについての話も聞き、新しい人生観、価値観に会うこともできた。
その内容についてはぜひ参加して彼に聞いてほしい。
早速、近くの山へ入り林業体験。のこぎりを手に取り、木の枝を切り落そうとする。
ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ
ギコギコギコギコギコギコギコ…ギコギコギコ…ギコギコ……ハァハァ
なんと、大学生って怠惰な生活を送ってるのだろう。
切り始めて30秒~1分くらいですぐ疲れてしまう。
2分も伐ったならもうバテバテだ…
人としての体力のなさ、情けなさをこれ程とまでに痛感させられたのと同時に自然の力の強さを感じたのであった。
そんな体にムチ打って作業すること2時間、林業体験の休憩がやってきた。
私は近くの伐った切り株に腰かけてたところ、一緒に参加した仲間が森の少し奥で何か遊んでいる。
竹をななめに切って、切り口に持ってきたフィギュアを入れている。
話を聞くにどうやら「かぐや姫」の世界を再現しているというのだ。
また他の仲間は大樹にひっかかった細い木を利用してぶらさがってる、ターザンロープを作ったらしい。
彼らの様子を見て私は気が付いた。
いつからかスマホやお酒、パチンコやカラオケなど人が作った物に対して娯楽を求め、快感を得ていることか。
そして、幼少期の頃に近くの草むらで草相撲をしたり、竹やぶで竹とんぼをつくったりしたことを思い出した。
昔はお金がなかったから自然で遊べてたのだと感じると、お金の悲しさ、醜さという一面に気づいた気がした。
その後もチェーンソー体験や木の伐採を行い、2日間の作業を終えた。
来たときには山の匂いに違和感を感じたり、カメムシが現れるとすぐに追い払おうとしていた。
気づいてみれば隣にカメムシがいても何も感じなくなったし、むしろ名古屋に帰ってからもの寂しい気持ちにさえなった。
私は自然の1つになることができたのだなと帰ってから気づいたのだ。
そしてあの2日間だけは、都会での忙しさや嫌なことを忘れていた、帰ってからそんなことにも気が付いた。
最後に伝えたいことがある。
この森林の楽校には林業に興味がある人以外にもぜひ来て欲しいと考えている。
普段の人間関係に”疲れ”や”嫌気”を感じている人…
普段の生活に物足りなさを感じている人、刺激が欲しい人…
森林という大きな自然は人に普段の生活では忘れてしまっている大事なことをたくさん教えてくれる、思い出させてくれる。
ぜひそのきっかけとして森林の楽校を活用してみてはいかがだろうか?