猛暑に負けて初クーラー。
雨が降ったら涼しくなって。
梅雨がやってきましたね。
猫たちは、明らかにだるそう~~~な感じ。
お外のひろみちゃんも、ねむねむ~~~。
季節のめぐりがはっきりとしている日本っていいなぁと、しっとりした空気を楽しんでいます。
さて、涼しくなったところで、昨年秋に行った富山旅行のことを書こうと思います。
これから夏!って時に紅葉とか……。
季節感がなくってすみません。。。
昨年の11月中頃。
たまたま旦那の休みがあって、紅葉を見に行こうということになり。
しかしこの時期というのは、山の紅葉は終わっていて、平地の紅葉はまだまだ。
近場で探すのは難しかったんです。
ネットをポチポチ、どっかないかなぁ~と探すと、出てきたのは富山の『黒部峡谷』!!!
これだぁ!って大興奮しました。
富山だぁ~日本海だぁ~押し寿司だ~ルーツだぁ~~!!
富山県で見てみたい場所を、なるべくたくさんまわる旅となりました。
ルーツというのは、実は母方が富山出身でして。
一度ちゃんと見てみたいなぁって思っていたんです。
わくわくした気分のままサンダーバードに乗り、一路北陸へ!!!
もちろん駅弁に舌鼓を打ちながら~~~


この回の予定表は次の通りです。

例によって、2泊2日、前日泊からの旅です。
初日の夜は、富山駅から電車で越中八尾へ向かい、有名な諏訪町から少し行ったところの『八尾ゆめの森 ゆうゆう館』にて宿泊。
一般の人もたくさん来る、ぶくぶく泡の大浴場と露天風呂を堪能し。
ぐっすりと眠りにつきました。
やっぱり宿は大浴場があるところに限ります~~~



朝6時。起床。
低血圧なもので、6時に目覚ましを合わせても起きるのは15分後くらい。
ちょうど日の出でした。

こんな色の空は、宇宙まで繋がってるんだなぁってわかる透明さで、吸い込まれそうです。

出発準備までほぼ済ませて、あとは歯磨きだけにして朝食へ。
団体旅行らしいたくさんのおじさんに混じって、おいしい朝食。
東向きの窓からは、まぶしい朝の光。

ちょうど美しく紅葉した木々が輝いています。
スタートが早いのでバスがまだなく、タクシーで諏訪町へ向かいます。
着きました~~~!!!

朝の光が入ってくる前の、静かな朝の『諏訪町通り』です。

『日本の道100選』に選ばれたのもうなずける、素敵な道でした。
石畳の上を、遠くでにゃんこが右へ左へと横切るのを追いかけます。
9月初めに毎年開催されている『おわら風の盆』で有名なこの町。
そのタイミングではいつも行けないので、ずっと憧れのまま心に残っていた場所でした。
賑やかな夜の祭りは見られないけれど、しっとりした朝の景色もとても素敵で。
古い建物が残る町並みを堪能させていただきました。



郵便局の裏側も町並みに合わせて。

ふと横を見ると、苔むした階段と木々が素晴らしいしっとり感~~。

ささやかに、おわらの気配。


おわら風の盆の踊りは、幽玄な雰囲気で、音も歌も泣いているかのよう。
顔を隠した女性の笠が、神秘的なイメージを与えます。
私は個人的に、おわら風の盆の踊りは、昔々、古代日本の踊りに近いのではないかと思います。
年に一度集まり、故人の霊を呼び寄せて魂を入れ替える儀式をしていたともいわれる古代の人々。
ストーンサークルが残る東北には、縄文時代のそのような名残があるのだとか。
顔が見えない女性の、その柔らかく呼び寄せるような動きとだれか分からないという少しの怖さ。
お盆という日本独特の文化と盆踊りの原型を見るような、アニミズム的なイメージを感じました。
YouTubeで素晴らしい編集の映像がありましたので、アドレスを入れておきます。
おわら風の盆をご存じない方は、一度見てみてくださいね。
おわら風の盆 動画
さて、町歩きに戻りましょう。
おっとこらし~~いのれんを発見!!

シブいなぁ……

味のある階段を下りてみると、民家の玄関先に、美しいお花。


すっごい大きさの脳みそ……、いやいや。
私の頭もこのくらい詰まってたらなぁ……。
通りや階段ひとつひとつに丁寧に名前がつけられていて、案内板を読むのも楽しい。
あ、景色が開けてきました!

この辺りから、丸い石のすごい石垣が姿を表します。

きた~~~!!!!

これが見たかったんです!!
城壁のような石垣。
黒々として美しい……、外国のようです。

その昔、左側の眼下にとうとうと流れる井田川が大洪水を起こしたことがあるそうで、住民はこの丘の上で暮らすことにしました。
川の浸食を防ぎ、丘が崩れないようにと積み上げられた丸石たち……。
積み上げるのにどれだけの時間と労力を要したのでしょう……。
きっちりと精密に組まれた石たちがとにかく美しいです。
また、朝日が当たる前だったのも、石が黒々としていて趣がありました。
やっぱり来てよかったなぁ……。
日程が短いので、来るかどうかかなり悩んだ越中八尾。
来てみて正解でした。
朝にこの時間をとるために、前日の宿をゆうゆう館にしたのでした。
こけこけむしむし~~~。

石に沿って、まあるい形が可愛いです~~~。
やっと町の中にも朝日が差し込んで来ました。

金色の光を浴びた、古い鉄の扉がかっこよかったです。
小さな町なので、小一時間のんびりと歩いたらある程度まわることができました。
静かで古き良き建築などをみせてもらえるところだったなぁ……と余韻を楽しみつつバスを待ちます。
旦那はバスが来るまで、まだパシャパシャとあちこち撮影していました。
気に入ってくれて良かった。
バスを待っていると、私たちが向かう予定の越中八尾駅行きではなく、富山駅行きがやってきました。
最終的には富山駅へ行くので、乗ってしまおうかなぁ~とも思ったのですが。
万が一遅れたら後の計画がおじゃんになると気づき、乗りませんでした。
分刻みのギリギリ旅なのもので

後から来たバスで越中八尾駅へ。
駅舎もなかなか趣があったのですが、私はその前の建物がいい感じだなぁって思いました。

どこがどうとは言えないんですが、なんとなく。
旅をしてるなぁって感じる景色なのでした。
今回はここまで。
次回は、富山市内から旅を進めようと思います。








この間、9回目の結婚記念日でした。
いつも午前様な旦那も、この日ばかりは早めに帰ってきます。
百貨店に寄って、美味しい海の幸を半額でゲットしてきてくれました


かにづくしと、これでもかってくらいネギトロがのせられたお寿司。
そして、向こうの方に見えているのは阪神百貨店のイカ焼きです。
あと、私の好きなビーフジャーキーとナッツも買ってきてくれましたよ。
へたなプレゼントよりも、このほうが嬉しかったりして(笑)。
いい記念日となったのですが、2人ともスパークリングワインを飲んでふわふわとうたた寝してしまい……。
お風呂のお湯を止め忘れるという大失態を……!!!
……、睡眠不足の時にお酒を飲むもんじゃないな……。
猛省したのでした。。。
旦那におなかをごしごししてもらい、珍しく大股開きでうっとりなイブちょ。

旦那の手の跡がついてる……。
よくネットなどで見る家猫が、おなかを上に向けて眠っている姿を見るのですが。
うちの子たちはあまりそれをしません。
イブちょもしろちゅもお外で生まれてある程度まで育ったので、警戒心が強いのかもしれませんね。
もっとこんな無防備な姿を見たいんですが……。
梅雨に入って、しろちゅさんもちょっとぐったり。
イブちょになめなめしてもらって、うっとり……。

しばらくそのまま放心状態でした。

隣の部屋からそおっと撮影しました。

しろちゅのふわっふわのおなかです~~~!!
ぜひ一緒に、妄想の中でもふもふしちゃいましょう~~~!!
ほっぺを埋めちゃいますよ~~~。
きっと毛を感じないくらい柔らかくてあったかいんだろうなぁ……。
おなかも背中もいっぱいわしゃわしゃしていいですよ~~~。
ラッキーショットが続いて、嬉しかったです

それでは、また次回です~~~
