セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

猫旅2013 その16~真鍋島キャッツ~

2013-11-30 18:16:28 | 猫旅2013
寒波が来ていますね~。

昨日は全国的に初雪になったところが多かったとか。


気がつくと、朝に着たライトダウンジャケットを夜までずっと着ていたり。

コタツに足を入れるともう動けなくなって。

しろちゅが来るかもしれないのに~と思いながらも、しばらくバッタリとしておりました。


湯船に浸かるのも、たまらなく気持ちいい季節ですね。

あったかいって、ありがたい。

ふは~~~。




さて、すっかり季節が変わってしまいましたが猫旅はまだまだ残暑厳しい9月半ば。


猫たちは日陰でのんびり涼んでいます。


3~4ヶ月ぐらいの子猫ちゃん。





うう~~~ん、伸びかわゆい!





グレーの子猫ちゃんはずっと傍で興味津々。





茶トラ猫ちゃん、大人しいね~。





こちらもうう~~~~ん、たまらんかわゆい





華奢なおなかがたまりません



あ、さっきの子猫ちゃんが、ぴょんっと荷車に飛び乗って。





ドタバタゴロゴロ!!

はっ、見られてる!




いい遊び場所見つけたね~~。


子猫って、どんなものでも上手におもちゃにしますね。


-遊ぶことが仕事だも~~ん。


そうだねぇ、子猫ちゃん。

子供はそうでなくっちゃね。




あれ、船着き場のほうからニューフェイスが登場です。


かいかいかい。




ちょっと歩いてまたかいかいかい。





燕尾服を来ているみたい!!




赤い蝶ネクタイを付けてあげたいなぁ、って思って。

この姿を見て、ピンッ!ときたのがこのキャラクター。


劇団四季『キャッツ』に出てくるマジカルキャットのミストフェリーズだぁ~~~!!


ずっと宙に浮いているような素晴らしいダンスを見せてくれて、素敵なマジックでみんなを楽しませてくれる優しい黒白猫。


イメージがぴったりでしたので、ミストフェリーズ、と呼ぶことにしました。






かっこいなぁ……。





うしろの階段にいる第一島猫ちゃんは。

さっき、優しい島の人が置いて下さっているお水をペロペロ飲んだので。







とっても満足そうなこのまったり顔です。





おや、横でボクも撮って!とおねだりしています。




む、とすぼめたようなお口が可愛いですね。

前回カバンをケリケリしていたやんちゃで人懐っこい猫ちゃん。

さしずめキャッツに出てきた、不良なんだけど憎めない『ラム・タム・タガー』みたい。



あ、第一島猫ちゃんが、ミストフェリーズのところにやってきました。





わ、レッツファイト!!





ゴロンゴロン、けりけり~~。

仲良しさんなんですね~。

兄妹かなぁ。

それとも恋人同士??




みんななんとな~く傍にいます。





-別に、たまたまここでくつろいでるだけだも~ん。

猫ってそんな感じで、なにげない風を装いますよね。


毛づくろいしたり、寝そべったり。

でもなんとな~く、こちらを気にかけている。

なんとな~く近づいてくる。


犬の真っすぐさとは違う、猫独特のこのアプローチの仕方。

面白く、愛おしいです。



あれ、低い屋根の上に、精悍な姿の猫が来ていました。




かっこいい……、めっちゃかっこよくないですか?





この子だけ、一段高いところから猫たちの様子をじ~っと観察していました。

全体の様子をチェックしている感じ。


もしかして、君がここのボスかい?





大きめで筋肉質な身体をしています。

『キャッツ』で見た、仲間思いで強く優しいリーダー猫『マンカストラップ』を思い出しました。

柄はちょっと違うけれど。

そのまなざしは、同じ気がして。



ここも、キャッツの舞台なんだなぁ、って、思ったのでした。


願わくは、名曲『メモリー』を歌ったあの悲しい猫ちゃんのような子がずっと現れませんように。


みんなで楽しく、生きていってね。




次回につづく……






今日の我が家の写真は、お庭にしましょう。

猫はたくさん出ましたからね~。


寒い季節が来て、近づいてももう逃げないお疲れな黄蝶さん。




夏の元気な時には、一度も撮ることができませんでした。

長く咲き続けてくれたパニックタワーにご執心。

濃い赤と儚い黄色の対比が美しかったです。


次は、初めて実をちゃんとつけてくれたみかん。




ちっちゃいですが、ちゃんと黄色くなって、柔らかくなってきました。

そろそろ採り頃です。



最後に、寒さに震えながらも健気に咲いてくれた、今年最後の桔梗。





この下の葉っぱはみんな枯れてしまっていたのに、花が咲いているのを見つけた時は、ほんとうに感動しました。

全盛期よりもずっと小さく、けれど変わらず美しく、咲ききってくれました。


長い長い期間、美しい姿を見せてくれて、ほんとうにありがとう。







それでは、また次回です~~


猫旅2013 その15~呼び猫~

2013-11-28 02:24:05 | 庭の花
忙しくしていて少し間が空いてしまいましたね。

コンスタンスにできない性格で申し訳ないです。

ぼちぼちのペースですが、どうぞお付き合い下さいね


最近の記事は、どうも内容を詰め込み過ぎになってしまって反省中です。


簡潔に、簡潔に。


そう心がけて書こうと思います。



それでは猫旅、はじまりはじまり~~





前回は、旦那と猫ちゃんがふっと消えてしまったところまででしたね。


私は彼らを捜しに坂道を上がっていきました。


曲がりくねって、まるで迷路のような細い路地を抜けると。



旦那と猫がいました!





この猫ちゃんは、他の仲間を連れてきました。





さらに一匹、おうちの門からひょっこりと。




なんとも面白いお顔です。


この子とも仲良しみたいです。





茶白猫ちゃんの声がすごく可愛かったので、動画に撮りました。


猫の可愛い鳴き声



リンクはこちらです。



もう一匹黒い子が来て、総勢5匹。





旦那がぽつりと言いました。


「あのキジトラの子に呼ばれて来てん。

ほんとうにいるんやなぁ、人を案内する猫って。

岩合さんの番組みたいや」



この辺りは集落の端っこで、すぐそこは山。

観光客があまり来ない場所だから、ああして下りて来て人を呼ぶのでしょうか。


-こっちに来て。ボクの仲間に会って。

そしてなにか、食べさせてください。


そう、言っていたのかな。


しばらく彼らを見ていると、島の方が通りかかりました。


会釈でご挨拶。


その人に、あの呼びに来ていた猫ちゃんがにゃ~~!!とついていきます。

島の方、「もう、ついてこないで!」って言ってました。

でも、猫ちゃんはめげずに甘えた声でにゃ~~!!


この人はきっと、優しい人だって、猫ちゃんは知ってる。

口ではそんなこと言いながら、ご飯をくれる人だって。

だから、甘えてるんだよね、猫ちゃん。

猫は人をよく見ているから。


猫ちゃんはずっと、その人についていきました。

真鍋島の人と猫の関係、少し見せていただきました。



もう少し路地を迷ってみようと歩いていると、またまた猫ちゃんを発見。




振り向きながらどんどんと細い道に入っていきます。

また呼び猫ちゃんかなぁ~と思ってついていったら。

とても人が通れない細い隙間へ。

ごめん、逃げてたのか。

追いかけてごめんね。


う~ん、呼び猫ちゃん、見分け方が難しいや。



さて、そろそろ一度、港に戻ってみましょう。


美しい紫の花が咲く木をくぐって。





港の前のメイン通り。




ここが一番猫が多いようです。


一番、ごはんをもらえるからかもしれません。


このトラ猫ちゃんは、旦那のカバンがお気に入り。



すりこすりこ。





がじがじ、けりけり。




メイン通りでそこまでくつろぐか。


若干警戒中の茶トラ猫ちゃん。




おめめが綺麗~~。





どこからともなく、わらわらと猫たちが集まってくる。





第一島猫ちゃんも、いらっしゃ~~い。





この子猫ちゃんがすごくフォトジェニック。







美しいグレーの毛並みをしています。


おててをクンクンしてくれました。





たくさんいるけれど、みんな仲良しのようです。


助け合って、生きているのかな。





ここの子たちは、優しい子ばかりでした。




たくさんいるので、次回も港の猫のことをお伝えしますね。



次回につづく……。




いつも仲良しなイブちょとしろちゅ。

遊ぶときもけっこう一緒に走り回っています。


どったんばったん。

動画です。


敷きマットで遊ぶ




リンクはこちらです。



二人とも、じょうずに遊びますね。


おまけ写真。


イブちょの開き(美雨さんところのサバの開きの真似です





それでは、また次回です~~~


猫旅2013 その14~真鍋島へ~

2013-11-22 12:28:15 | 猫旅2013
おはようございます。


今朝はついに車の露が凍っていました。

もう冬ですね

例年より早い気がします。

相物を着る時期、短かったな……

まあ、毎年そう思うんですけれど。



我が家もとうとうコタツをセットしました。

するとすかさず入るのは、猫たち。


今やすっかりコタツの住人です。



近頃のイブちょの生活サイクルは。

コタツごはんの催促開けての催促外を眺めるコタツ

この繰り返しです。


コタツは猫たちの姿が見えないので、それがキライです







猫旅をしていた9月後半は、まだ真夏の猛暑の中にあって。

オーブン、いや魚焼器でジリジリ焼かれているような日差しでした。


猫たちは賢いからちゃんと日陰で涼んでいて。

人間は大汗をかきながら炎天下を歩き回る。


-こんなあっついのに、あほやなぁ。


きっと猫たちにそう思われていたと思います。



楽園のような美しい島、佐柳島を離れる時が来ました。


船に乗り込むと、あっという間に岸が離れていきました。




名残惜しいってなもんじゃありません。

船のスピードはとても早くて。


あっという間に大海原の真ん中です。






これから向かうのは、またまた猫島で有名な真鍋島です!

ガイドブックにも載っていて、一度行ってみたいってずっと思っていました。

佐柳島のすぐお隣の島です。




ところで今乗っているお船ですが。

定期船ではありません。

なんと、『海上タクシー』というものに乗っているのです。








なにしろ離島間の移動なので、便が週一回しかない、とか、航路が廃止、などなど、全然うまく回れないんです。

そう何度も来られる場所ではありません。

行きたいところには行っておかなければ。

贅沢していいのかしらとけっこう悩みましたが。

これがベストの選択と信じて、海上タクシーを利用することに決めました。


お願いしたのは、笠岡諸島を主に回っておられる海上タクシー幸進丸さん。


行きたいところに自由に連れて行ってくれて、人数をある程度揃えれば定期船より安くて速いです。

また、急患を本州まで搬送なさったり、島の方たちの買い物代行まで請け負っておられるとか。

離島が多いこの地域では、なくてはならない大事なお仕事ですね。



たった二人のために船をだしてもらうのにちょっと気後れしながら、おそるおそる電話してみたんですが。

「はいはい~、分かりました~~」とあっさり過ぎるお返事で、膝から力が抜けました。


私にとっては船で移動するなんてすごいことですけれど、瀬戸内海では身近な移動手段なのかもなぁ。

聞けば尾道まででもしょっちゅう行っているとのことだったので。

真鍋島からの足も一緒に頼んでしまいました。





船のスピードがとっても早くて爽快だったので、動画を撮ってみました。

船の音が大きいので、音楽を入れてみました。

お気をつけ下さいね。


海上タクシーで瀬戸内海を快走!!




リンクはこちらです。


いつもなら船のへりに立って、潮風を一身に受けるのが大好きな私ですが。

さすがにこのスピードは怖くて無理でした。

大きめの波をグインと越えたら、自分の体がぽーんと投げ出されるのが容易に想像できます。


椅子に座ってスピードを楽しんでいましたが。

個室になっている船長さんのところへ入ることにしました。



私が外で写真を撮っている間に、旦那は船長さんからいろんな話を聞いていたようで。

いつもならあまり旅先の人と話さない旦那が、とっても楽しそうにおしゃべりをしていてビックリ!!


私も耳を傾けてみました。



船長さんは、瀬戸内海の島々の歴史や風土について、そして。

真鍋島の猫についても話をしてくれました。


島にはたくさんたくさん猫がいて。

それは昔からずっとで。


ずっとそうして暮らしているから、わざわざ猫を撮りにくるなんてって言われました(笑)。

そして、「昔は三味線のために猫取りが来る島だった」と。


がああああん……、ショック………………………。





島の猫にはそういう受難の日々もあったのですね……。

「今はもうそんなことはないよ~」と、言って下さいましたが、ショックが大きかったです。


そうですよね……、三線がヘビの皮なら三味線は……、そうだ、どっかで聞いたことがあった……。


猫を飼いだしてから、以前よりもっともっと猫が好きになったからすごくつらい。

想像しちゃダメだ!と自分に言い聞かせて、泣きそうになるのを耐えました。

人と猫との関わりの暗い部分を知らされました。


それが歴史なんですね。

マタギルックだって、あれ毛皮を来てるんだし。

牛皮とかカバンに書いてあるし。

何より毎日お肉を食べている自分。


動物たちの尊い命を、いただいて生きているんだなぁと痛烈に感じました。



家に帰ってからネットで調べたんですが。

今でも猫取りってあるそうで。

生きている猫を守ろうと、遺体を探して引き渡すという困難なボランティアをされている方もおられるそうです。

すごいと思いました。





すみません、すっかり暗くなってしまいました。


真鍋島に到着しましたので、上陸してみましょう。






荷物はどこに置かせてもらおう……と船長さんに待合室に置いていいか尋ねると。


「そんなとこ置いてたら危ないから、船の中に置いておくといいよ」


ありがたく、置かせていただきました。


あ、さっそく真鍋島の第一島猫ちゃんがやってきましたよ!!





猫ちゃ~~ん!


とってもかわゆいお顔





可愛くにゃ~~んって言ってくれます。





この写真、旦那が撮ったんですが、半開きのお口がもう、たまりません!!

ちゅ~したい~!!


こちらの島でも、出迎え猫ちゃんがちゃんと迎えてくれました。





はっ!!この子のしっぽ、


こじこじのしっぽだ!!!(すみません、分からない方多いですよね……





くるねこ大和さんが一時期預かっておられた胡次郎ちゃんって猫ちゃんが、こんなふうにとぐろしっぽだったのです。


怪我してそうなったんじゃなくて、ほんとうにあるんだなぁ……。

やっぱりひもが絡まってしまったりするのかしら……。



あんな暗い話を聞いて、猫を見たら切なくなっちゃいましたけれど、この猫ちゃんのおかげで少し落ち着きました。




優しくお出迎えしてくれて、ありがとね。




さて、時間はお昼の1時前。

まずは腹ごしらえといきましょう。




ここ真鍋島には、新鮮どころかまだ生きているエビさんやタコさんを食べさせてくれるお店『漁火(りょうか)』があって、遠くからそれを目当てに来る人もいるのだとか。


同じくそんな魚介を食べさせてくれるお宿『三虎(さんとら)』もあるそうで。


せっかくそんな珍しい食べ物があるのだけれど、残念ながら私も旦那も生きて動いているのはNGなんですよね。

港に食堂があるそうなのですがどこか分からず、ネットで探したら一軒の喫茶店を発見!



喫茶『渚』へ向かいましょう。



ぎっしりと家が密集しているその上に、見事な大木。




細い路地の両側には、いい感じの古さの木の壁が並んでいます。




薄暗い路地の向こうに、猫の姿。




おいで~って言ってみたけれど、ずっと警戒してじっとしていました。

なんだかやっと、普通の猫に会った感じがします。


そうだよね、猫って呼んでも来ない。


喫茶『渚』は、少し登った先にありました。




ちゃんど電話しておいたので、大丈夫です。


何を食べようかな~と思ってメニューを見ると、「お好み焼きだけやけど」とマスターのおじさんに言われ、面白かったです。

メニューにはいろいろ書いてありますよ~~。


鉄板の上にはちゃくちゃくと美味しそうなものが出来上がっていきます。





私「やっぱり広島風なんですね~、あ、いや、ここは岡山だから岡山風になるのかな」

マスター「広島風とか知らん、お好みと言えばこれだから」

なるほど。



ふわっとたくさん乗せられたキャベツが、ぎうぎうされていい厚さに。




卵がものすごくいい色に焼けています。

ぐう~~~。

おなかが鳴ります。



できたお好み焼き、お皿に盛ってもらって、すぐにパクパクと食べ始めます。

おいしい~~~~!!


はっ、写真撮るの忘れてた……。





食べかけですみません



マスター「この店の電話番号、どうやって知ったん?」

私「インターネットで載ってましたよ」

マスター「え、インターネット!? 知らんかったな……そうか……」

りょ、了解とかとらずに載せたのかしら、だれかさん……。


マスター「島には何しに来たんや?」

私「あ、猫を見に」

マスター「ねこ!! 猫見にこんなとこまで来たんか」

私「はあ……猫が好きなんで……」

マスター「猫なんて、すぐそこにいるのが当たり前やからなぁ~、珍しくもなんともないぞ。

すぐに家に入って来よるから、網戸にもしてられへんでやっかいやし」


猫がいっぱいいる島での生活は、実際のところそんな感じなのでしょうね。


数年前に『ぽちたま』という番組撮影で、松本君とだいすけ(犬)が一ヶ月滞在して、その時はたくさんの人が見に来ていたというお話もして下さいました。


最初はそっけなく思えたマスターの話し方にも、だんだんと慣れて来て、実は優しい人なのだと分かる。

この旅の前にYouTubeで、この真鍋島が撮影地となった『瀬戸内少年野球団』(リメイク版)を見て来たのですが、そこに登場する島の人たちの感じと、とてもよく似ていることに気がつきました。


つっけんどんだけれど、言葉にうそがない。

そっけないけれど、ほんとうはあったかい。


そんな人情が伝わって来た、素敵な会話でした。



海を遠くに眺めながらの楽しい食事を終え、さあ、町並みと猫を見に行きましょう。


次に向かったのは学校です。




古い木造校舎が残っているのです。

ちなみに、現役です!!





懐かしいと言って見学に来られる方が多いそうで、先生に了解を取ったら中も見せていただけるそうです。

『瀬戸内少年野球団』の撮影にも使われました。



狭い坂道をてくてくてく。

入り組んだ細い路地が続きます。

尾道に行った時のことをちょっと思い出しました。


玄関に貼ってあったお札は沼名前神社のもの。




これは広島の鞆の浦にある神社です。

つながりがあるんですね~、この島まで。



あ、オキザリス可愛い!!





わあ、サルビアが真っ赤だ。




花を撮っている向こうで、旦那はまた猫に出会ったようです。


次に目を向けた時には、旦那も猫もいません。

あれ、どこいったのかな~~。


坂を上っていってみましょう~。




次回に続く。




毎回長文ですみません。

読んでいただいて、嬉しいです




さて、我が家の猫たちは……?

ぱふ。






混ざりたい。。。



昨夜の猫たちは?

シンバが来ています。






こう寒くなってくると、心を鬼にももちません……。

寒くなった途端毎日来るんだもん……。


一生懸命、生きてるんですね。


仲良くしてよ~みんな。


動画をひとつ。

音楽が入っていますので、ご注意下さいね。


イブちょ、お水を飲む



リンクはこちらです。


まったりな時間でした。



ちなみに今の旦那のiPhone、ロック画面はこれ。




写真集の表紙にでもなりそうな、すごいワンショットでした。


ちなみに私のは、旅行中はこれ。




しろちゅのちょっとむ~んとした顔がたまりません。


今はこれです。




ボタンを押すたび、ほっぺがゆるみます。


それにしても、偶然なのですがしろちゅの画面だけ『やり直す』なのがすごく彼女っぽくて、笑ってしまいましたよ。

一筋縄ではいかない、気難し屋のしろちゅに言われているようです(笑)。



それでは、また次回です~~~

森林セラピー~吉野山の秋~

2013-11-18 13:15:41 | 吉野山
長く猫旅にお付き合いいただいておりますが、ここで一回休憩にしました。

秋のことは秋の間に書かなくちゃ~と思いまして。



先日、友達に誘ってもらって、吉野で開催された森林セラピーのモニターツアーに行ってきました。










近頃日本のあちこちで、森林セラピーができる場所が認定されていっているようで。

奈良県では吉野町で2ヶ所のセラピーロードが認定されました。

今回私が参加したのは、そのうちのひとつ、『吉野・宮滝万葉コース』です。



吉野に行ってみたいなぁ、森林浴してみたいなぁって方は、どうぞ下のホームページをご覧下さいね。

他にもいろんな体験ができますよ!!


『吉野ビジターズビューロー』ホームページ




私は、吉野山を歩いていると、なぜか体が軽くなっていって、とても気分がよくなります。






今回はそれに、他のいろんなセラピーも加わります。

癒されること間違い無し!!

行く前から確信がありました。




思ったよりたくさんだった参加者と一緒に、怪我しないように準備運動から。

おいっちに、さんし。



『あしたのことも、きのうのことも、みいんな忘れてしまいましょう~~』


こんな心を楽にしてくれる言葉をかけてもらって、出発しました。



どうしていつもこんなにいいにおいで気分が良くなるのかなぁ~~。

吉野山を歩いているといつも思う疑問を、ツアーに参加されていた女性に話してみたところ。

その女性は、素敵なことを教えて下さいました。






樹木というのは、昆虫を忌避させたり病原菌を殺菌したりするために、傷をつけられたりすると『フィトンチッド』と呼ばれる物質を放つのだそうです。

その香りが、人間にはいい匂いに感じられて、森林浴の効果をもらたしているのだとか。





なるほど!!

それかもしれません。


吉野山に入るとほんといつもいいにおいがしているんです。

この辺りのスギやヒノキが、たくさんの香りを出してくれているのですね。





ツアーに参加された皆さんは、お年を召した方もいらっしゃるのに、皆さんとっても健脚!!

写真をたくさん撮る人間の性で、パシャパシャ撮ってはぴゅーーーっと走り、また止まってはダッシュ!!

そんなことを繰り返しながら楽しく歩いて行きました。


吉野山でなら、私はいっぱい走れますよ~~~ぴゅ~~~ん。

忍者ハットリくんにでもなった気分です。


にんにんにんにんーーーー!!!








山の中ではたくさんの可愛いお花に出会いました。


コウヤボウキ(高野箒)。




高野山でこの植物の茎を重ねてほうきを作っていたのでこの名前になったそうです。

古くからほうきの材料として使われていたとか。



コセンダングサ(小栴檀草)。




小さくて可愛らしいお花でした。

小さすぎてピントが~。

これが限界でした。。。



次は小さな野菊を二つ。


ユウガギク(結香菊)???





ヨメナ(嫁菜)???




こっちはうっすらとピンクですね。


野菊はたくさん似た種類があって、私には判別できませんでした。

正確な名前は分かりませんが、とにかく小さくて可愛らしいお花たちでした。



野草の花というのは、小さく楚々としているものが多いですね。

そこがなんとも愛らしく、清らかで、心を惹き付ける魅力だと思います。

そんな女性になりたいけれど。

なかなかそううまくはいきませんね



しばらく行くと、こんなゴロンとした木の実を発見しました。




近くにはこんなお花が。




なんだかツバキっぽいなぁ~と思っていると、一緒のグループだった男性が声をかけて下さいました。


「これはお茶ですよ」


お茶!?

ビックリしました。


お茶と言えばこう、ずらりと並んだ低木のこんもりしたイメージで、まさか山にこんな風に生えているとは!!

植物にお詳しい方が一緒で、とても勉強になりました。


いつもは個人での旅ばかりですが、友達や、こうして知らない方々と一緒に旅をするのもいいものですね。

知らなかったことや興味深いお話をたくさん聞くことができましたし、なによりも連れて行ってもらえるというのがイイ。


すごく気楽。


自分で行くと、道を確認したりこっちでいいのかなぁとか不安になったり、時間配分も気にしなければなりません。

最近はそんな旅ばっかりだったので、今回はまるで、親に連れて行ってもらっているような楽しさだったのです。






ずっと向こうに、蔵王堂の大屋根が見えています。




紅葉には少し早かったのですが、その分、夏に充分に生い茂った深い緑の色を堪能させてもらいました。




このV字谷は、桜の季節には桃源郷のように薄ピンクに色づきます。


ちょうどこの場所が写っている春の吉野山の記事はこちらです。




お天気はあいにく曇りだったのですが、曇りには曇りの良さがあるように思います。





山の苔はほんとうに美しいです。

まるでひとつの山のようにも見えます。




あまり日が射さない湿った斜面には、いつもとは違う世界がありました。




山の中というのは、非日常をたくさん体感させてくれますね。





小川のせせらぎが聞こえる広場で、座禅をさせてもらえました。


まずは大きく息を吸って~~~~~。

森のエネルギーをいっぱいいっぱい吸い込んで。


息を吐く時は低いところからゆっくりふぅ~~~~~。

体の中の悪いものを、みいんな出し切ってしまいましょう~~~。



これ、家に帰ってからも、すごく悪いものを吐き出してきたなぁって感じがしたんです。

不思議ですねぇ。

セラピーってすごいです。


その後は瞑想です。

半眼で1メートル先ぐらいの地面を見ます。

静かに呼吸します。


小川のサーーーーーッと流れる音がしています。

木の香り、土の香りが体を包んで。

冷たい風が頬を撫でていきます。



ぼーっと一点を見つめていると、自分が感じている世界がどんどん広がっていって、杉林から森、そして山全体となり、遠くの遠くの風まで感じられるような感覚になりました。

心だけ飛んで、杉林をするする~~っと通り抜けて行くような。

時間がけっこう長かったので、だいぶ飛び回ってきましたよ(笑)。

最後は(足が痛いなぁ)とか、自分の場所に戻ってきました。


瞑想中はどんなことを考えてもいいそうで、信仰をお持ちの方は、神様や仏様の世界を感じられてもいいのではないでしょうか。




じいっと自然のなかで座るって、いいですね。

この日はちょっと冷え込んだのですが、冷たい風がまた、綺麗にいろんなものを洗い流してくれるようで気持ちよかったです。

ひんやりとした風、大好きです。



そして。


待ちに待ったお弁当の時間です~~~!!!






ひとつひとつ、ものすごく味が良くて、一口食べてはう~~~んってもだえてました。

特にこの、採れたてをあま~く煮た栗さん!!!




赤ワインかなぁ、素晴らしく美味しかったです。


これらのおかずに、炊き込みおこわなどのこれまた美味しいおにぎりがいくつかついていました。


ゆっくりと味わった後は、手作りハンモックに寝そべったりしてしばらく自由時間。


樹木の皮って実はこんなに美しいんだ、とか、小川って良いなあって覗き込んだり。

山の中の豊かな自然にゆっくりと触れることができました。










セラピーロード沿いには、花々をはじめ、古い石碑やお社にも出会うことができます。

大昔から、いろんな時代で吉野は人間ドラマの舞台となりました。










飛鳥時代には大海人皇子(後の天武天皇)、役小角。


平安時代末期には源義経一行と静御前、西行さんもこの頃。


南北朝時代の後醍醐天皇と楠木正成。


戦国時代の豊臣秀吉……。


あるときは落ち延びてきた場所となり、都が開かれたり、風情が読まれてみんなでお花見!!


長い歴史の中で、いろんな役割を担ってきた山なのですね。

知っている部分もありましたが、改めてツアーガイドさんにいろいろお話を聞いてとっても興味深かったです。



旅のハイライトはこの景色です。





高滝(たかたき)。

素晴らしい眺めでした。


とってもたくさんマイナスイオン~~~~。

綺麗でした~~~。



旅の最後は山里へ。

山の傍でのささやかで、でも豊かそうな暮らしをかいま見させていただきました。


終点の少し前で見つけた、丸い葉っぱの蔓植物。




ひとつずつの葉っぱがまるまるして可愛くて、つい撮っちゃいました。



そして。


最後にちょっとびっくりなお花を見つけましたよ。

謎のお花。






私は見つけてほんとうにビックリしたのですが、皆さんはどうですか??



名前は未だ分かりません。

アザミの種類だろうとなぁとは思います。

探してもここまで足がひょろ~っと細長くて外へ広がっている種類が見つかりません。





真ん中のツブツブしている部分はまだ花が開いていないところのようです。


開ききるとこんな感じだと思います。





『トネアザミ』という種類が一番似てるなあって思うのですが、それでもここまで美しい形のものは見つかりませんでした。

マタギルックのミツバチさんも可愛いですね!




いろんなお花に出会い、杉林の美しさにため息して、たくさんてくてく歩き。

最後に謎を残しつつゴールにたどり着きました。



その時はものすごく歩いた気がしていましたが、終わってみれば全然平気で。

すぐに(また行きたいなぁ)って思った楽しい道のりでした。



簡単にですがご紹介した吉野の森林セラピー。

森林浴がしてみたい!!って方は、ぜひぜひ行ってみて下さいね。


深い深い山の自然が、迎え入れてくれます。






森林セラピーができるところは全国にあちこちあるようですので、吉野が遠い方は、インターネットで『森林セラピー』と検索してみて下さいね。



森林セラピーツアー、これにて終了です





昨夜はずいぶんと冷え込みました。

大阪へ出かけていたのですが、帰ってくると風が冷たいっ!!

やはり奈良は2~3度低い気温ですね。

冬場はいつもそうです。



なので日差しがとっても暖かくてありがたいお天気の午後は。

イブちょさん、日向ぼっこタ~~~イム!!






その段差、しんどくない??

何かお祈りしているようにも見えますねぇ~~。




そろそろ木登り、再開しようかなぁ……。




野生の本能がちょっと目覚めかけ。

この日は幹にがしっと掴まるだけで終わりました。


木登りしているイブちょを見ると元気だなぁって嬉しいんですが。

家猫生活が長いから怪我しないか心配もあって。

これをしだすとドキドキなのです。。。。

思わず足元の安全を確認しちゃったりして。

過保護な私です。




花壇でまったりしていたのに、急にがささっ!!


きゃ~~~~!!逃げて~~~!!!!






バッタさんにネコパンチが降ってくる前に、しっかりとひもを引っぱって止めました。

ゼイゼイ。


ネコパンチのリーチは長いので、しっかり離さないとべしっと。

この時期のバッタさんやちょうちょさんは、なんだかもうヨレヨレしているので。

こちらで気をつけてあげないと自衛できそうじゃありませんからね。



いくら離れたところに連れて行っても、イブちょが目指すはバッタさんエリアのみ!!

仕方なくおうちへ連れ帰って散歩終了、ってことが最近多い、秋の午後なのです。



それでは、また次回です~~~


次回からはまた猫旅のつづきです!






猫旅2013 その13~ここでずっと~

2013-11-15 21:27:18 | 猫旅2013
夜になるとずいぶんと冷え込むようになりましたね。


今夜も『世界ネコ歩き』を見ながら、まったりとしております。


猫ちゃんの自然な姿って、ほんといいですね。





さて、猫旅の続きです。


『岩合光昭の世界ネコ歩き 坂本美雨とともに@瀬戸内海』の舞台、佐柳島をずっと歩いています。


前回は、おなべを持った女性がたくさんの猫ちゃんたちにごはんを下さっているシーンの場所を、探すところで終わりましたね。


あちこちうろうろと探していると、見覚えのある場所に出ました。

ここはもしかして!!




そうだ、ここはきっと、岩合さんと美雨さんが入って行った路地だ!

ここをまっすぐ行くと、9時ちゃんに出会うんだよなぁ……。





周りはとっても綺麗な景色。




ここでずっと、こうして散策していたいな……。

自分で組んだ滞在時間をちょっと恨めしく思いました。


けれどそんなこと言ってもしょうがない。

時間内になんとしてもあの食事場所を探すのだ!!





この近くのはずなんだよな~と、きょろきょろ。


iPhoneに保存してきたテレビ画面の写真を開いてみたり。


こんな感じだったんですよ~。





あっ、ここかも、ここだぁっ!!!

パシャッ!





ついに見つけました。

ここに猫ちゃんたち、たくさんいたんだよなぁ……。





ふと見上げると、この白い壁は!!




ここに岩合さんたちがほんとにいたんですね~。




ね、ここでしょう?



ついに一緒の場所に来たんだなぁ~と感慨深く見ていると。


向こうから走ってくる。




走ってくる。




左からもう一匹合流して。




こんにちは、ってごっつんご挨拶。





そしてなぜかみんな……。


旦那のところに







旦那アングルだとこう。




どうして旦那ばっかり人気なの~~~


プンプンすねていると、一匹だけ来てくれました。




しっぽをピンと立てて、親愛の情を示してくれています。

ありがとう、猫ちゃん。


テレビの時のように猫たちがやってきてくれました。

嬉しかったなぁ。


こうして毎日、あの優しい女性に会いにきて、おいしいご飯を取り合いっこして食べているんでしょうね。





岩合さんがテレビの中で、猫たちに変わってお礼を言っていらっしゃいました。

私も、ほんとうに同じ気持ちでした。


ここでずっと、この猫たちは過ごしていくんだなぁ。

ここでずっと、島の人たちの優しい愛情をもらって。

ここでずっとずっと……、元気に楽しく暮らすんだよ……。








結局この日は、この他の撮影場所を見つけることはできませんでした。

後から考えてみると、満ち潮で岩場が隠れていたんですね。

潮が引いていれば、もっとテレビで見た土管を通る猫ちゃんなどいろいろ見ることができたかもしれません。

残念でしたが、いつかまた来ることができたら、そのときのお楽しみにとっておきましょう。






これで、佐柳島の滞在は終了となりました。

こんなにも回を重ねて書いてきましたが、実はこの島での滞在時間は朝10時から12時半までのわずか2時間半!!

猫たちを撮影しながらの散策というものがこんなに時間がかかるとは思いませんでした。

次回の旅のために、いい勉強になりました。



たくさんの優しい人たちや猫たちと出会い、自然の美しさにも癒されました。

ここまで魅力が凝縮されている場所も珍しかったです。

ここまで来られて、ほんとうにほんとうに良かったなぁ。


素晴らしい島でした、佐柳島。

ありがとうございました。







魅力の多い場所に行くということは、たくさん写真を撮るということで。

実はこの時すでに、SDカードを一枚使い切ってしまうという恐ろしい事態になっていたのです。。。


16ギガ、1500枚以上撮れるはずなのに……。

まだ一ヶ所目だというのにどうするんだこれから、と、このとき真っ青になっていました。


原因は、可愛い猫たちで。

動くものを撮る場合、連写で撮るといいタイミングを掴めたりします。

イブちょを撮るときのクセで、ずっとそうして撮っていたのですね。

それでもまさかこんなに早くなくなるとは思ってもみませんでした。


もちろん予備のカードは持ってきています。

でもそちらは半分の容量で。


後で連写で撮った分の写真、たくさん消さなくちゃ!と思いながら、予備と入れ替えました。

それでも最後までもつのかしら……。

すごく不安になりましたが、なんとかしてもたせるしかない!!と覚悟を決めました。



時計を見ると、もう出航5分前をきっています。


ダッシュで船着き場へと戻って行きました。



待っていてくれたお船に乗り込み、次の島に出発です!!







次回につづく……。




寒くなってきて毎晩イブちょに甘えに行くしろちゅ。

舐めて~と頭を低くしておねだりすると、イブちょはせっせとペロペロします。




しろちゅ、幸せだねぇ。


眠る時も一緒だね。

あったかいね。





イブちょのおててがキュートなのでした。



くるねこ大和さんが昨日の記事で、トメちゃに段ボールのおもちゃを作ってあげたことが載っていました。


これなら簡単にできるなぁと、ちょうど空いていた箱でちゃちゃっと作ってみました。

テープでフタして四角く切り取るだけ。

かんたんかんたん。



箱をもらった二匹の様子、見てやってください。

最近、YouTubeの動画エディタを少しずつ練習中で、いろいろ使ってみました。


段ボールで遊ぶ猫たち



リンクはこちらです。



最後のずざざざ~ってうるさい音は、興奮したイブちょが廊下でスリッパにタックルして、抱えてケリケリしている音です(笑)。


最初は警戒していたしろちゅも、最後はすごく楽しんでくれました。


くるねこ大和さん、ありがとう。




それでは、また次回です~~~