セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

風邪薬持って東北旅

2014-09-29 09:35:11 | 旅行
おはようございま~す。




皆さんにお大事に、無理しないでと言っていただいていたにもかかわらず、遠出をしてきてしまったセツです…m(_ _)m

旦那の休みが旅行の日、なので、どうしても日程は動かせず。

お医者さんにもらった薬を持って、行ってきました東北まで。





行き先がどうして東北になったかというと、見事にぶち当たってくれた台風さんのせいですよ。


ほんとうは九州方面へ旅行するはずだったのですが、予想よりノロノロな台風だったのでギリギリまでそちらへ行けるかどうか分からず、そして結局アウトになってしまいました


バッチリ日程を考えていたのに…


そんなこんなで、なんと1日で組み上げてしまった東北旅。

ハッキリ言って内容はザルでした。


電車の中で、宿で、まだいろいろ調べながら予定を書き込んでいく始末。


当然ミスが出まくりです、私どんくさいですから。。。


なにやってんのと叱られながらも、終わってみればけっこう充実した旅になっていました。


旅疲れとパソコンのハードディスク整理中のため、今回は、iPhoneで撮影した数枚を、まずアップしようと思います。


予告編ということで……(^^;;





かわいいかわいいうちの子たちを置いて…。






後ろ髪を引かれながらの出発です。


旅行中のお世話は、母に頼みました。



お久しぶりの、新幹線つばさちゃん。




ダイエットと思い大阪駅で買った400カロリー弁当が激マズで笑ってしまいました。




痩せるって辛いわ……。





今回の旅は、山形と宮城を行ったり来たり。

毎日とても移動距離の長い旅でした。


山形駅




宮城県石巻






仙台では最高に美味しい牛タンをいただき。






石巻には、石ノ森章太郎さんのキャラクターがいっぱいいましたよ。




時計は夜の10時前…、これから宿に向かうところです。


丸一日フル稼動でした。。。



一泊はいいお宿に泊まるのが我が家の旅のルールです。




素晴らしかった温泉宿、後日じっくりご紹介させてくださいね。





最終日は映画『るろうに剣心』のロケ地めぐりです。


薫が目が覚めてすぐに行った場所。





雨でしたが景色がいいので雰囲気が出ます。





ここもロケ地の建物です。







レンタカーであちこち回った駆け足の旅。

これほとんど制覇したわ~と思った、新幹線のポスター。




同じレンタカー会社だし…(笑)




神社や寺があると、とにかく旅の無事を必死に祈り、おかげさまで安全に帰ってくることができました


旅からはるばる帰ってくると、イブちょは超甘々モード。

ごめんね、さみしかったね。

これからはまたずーっとお家にいるからね。


たくさんなでなでしたのでした




旦那は抱っこの嵐…。




旦那のお風呂上がりに撮った写真なので、抱っこ嫌いのイブちょもちょっとおとなしい。


あったかいね~イブちょ。





風邪は薬がよく効いて、あんなにもフル稼働で動きまくっていたのにどんどん良くなりました。

風邪引いてる場合じゃない!!って、身体が臨戦態勢モードに入ったのかもしれません……。

のんびりバスツアーとか、そういう気楽な旅なら、きっとまだ治ってないと思います……。


今はゴロゴロと、旅の疲れと病み上がりを治すべく安静にしております。


USJに行こうかって話もあったのですが、パスしちゃいました。

旦那は休みを満喫したかったと思うのです。申し訳ない。。。






あ、そうそう!

聞いてください、うちの庭に変化があったんです。


見たことないオス猫が、おととい一日中うちの庭をウロウロ…。


挨拶をしに行ったひろみちゃんに猫パンチを!!!


くおら~~~!!何してくれてんねん!!


私、外に出て行って怒る


ポンちゃんはどこいったの~、まさか縄張り争いに負けたんじゃ…!?


朝から晩までそのことで不安いっぱい……


夜遅くになって、ポンちゃんが何事もなかったかのように網戸の前に!!




よ、良かった…


ということは、あのオス猫は間男だったんだ。


しかしそれにしては、ポンちゃんがいなくなるとまたうちの庭に入り浸りで、私が外に出ると逃げてくんですが、すぐにまた庭に戻って来ちゃうんです。


やっぱりひろみちゃんがいるし、恋の季節なのかなぁ…。


大ゲンカとかならないでね…と、祈るような思いでいます


オス猫ちゃんには悪いですが、ここはポンちゃんの縄張り、しっかりと加勢するつもりでいました。


ポンちゃ~~~ん







でも昨日は、あれ?? いない……。


おととい一日だけの、異変だったのでした。


夜には普通にまたポンちゃんがやってくるし。


どうも心配し過ぎだったようです(笑)。


ひろみちゃん、ポンちゃんにスリリ……





同じ方向を真似してじっと見て……?





一緒にきゅっ!!!




可愛過ぎる……




またいつも通りイブちょと一緒に、庭を見守ろうと思います



それでは、また次回です~~~



富山旅行番外 高岡にて『8月のクリスマス』

2014-07-03 13:15:08 | 旅行

こんにちは。


今回は、旅行で高岡に行ったもうひとつの目的、大好きな映画の撮影スポット探し!それをアップしようと思います。



『8月のクリスマス』





韓国の映画をリメイクした、2005年公開の映画。


山崎まさよしさんが主演で、主題歌も歌っておられます。


旦那がもともと山崎まさよしさんの大ファンで、見ようと誘ってもらいました。


それまで名前もろくに知らなかったけれど、この映画や、その他にもいくつか出演されている映画を見るにつれ。


とっても好きになっていきました。





不思議なもので、好きになる映画、ドラマ、アニメはたくさんあるのですが。


撮影場所が印象に残る作品は意外に限られていて。



この『8月のクリスマス』というお話の舞台は、なぜかとても印象に残っていたのでした。



その頃から、思い出すたびにネットで高岡を検索しては、行きたいなぁとため息をつく日々でした。


ちなみに、前回ガッツリと撮影スポットを回った映画は、『下妻物語』です。


この映画も、ほんとうに面白いです。







さてそれでは、撮影スポットをどんどん回っていきましょう。


家で撮っておいた映画のシーンのプリント写真、そして、ネットで頑張って探した撮影場所を登録しておいたiPhoneの地図アプリ。


それらを手に、まず1つ目のスポットから。



上が映画の画像、下が私が撮ったものです。





最初のほうで映る、駅に近い交差点。




山崎まさよしさんが乗った黄色い原チャが、この交差点を曲がって行きます。

トラムもここで曲がって行くのですよ。






主人公が働いている、写真スタジオ。




ここにどんなに来たかったことか……。

前回書いた金屋町、鉄瓶屋さんがあった道の奥にあり、金属工芸の工房になっていました。




この建物の前で撮影されたシーンは多く、しばらくじ~~~んとして眺めていました。




ここも山崎さん、歩いていたなぁ……。




見つけられると、すっごくテンションが上がります。









この辺りは静かな住宅街になっており、傾いてきた太陽にじんわりと照らされてとても落ち着く場所でした。




地元の子供たちがお寺まで競争!





私も幼い頃、近くの神社まで友達としょっちゅう競争してたなぁ……と、懐かしい記憶が蘇ります。


かけっこだけは、負けたことがなかったんですよ(することはいちいちトロいのですが)。


あの頃は、どんなにダッシュで走っても疲れるということを知りませんでした。


どこまでも走れて、高く高くジャンプして。


あの頃の足に戻りたいと、ほんとによく思うんです。


今はもう、ちょっと何かすると「あっちが痛い、こっちが痛い」とやっかいになってしまって。。。


あー戻りたい!





撮影場所が、分かる場所と分からない場所があり。


この路地、似ているなぁ……って思っても、ちょっと違っていたり。


路地を一本見つけるたびに覗き込む、そんな観光も面白いです。




そうして見つけたのがこの2本の道。


雨の中のあいあい傘シーン。




ここでした。






年齢も事情もぜんぜん違う2人が、ほんの少し一緒にいられる時間。




思い出すたび切なくなるシーンです。






この場所は印象的でした。









後ろの青い壁が一緒。







お城の前の、赤い橋。




















仲のいい友達と一緒に飲むシーンで映されいてたお店。









アーケード街。









あとは、帰りに偶然見つけた場所です。






この天井の宣伝、知ってる!!!

まさかのサプライズで、すごく嬉しかった。



最後にここ。

山崎さんの演技している表情は、ほんとうに自然で、優しくて、魅力的です。









見つけられなかった場所があったり、うまく撮影できなかったものもあり。


とっても残念だった場所が一ヶ所。





映画の中で、一番印象的な場所だった、高台からの眺め。


残念ながらこの場所は金沢なのだそうで。


いつかまた金沢に行く機会があったときに、予定に入れられたらと思っています。








家に帰ってしばらくして。


また、『8月のクリスマス』を見ました。


エンディングでは、あの写真屋さんの前、雪景色が映っていました。





あの場所を、歩いていた。


物語の余韻とともに、冬の高岡をまた歩いているような、そんな感覚になりました。







『8月のクリスマス』、静かでとても美しい映画です。


興味のある方は、見てみてくださいね~~。


歌もとてもいい感じです。








この年、もう一度山崎まさよしさんとつながれる出来事がありました。


ついてるなぁって、ほんと嬉しかった。


なんと、奈良の平城京跡に山崎まさよしさんがライブをしに来てくれたんです!!!





雨が降ったりやんだりのお天気だったのですが、立ち見でももう、幸せ!!


しかもね、私が大好きな歌を3曲も歌ってくださったんです!!!


『やわらかい月』

『名前のない鳥』

『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク(スティングのカバー)』



感激してもう、うるうるしながら小声で一緒に歌いました。

それまでより2倍も3倍も好きになってしまった日でした。







余談ですが。

元ちとせさんが歌っていたほうの『名前のない鳥』、私の十八番でして。




採っちゃいました。


なかなかこんな点数は出ないです。



山崎まさよしさんの作る歌は、身体に染み入るように覚えられます。


素晴らしい歌を、ありがとうって伝えたいなぁ……。








富山旅行番外編は、これにて終了です。


映画をご存じない方は、退屈されたのではないでしょうか。。。


すみません、私のエゴでどうしてもアップしておきたくて……。







最後に、猫たちの写真を載せておきますね~~~。


















あ、コメント欄ですが、勇気を出して、再開してみました!


たくさんの方に「待ってます」って言っていただいて……、たくさんパワーをいただきました。


ほんとうに、ありがとうございました。


いじわるなのが来ても、今度は負けないぞ!!!


あ、でもへこんでまた閉鎖もありえます……、あかんたれですみません。。。




それではまた次回です~~~


富山旅行4 ~新湊と高岡~

2014-07-01 03:15:59 | 旅行

梅雨らしくなってきましたね。


紫陽花と桔梗になぐさめられる、しっとりとした季節。





涼しくなった夕暮れ時は、風がとっても心地良い






反面、困ることもあって。


増えてくる蚊への防御が必要となってきたり。


なんと言ってもこれが……、ナメちゃんの大行進。。。


夜は怖くて通路を照らさないと歩けません。。。


なぜか毎年、家の東側に大量発生するんですよね……、そして、玄関へと大移動を始めるの……どうして……?


ドアの隙間を塞いだり、ビールを使ったり、毎晩お箸でつまんだり……。


これさえなければなぁ……、梅雨、もっと好きになれるんだけど……。


そろそろ夢にも出てきそうです。。。


ナメちゃん用の薬も買ってくる予定をしています。


『虫愛づる姫君』には、なかなかなれそうにありません







しょっぱなから気持ち悪い話題ですみませんでした。


それでは、富山旅行 高山編、スタートです!!!







今回の行程表はこんな感じ。







まずは、前回お寿司をいただいた新湊を少し歩きます。


食事のあとに、1時間ほど散策タイムを設けていました。


とにかく海が好きなので、海沿いを歩きたかったんです。




地図を見て、この辺りを歩くと海に出るなぁ~ってだけで選んだ道だったのですが。


当たりでした!!!



新湊大橋(しんみなとおおはし)





海鳥が悠々と飛び回ります。





立山連峰の上を。





驚くほど近くを、幾度も飛んで行きました。





広い空、海、山、鳥……。


心がすうっとする、気持ちのいい散策になりました。







なんだか大きな機械が見えますね。





何かの動物みたいだなぁと近づいてみる。





キリン? ラクダ??


大きくてカッコ良かった。


これでたくさんの貨物が船に乗せられるのでしょうね。


きっとすご~くパワーがあって、大活躍してるんだろうなぁ……。





カラフルな荷物の箱たち。





これも外国っぽくってカッコ良い!!




こんな機械もありました。




右から左へ~、受け流すぅ~~~~(by ムーディ勝山笑)


うぃ~~~んと重い箱を移動させていました。


見たことのないものをいくつも見られて、これだから旅って楽しい。






海王丸駅に着き、また万葉線で高岡へ帰りました。






歩いたルートを貼っておきますね。





私たちは行きませんでしたが、海王丸駅を越えると広い公園があり、駅名になっている海王丸という大きなお船が係留されているようです。


橋も目の前に見えるし、いいデートスポットになりそうだな。









さて、高岡市内へ繰り出した私たちは。


レトロな建物にワクワクしたり、いいにおいにつられて和菓子屋さんに立ち寄ったりとブラブラ歩きを開始しました。






行き先はまず、有名な通りがある『金屋町』。





趣ある石畳が続きます。



私の母方の祖父、曾祖父が暮らしていた町がこの辺りだったそうで。


曾祖父は鉄瓶屋○○と呼ばれていた職人さんだったようです。



と、いきなり鉄瓶屋さんを発見!!





前に飾られた女の子の像が、おかっぱで可愛い


少し母の小さい頃を連想してしまいました。



古い鉄瓶?が置いてありました。





こういうのを作っていたんだろうなぁ……、すごい、見ちゃった。



思いがけず、しっかりとルーツを辿る旅になってくれました。


求めて行けば、ちゃんと見せてもらえるんだなぁ。



おじいちゃんやひいおじいちゃんが歩いていたに違いない道、道……。


感慨深かったです。








あちこちぶらぶらして、最後にたどり着いたのはここです。


高岡大仏。





『奈良の大仏』『鎌倉の大仏』と並んで、日本三大大仏なのだそうです。


あ、三番目の大仏は諸説あるようで、あちこちの大仏さんが名乗りを上げているので、「いや、うちの大仏だ!」なんて、別のところの方、怒らないで下さいね。


一応私の中ではここ、ということで。




高岡大仏は、他の奈良、鎌倉とは違って見るのはタダ!!


なんてことはない、町の中の小さな広場のようなところに突然現れて、すぐ目の前まで行けるのでビックリしました。



おー、これで日本三大大仏すべて見られたんやんと、うれしくなっちゃいました。




あっさりとお会いできる大仏様ですが、お姿、特に表情が柔和で素敵でした!








iPhoneのHDRで撮ると、綺麗に後ろの青空も写ってくれました。




会いたい時に、すぐ会える。


庶民の傍に寄り添ってくれているような、温かい気持ちになる大仏様でした。


おじいちゃん、ひいおじいちゃんも、こうしてこの辺りで見上げていたのかなぁ……。








あっという間に日が落ちて、駅へ戻っていたらもう真っ暗。


優しいネオンの光が誘っています。





思わずふらりと入りたくなる、優しい光。

『とまり木』なんて、とっても洒落てるなぁ。

こういうときは、男だったらなぁって思います。








最後に見たのはドラえもんのキャラクターたちの可愛いオブジェ。









なにしろ暗いので、やっとこれだけ撮れました。


スネ夫がなんだか怖いですね、すみません


どうしてこんなにアクロバットなポーズなんだろう……。





いつものことながら、帰りの時間はギリギリ。


無理に早足でずっと歩いていたので、この辺りであのヒザ痛が初めて発生。

(ここで痛めたんですよ……、あれ以来、下りが続くとなぜか痛み出します。。。)




慌ててお土産(母に頼まれていたイカ墨入りのイカの塩辛)を探して購入。


その間に旦那が、「駅弁がいいの無い!」と、パン屋さんへ走ってくれて。


サンダーバードに飛び乗って、大阪までピューーー!



あ~あ、あっという間に帰ってきちゃった。。。


さみしいけれど、これで、富山旅行はおしまいです。





今回もとってもとっても素敵な旅になりました。


お付き合いいただき、ありがとうございました。







次回、番外編として、実は高岡にやってきたもう1つのワケを書こうと思っています。


高岡といえば、ある映画の撮影場所になった街なのでして……。



なので、次は聖地巡礼(撮影地をめぐること、マニア用語)的な記事となります。


映画を見ていらっしゃらない方にはぜんぜんよく分からない回になると思います。


すみません









それでは、そろそろ猫さんたちに登場してもらって、お別れしましょう~~~。



3ショット~~。





ふわふわしろちゅと。





ねむねむイブちょ(そろえた肉球付き!)





最近のひろみちゃんは、夏毛ですっかりほっそり顔。





相変わらずイブちょが大好きで、じゃれじゃれじゃれ……。











ウィンクのおまけ付き




最近また毎日来てくれるようになったポンちゃんと、網戸の向こうでくつろぎまくり。





うれしいねぇ、ひろみちゃん。






それでは、また次回です~~~~





富山旅行3 ~滑川駅前と、きときと~

2014-06-21 01:48:18 | 旅行
こんばんは。


今朝はサッカー、惜しかったですね~。


まあでも負けなかった、良かった。



朝はバタバタするので録画しておいた試合を、イブちょとゆっくり観戦しておりました。




ところで私のほうは完全復活したのか!?ですが。


もうすっかり元気です


バリバリと家事をこなしております。




しかし、言われたひどい言葉を、ふいに何度も思い出します。


言葉って、毒にもなりますね。


今は腹が立ちますが、時間薬でだんだん忘れていくのを待ちましょう……。




一方的に交流を断ってしまった方々には、ほんとうに申し訳なかったと思っています。


改めて、お詫びいたします。


コメント欄をもう一度復活させるのは怖過ぎるし、私のコメントについてもひどいことを書かれてしまい(返事が遅かったこと以外にも)、もうどう書いていいか分からなくて……。


ぐるぐるしてしまって、だめなんです。


ほんとうにすみません。


なので、みなさんのブログには、静かにお邪魔させていただきます。



自分なりに、精一杯頑張って、いろんなことを乗り越え進めていこうと思います。






話は飛びますが、庭猫ひろみちゃん捕獲大作戦(避妊手術のため)、お久しぶりの第一回目が失敗に終わったところで。。。





お待たせいたしました、富山編第3話を始めます。






この日、ほんとうは、海と立山連峰を一度に見られるという『雨晴海岸』へ行く予定になっていたのです。


ずうっと憧れていた景色だったので、どうしても計画に入れ込みたくて……。


けれど、天気予報はまあまあ、お昼ご飯の場所の確保が難しい、ローカル線なので時間的に厳しいなどなど問題がたくさん。


行ったけれど山が見えなかったでは目も当てられない。


前日夜に、やっぱり怖いと安全策に変更することにしました。


綺麗な景色がひとつ見られなくなる代わりに、新鮮な『きときと』のお寿司を食べよう!!


(あ、『きときと』というのは富山の方言だそうで、お魚に使う場合は『新鮮』という意味だそうです)


電車の時間を組み直したりして、ざっと書き出します。


そうしてルートを組み直したのが、下の表になります。






家に帰ってからきれいに打ち直しました。






それではまずは。



朝、起床です。


窓を開けると、でん!!





すごい紅葉をぐるりと眺められました。


いいお部屋に泊まらせていただきました。




朝食会場から見える、この絶景……






とっても大きな窓ガラスだったので、上から下まで堪能させていただきました。



お料理もとっても美味しく、富山らしいお料理を出していただいたと思います。






宿を出発した私たちは、宇奈月温泉駅の周りの散策道を少し歩きました。



宇奈月温泉駅の前では、もくもくと温泉の湯気が上がっていて、ああ、旅先に来たなぁ~って感じがしました。





駅からちょっと歩けばもう、この景色ですよ……







うおーーー!!!




静かに紅葉する山々と、ゆっくり流れて行く川。





この景色ごと、胸いっぱいに自然エネルギーを吸い込みました。



先ほどの写真の赤い橋までやってきました。


目の前にもう一本、赤い橋が紅葉の山に映えています。





綺麗だなぁ……絵になるなぁって思っていたら、あれ、列車が来る音がする。


わあ! そうか!!





赤い橋の上を、トロッコ列車が走って来たのです。


前日、トロッコ列車から見下ろしていた赤い橋に、今私はいるんだって、このとき気づきました。



眩しい朝日に輝く列車と赤い橋……、そして紅葉……。


忘れられない情景となりました。







後ろ髪を引かれつつ、紅葉にさよならを告げて。


富山地方鉄道で、ゴトンゴトンと揺られていきます。



超ローカルな駅舎をいくつも見送って、電車はゆっくりと進んで行きました。


知らない景色を眺めながら、のんびりと電車に乗る。


ぜいたくな時間だなぁって思います。


旅っていいですね。




途中、滑川(なめりかわ)駅で、JRに乗り換えです。


待ち合わせ時間がずいぶんとあったので、ちょっとぶらっと歩きに行きましょう。



とっても広くて綺麗な駅前。





空が広くて、道も広くて。

うわぁここ、住みたいなぁって、ちょっと思っちゃいました。



観光に力を入れているのがわかる、道のそこここに貼られたこのようなイラストタイル。





ひとつづつ見ながら歩ける、なかなか楽しい道でした。



改めてJRの駅から見下ろしてみると、その美しさがよ~く分かりました。





向こうの山は立山連峰。


この町に住む人たちは、毎日この美しい山脈を眺めながら暮らしておられるのですね。


いいなぁ……。




最初は乗り継ぎむっちゃ時間開く~~!って、もったいなく思っていたのですが。


ここ、見ときなさいよって、また言われていたんだと思いました。




のどかなホームで特急を待ちます。





このJR特急『北越』で、高岡まで一直線で向かいます。








特急はやっぱり早いですね。


あっという間に高岡駅に到着しました。





荷物を預けて、この後は、万葉線と呼ばれる路面電車(トラム)に乗り換えです。


またまた、駅前の大きな改修工事のせいで乗り場がちっとも分からず、かなりの距離を走ってなんとか乗り込みました。


ぜー、はー……。

遠いわぁ~~~。





途中、赤い蔓葉が絡まる美しい場所で一時停止しました。




赤い葉っぱが可愛い~~!!ってパシャパシャ撮っていたら、


なんとドラえもん電車と行き違いました!!!










ジャイアンに思わず手を振って……。


全体がドラえもんカラーで、すっごく可愛かった~~~。


ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄さんが富山県高岡市出身だそうです。


高岡市内には、なんとあの懐かしい土管のある公園が再現されているところもあるそうですよ!


時間がなくてまわれなかったのです、残念……。





路面電車はどんどんと進んでいきます。





こんどは真っ青の橋。

こちらも空と水の色に映えて綺麗でした。





中新湊駅に到着です。




乗ってきた電車はわりと新しい車体でした。

もうちょっとぼろっと古いものも走っていましたよ。



とっても快適な乗り心地でした。




さて、ここから徒歩で15分くらい歩きます。


静かな住宅地を抜け、広い青空を見上げて波打つ雲に目を細め……。

遠くでゆったりと旋回する海鳥の姿を目で追いながら歩いて行くと。



見つけました~! 『あいの風 浪花』に到着です!!!





この辺りは『新湊(しんみなと)』と呼ばれる地域なのですが、氷見と並んでお寿司がとっても美味しいエリアなのだそうです。



そんな憧れの町で、念願のお寿司タイム!!!

嬉し過ぎる……



そんなに予算のない私たちですから、もちろん回っているお寿司屋さんです。


けれどここは、元々本格的なお寿司屋さんだったところが回転寿司も始めたというお店で。


そんじょそこらの回転寿司とは違うそうなんです。



まあ日本海側のお寿司屋さんは、どこも素晴らしく美味しいのでしょうし、私に味の違いなんて分からないですけれどね~。




お店に入ると、お寿司だけではなく湯のみまで回っていてビックリ!


なるほど、好きな柄を取ってくれということらしい。


面白いなぁ。



回っているお寿司は種類が少なくて、注文して目の前でぎゅ、ぎゅと握ってもらえるので、いい感じ。

料理人さんたちもなんだかプロって感じで素敵でした。



ちなみに私たちは、メニューの上から3段目、特盛にぎり1500円をまず注文しました。





15種類も食べられて1500円って、安くないですか?



すごい迫力のお皿が出てきましたよ~~~。

どーん!




どかーん!!




ぷるぷる~~ん!!!





日本海の幸、堪能させていただきました。


いやもう、どれも甘い旨い!!!


ひと口食べるたび、う~~~~~ン!!!と身悶えしちゃいましたよ。



食べるって大事ですね、素晴らしいですね。




まぐろ三種類のお皿も注文しちゃいました。





もう、今までかつて食べた事のない食感でした。


溶ける、口の中でほろほろ溶けていく~~~!!!



もう、奈良県の回転寿司は食べられないかもしれないと、余計な心配をしてしまうほどでした。


(お寿司大好きなので、今は近所の回転寿司屋さんに行ってますよ~~)




素晴らしいお店でした、浪花さん。


ごちそうさまでした





大満足、大満腹で、また歩き出しました。





今回はここまでです。



またどうぞ、お付き合い下さいね~~~








前回、いっぱい猫の写真をアップしましたので。

今回は1枚だけ。



変顔のイブちょでお別れしましょう~~。




おやすみなさ~い。









あ、ひろみちゃん捕獲大作戦は、ネットでちょっと勉強しまして、少し賢く(?)なったので、次はきっと成功させますよ~~~~!




富山旅行2 ~秋のトロッコ~

2014-06-15 16:20:22 | 旅行

ワールドカップが始まりましたね。


日本頑張れ~~~~



ゴールが決まると、きゃ~~~!!!(近所迷惑)


決められるとあちこちバシバシ!!!



日本代表の選手たち、すごい人がたくさんいて、たくさん応援したくなりますね。





しかし日本戦以外はもう、いいんだってば!!


無理矢理起こして一緒に見させようとする旦那。

どうすれば本気のケンカにならずにうまく断れるのか……。



結局断れずに見ております。。。



ああ睡眠不足。。。。。。。。



それでも楽しいワールドカップ期間です~








さて今回は、富山市内から始まりずっと東へ。


行程はこんな感じです。










富山駅に戻ってきた私たちは、お昼ご飯を買いに市内へ繰り出しました。


市電に乗って行きます~~。


と、乗り場を見ると、ホームが2本。


どっちに乗ればいいの~~~~とパニクっていたら。


「どうしましたか」と声をかけて下さった女性が!!!



行き先を告げると、ええと……こちらのはず……と、何度も確認してくださり、無事導いて下さいました。


ちょうどやってきた車両に飛び乗ります!!


ほんとうに助かりました。


ありがたいことです。




旅に出ると、このように親切な方に出会います。


日本って良い人がたくさんいるなぁって、この国はまだまだ捨てたもんじゃないなぁって思い直します。




飛び乗る直前に急いで撮影した、シブい景色。





Vシネとかカッコいい映画が撮れそうな通りなんだろうな……。






さて、買いに出かけたのは何かというと。


富山と言えば、まずこれでしょう!!!(←他にもいっぱいあると思いますが)






鱒(ます)寿司で~~~す



『扇一』というお店で、前日から予約していました。


富山市内にはたくさんの鱒寿司屋さんがあるそうなのですが、初心者な私にはどこがいいか分からず。

ネットやガイドブックで調べて人気のところを選びました。




無事鱒寿司をゲットした私たちは、帰りは市電に乗るのをやめて、徒歩で駅まで戻ることにしました。


ブラブラ歩いても15分くらいでした。



その足で、富山地方鉄道の富山駅へ向かい、宇奈月温泉までの切符を購入。


普通電車しかなくて、1時間半のんびりと電車旅を楽しみます。




電車が動き出すと、さっそくお寿司を食べ始めます



お箸は入ってなくて、どうやらプラスチック製のナイフのようなもので切っていただくようです。


ケーキのようにきゅ、きゅと切り、持ち上げると。



うわ~~!!身が分厚い!!





場所によっては、身とすし飯が半々くらいになっているところもありました。


こんなに身の分厚い生の押し寿司は見た事がありません。


口の中いっぱいに広がる鱒のうま味を、堪能させていただきました。




ちなみに『扇一』のお味は、酸っぱさがそんなになくて、すし飯も優しいお味でした。

酸っぱいのが苦手な男性に、好まれる味かもしれませんね。


私はかなり酸っぱいめの味が好きなので、また富山に来ることがあったら別のお店の鱒寿司も食べてみたいです。




ひとり一枚ずつ、ペロリと平らげて。

ペットボトルのお茶でのどを潤したら。




あとは刻々と変化していく車窓の景色をめいっぱい楽しみましょう~~~。




町を抜けて自然が多くなってくると。


向こうに立山連峰の雪をかぶった姿が見えてきました。




パシャパシャ、パシャパシャ。



雪の山脈って、どうしてこんなに美しいんでしょうね~~~。


目を細めて、じい~~~っと眺めていました。







絵になる景色を堪能していたら、んん? 雲が空を覆いだしました。



う~~ん、空が暗くなってきたなぁ……。






電車は山の中へと入って行き、雲行きはどんどん怪しくなってきました。




そして、宇奈月温泉に到着です~~~~。




雨が降り出してもうたやん~~~とちょっとがっかりして電車を降りたら。


目の前にど~~~~~ん!!!





え~~~~!? すごい紅葉!!!



前を見ても横を見ても、山が上から下まで全部紅葉しています!



すごいところに来た……、しばらく呆然と立ち尽くしておりました……。





納得するまで写真を撮ったら、取り出したのはうにくろさんのウルトラライトダウン


このダウンジャケットはくるくる丸められてかさばらないし、旅には重宝しますね。


下界とは空気が違い、一気に真冬のような寒さでした。










トロッコ列車の乗り場へ。


切符は事前にネットで予約してありました。


窓口へチケットを受け取りに行きましょう。





行きは窓なしの撮影しやすい席にしてありました。



列車に乗り込むと、席は雨でべちゃべちゃ。


ティッシュで拭きつつ、人気の右側の席に縦に座ります。



それでは、出発進行~~~ 








赤い橋を渡ると、向こうにもまた赤い橋。




素敵だなぁ……






と、トンネルに入ります。




すごい音~~~


窓がないので、強烈です。



写真を見ていただければ分かると思いますが、トンネルはとても狭くて、手とか顔を出したら間違いなく持っていかれます。


カメラもヤバいので、あまりのり出さないように気をつけました







山の中を縫うように走るこの路線は、トンネルがほんとうにたくさんあります。



トンネルを抜けるたび、どん!と絶景が目の前に!!





紅葉きれい~~~!!!


水の色がすごい……エメラルドグリーン、大好きな色です。




またがーーー!!っとトンネルに入って。



パッと明るくなると、またこの景色です。











列車は動いているし、すぐにトンネルに入っちゃうし、撮影は瞬発力が必要でした。


シャッタースピード優先で、ブレないようにして。





それにしても、ものすごい紅葉です……。





低く垂れ込めた雨雲が山の稜線を這ってくるけれど、そんなもの吹き飛ばしてしまうほどの鮮やかさ。







こんな爆発したような紅葉、見たことがありませんでした。



すごいなぁ……、しか、言葉が出ません。







細く流れ落ちる滝





川の怖いほどの緑色と真っ白な中州。






鐘釣(かねつり)駅に到着するともう、なんだこれ、と全てを放り出してしまいたくなるほどの色の爆発。







こんなに色のついた岩山がありますか。









右側、左側と、お尻が濡れるのもかまわずに移動して、撮れるだけ撮りました。




もうすぐ終点の欅平(けやきだいら)というところで、ついに雨雲に勝利しましたよ!!



青空だ~~~!!!









ここで1時間ほど散策タイムです。



いっそう寒くなって、ちょっと震えながら外に出たら、構内に小さなおそば屋さんがありました。


私は鱒寿司でおなかいっぱいで、旦那がいただきました。





ものすごく、いいお味だったそうですよ!!

山菜そば、おそば好きさんは試してみては?



私はホットコーヒーをいただきました。

ぬくもるわ~~~~





iPhoneのHDR機能で撮影した、青空と紅葉の景色。





あの赤い橋を渡りに行きましょう~~~。






なんて綺麗なんだろう……






横を見るとこの景色です。






何度もため息をつきながら、散策コースをてくてくと歩いて行きました。







時間は3時をまわり、深い山の中はもう夕闇がそこまで迫ってきていました。


もうちょっとだけ、葉っぱたちを明るく照らして~~~!!とお空にお願いしながら、あっちをパシャ、こっちをパシャ。



何度見ても不思議な、川の色。





澄み切った水がとうとうと流れて行くのを見るのは、とっても豊かで、そして全身が清められるような気がしますね。




さっき下ってきたので、帰りはひたすら登り階段が続きます。


ひいひい、ひいひい。


かなり息を切らしながら、重い足を上げて登りきりましたよ~~~。





はあ~~~、綺麗な紅葉の山たちも、すっかり暮れてまいりました。



またトロッコ列車に乗って、帰りましょう~~~。






帰りは窓がある席をとっていたので、わりあい静かに乗っていられました。


人が多くて、お尻が席から落ちそうになりながらも、ゴトンゴトン、揺られていきました。


片道1時間以上かかる道のり……、すっかり暗くなって山も見えなくなったので、そこからはウトウト……。






宇奈月温泉に帰ってきました。


駅のキャラクターが可愛い






駅にお宿の送迎車がたくさん来ていたのですが、私たちは歩いてお宿まで行くことにしました。



夜の温泉街は、温かい光にぼんやりと照らされていました。






本日のお宿は『延対寺荘』です。



広いお部屋に美味しいご飯、ゆったりと大きなお風呂に浸かって。



今日一日、たくさん見て回ったなぁ~と、越中八尾の町並みや紅葉した山々を思い出しながら……。




おやすみなさい~~~~







次回につづく……。










イブちょがソファでねむねむしています。




どこにいるかというと。


旦那と私の間






リビングで映画を見ていると、いいところでいつもイブちょがかまって~~~とやってきます。

ボクのところに来てよ~~~!と、私を和室に誘導しようと、あの手この手で頑張ります。


それでもいい映画で動くのやだなぁって思っていたら。



はっと気がつくとこういう状態になっておりました。


嫉妬しぃケットシーなイブちょなので、旦那との間に入ったのか。


さみしくて一緒に眠りたかったのか。



さてさて、ほんとうのことはイブちょしか分かりません。






猫の不思議で面白い行動に、毎日癒されております。





それでは、また次回です~~~~