耕運機修理の巻き

今日は先日耕運機の修理を頼まれていたのを修理に行ってきました。
この様な事を依頼してくる知り合いは、決まって大工さんだ
聞くところによると、大工さんの知り合いが、3年程前までは使っていたが、その後は放置していて、要らないからと言って、その人からもらってきた物らしい。
あっちこっち錆びだらけ。
アクセル、クラッチ等のワイヤーは錆付いて固い、さて何所から手を付けようか
まずは駆動系クラッチのプーリーは、ベアリングが油切れでこれも固い。
ミッションオイルも無し、エンジンオイルも無し、Vベルトもボロボロだ。
ガソリンタンクとキャブレターへ行っている燃料ホースは硬化して、触っていたらヒビが入り
割れてしまった。
だーめだこりゃ。
近くのホームセンターへ買いに行く。
分解掃除や部品交換をして行くと次から次と不具合が出て来る。
最後はキャブレターの掃除、これがまた部品に囲まれた、ド真ん中に付いていて
周りを全部はずさないと取れないし、ボルト類を外したけど、今度は外へ引き出せない
もう、いい加減嫌に成って来たが、グッと我慢する。

無い知恵を絞りだして、なんとか取り出して、分解清掃。
白い錆びでいっぱいです。

てなわけで、組み上げてガソリン供給していると
あれ、あれれー、ああー
燃料コックの付近からガ・ソ・リ・ン・・・・・漏れている

慌てて燃料ホースをプライヤーで挟み、燃料コックを外して見た
コックのゴムパッキンが劣化している様だ
明日は部品の手作りだ。
ここで薄暗くなり明日続きをする事にした。

いずれにしろ、修理は悪い部品を交換や、調整で直らないものは無いけど
結論としてはその部品が有るかどうかにかかっている。
無ければ自作出来るものは良しとして、古く成って部品が無いものや
有ったとしても費用のかかるものは、修理不可と言う事に成ります。