修理のつづき。

三連チャンで不具合の最終版をする
キャブの不具合修理の為にキャブを外す
前回外したので外すのに迷う事は無かったが、目的以外のものも邪魔な為
外す事は余計な手間だった。
メーカーの年輩のキャリアを積んだ方なら、余計な手間は最小限で済むと思うが
少しやった位の者にとっては、頭をひねり続けなければ成らない。

キャブを取り外し終えてフロートから、気化するノズルの先までの途中にパイプの中に
ネジ山が切って有りもう一本パイプが通っている。
これを外そうと「CRC556」等を吹きかけて放置後ドライバーで回して見たが
どうしても回らず、詰まっていると思われる穴を掃除出来ない。

外のジャンクのエンジンのキャブレター等を漁り代替品を見つけたが、無し。
大工さんにその旨話すと
知合いにエンジンの修理等をしていた人が、今はリタイアしているので
相談してみようと言う事に成った。
電話して在宅を確認し行って見る。
その方はずーっとこの様な農機具一式の修理を業とされていて、なかなか経験豊富な方だった
一目見て、次の様な事を言われた。

器具を長い間使わないと思う時は、燃料タンクの燃料を抜き空にする。
そして、少し残った燃料でエンジンを始動し燃料を使い切って置く事。

そうしないと、キャブレター内部が錆びで詰まったり、混合ガソリンでは、先にガソリンが
蒸発し残りのオイルだけが残るので詰まる原因と成るとの話が有りました。
そして、その修理は「ホルツ　キャブレター清掃」というスプレー缶が有り、それをスプレーして
暫く放置して、エアーで後を吹き飛ばすと良い。

実際その様にして掃除をして頂いたら、エンジンが始動するように成りました。
今回は最後迄は修理する事が出来なかった。
でも、経験の有る方は同じ様な場面に遭遇して、その解決法を自分で探し出したり
人に聞いたりして治して来られている。
私も今回の事は非常に勉強に成りました。

続、修理

なかなか、動いてくれません。
今日は燃料コックのパッキンの複製(厚みの薄いもの)を作り二枚重ねで取り付けて
見ました、結果はバッチリ、ガソリンの漏れも無く開閉もやや硬めでOK。
このパッキンの複製は耐油製の物でなくてはならず、大工さんが以前貰った物を
探し出してきてくれました。
樹脂製の物や、天然ゴムはガソリンに触れると、溶けてしまいます。
合成ゴムやペットボトルは溶けません
何故って？
分かりません。

さて、修理の方ですが、今度はスパークプラグに火花が飛びません。
リコイルを外し、フライホイールをプーリー抜きで外し、イグニッションコイルの辺りを
見ると、コンタクトが白い錆びの塊と化している
ワイヤーブラシと、サンドペーパーで錆を落としてやる。
ここまで来るのに大変でした、初めてバラす某有名農機具メーカーのエンジン
カバー類は共締めが多くて、有る部分を外すためには2～3箇所のボルトナット、ビス類を
外さなければならないのはザラでいい加減嫌気がさします。
場所によっては、スパナもドライバーも入っても、回せない様な所が締めて有る
それを外すには、その隣を外すとか・・・
まあ、商売でやってる訳でも無いので、ボチボチやっています。

肝心なところを組み上げて、リコイルを引く
プスンとも、増してかすりもしない、もっぱら力のいる事は大工さん任せ・・・・
プラグを外して火花が飛ぶか確かめる、確かに火花は飛ぶようになった。
流石にリコイルの紐を引くのには疲れた模様・・・
プラグはガソリンで湿ってはいないので、燃料を吸い込んでいない
キャブレターの不具合も有る様だ
えっ・・・・
又キャブレター、バラさなきゃなんないの・・・トホホホ

と言う事で、雨も降って来て暗く成って来たので
また明日。

耕運機修理の巻き

今日は先日耕運機の修理を頼まれていたのを修理に行ってきました。
この様な事を依頼してくる知り合いは、決まって大工さんだ
聞くところによると、大工さんの知り合いが、3年程前までは使っていたが、その後は放置していて、要らないからと言って、その人からもらってきた物らしい。
あっちこっち錆びだらけ。
アクセル、クラッチ等のワイヤーは錆付いて固い、さて何所から手を付けようか
まずは駆動系クラッチのプーリーは、ベアリングが油切れでこれも固い。
ミッションオイルも無し、エンジンオイルも無し、Vベルトもボロボロだ。
ガソリンタンクとキャブレターへ行っている燃料ホースは硬化して、触っていたらヒビが入り
割れてしまった。
だーめだこりゃ。
近くのホームセンターへ買いに行く。
分解掃除や部品交換をして行くと次から次と不具合が出て来る。
最後はキャブレターの掃除、これがまた部品に囲まれた、ド真ん中に付いていて
周りを全部はずさないと取れないし、ボルト類を外したけど、今度は外へ引き出せない
もう、いい加減嫌に成って来たが、グッと我慢する。

無い知恵を絞りだして、なんとか取り出して、分解清掃。
白い錆びでいっぱいです。

てなわけで、組み上げてガソリン供給していると
あれ、あれれー、ああー
燃料コックの付近からガ・ソ・リ・ン・・・・・漏れている

慌てて燃料ホースをプライヤーで挟み、燃料コックを外して見た
コックのゴムパッキンが劣化している様だ
明日は部品の手作りだ。
ここで薄暗くなり明日続きをする事にした。

いずれにしろ、修理は悪い部品を交換や、調整で直らないものは無いけど
結論としてはその部品が有るかどうかにかかっている。
無ければ自作出来るものは良しとして、古く成って部品が無いものや
有ったとしても費用のかかるものは、修理不可と言う事に成ります。

風は冷たく

今日と言う日は風は冷たく吹いていたが
穏やかで暖かい日差しが射している
ここ一週間の慌ただしい時が過ぎて
久し振りゆっくりとした一日を過ごす事が出来た。
玉葱の雑草除けに張った黒いマルチが、北風に吹かれて、あおられいる。
その為に、マルチに植えられた玉葱の苗がマルチの中に覆われてしまう
マルチの両脇を土で被せていた土が溝に落ち、支えが無くなってしまったせいだ
一本一本丁寧にマルチの穴から顔を出させてやる。

兄の来訪を受け、庭先で話していると
メジロが来て侘び助の花の蜜を吸いに来た
私達、全く人の気配は感じさせないように、せわしげに隣の梅の枝にとまり
その花の蜜を吸っている。

枝垂れ梅の花が少し咲き始めた、もう間もなくかな
「思いのままに」の梅の花が咲き始める事だろう

ホッとして

今日初七日の法要と納骨を済ませで、先程帰宅しました。
なんだか、ホッとしたのか、気が抜けて疲れがどっと出て来たような気分です。
今日のお天気は朝のうちは曇りでしたが、郷里の阿蘇に着いた時は小さな
雨が降っていました。
菩提寺では住職が、今日は午前中一件、うちを済まして後二件、合計うちと
３件の葬儀が有るそうで飛び回っておられ、どうしても納骨に行けないとの住職のお話が有りました。
まさに師走と呼ぶべきか？

と言う訳で、私がお経を上げ母親の冥福を祈り納骨を執り行いました。
なかなか、ありがとうなんて言った事の無い母
少しは、ありがとうって、言ってくれるかな。