今朝の写真ですが
ホントに緑が濃くなって来ました!
………………
「えっ…」
「帝王切開?」
「絶対に直さなくちゃ!」
…と実母に言われて逆子治療に来院された妊婦さん
「逆子で帝王切開だと後が大変!」
「赤ちゃんにも悪いみたい」
「可愛い娘がお腹を切るだなんてもってのほか」
本人当初は母子ともに元気なら帝王切開でもいいと思っていたのに、実母の言葉にいつの間にかご自身も不安になって…
「本当は大変なことなんじゃないか」と思っての来院でした
周りが心配増やすのは良くないことだと思います
それでなくても妊娠時は不安ばかりなのに…
本来なら、周りは不安を解消する言葉を使うはずだけど、お母様…どうしたんだろう??
子どもを心配するふりをして自分の存在を示そうとする方をよく見かけます
娘の帝王切開ではなくて、お母さん自身が不安だから、自分の存在価値を誰かに認めてもらいたい
それを目の前の現実に投影した結果、お母さんはこのような行動に出た、そんな感じかもしれません
出産する本人が不安になるのは理解できますが、親の方が先に不安になるとか、それを実際に娘に伝えてしまうとか…
ましてや出産を経験しているお母さんです
普通では考えられないことです
治療中あの手この手をつかって…
「今の不安も、実は子育てにとっても役立つんですよ~!」っていう話までさせてもらいました
(少しはお役に立てましたでしょうか??)
「不安な人ほど思い込みが激しい」
とは加藤諦三先生
ふむふむ…
周りの方が先に不安ぶる
「あなたのことをとても心配しているのよ」アピール…
それが逆子の妊婦さんをますます不安にさせているとしたら…
「今ちゃんと勉強しとかないと、将来どうなるかわかってる?」
逆子だけでなく子育てでも、子どもの不安をあおるような事はしていませんか?
ちょっとだけでいいから、相手の事も見てもらえたらなぁ…なんて考えたやりとりでした
「子育て楽しんじゃえ!」って禁ワード^^;?
ここにも少し書きましたが
友達に
「私も逆子だったけど直ったよ!だからそのうち直るよ!」
なんて言われて鬱々としてしまった逆子の妊婦さん、結構多いです
34週の健診でも逆子
帝王切開の日が決まってしまった…
帝王切開の日が決まるとかなり落ち込みます
そんな時にこのような言葉を使われると
「あなたは32週の健診で直ったからよかったわよね!でも私は…」
悶々としてしまうのもうなずけるのではないでしょうか?
その丸ごとを受け止めてもらいたい
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