渋柿20個なんと200円!!
江田島に行った時にフェリー乗り場で買った渋柿を干してみました。
この前に5個ほど試作したのですが、皮をむいて干したらカビてしまい(^_^;)
それでこの子たちは焼酎をスプレーして干してみました。作ってみました。
満足いく仕上がりに一人悦に入る自分がいます。
小学校~それは小さな社会~ - 予告編
The Making of a Japanese - Trailer
東京国際映画祭 Tokyo International Film Festival
トレーラーを見て興味を持っている映画です。予告を見るに、下級生に走らないよう諭す上級生や、生徒が靴を綺麗に揃えるところ、運動会の遠景、カーテンが風で揺れる廊下等々、そのすべてを懐かしく感じました。子どもの出るドキュメンタリーは心がキュンとなりますね。これもそうです。是非見たいと思っています。
ところでこの映画だけでなく、日本の教育システムに注目が集まっていると聞くことが多々あります。なんでも給食は珍しいみたいですし、皆で掃除をしたり係をしたりすることも他の国では無いらしく、たいそう驚かれるみたいですが、私はこの予告を見て、日本の教育システムは、個人を伸ばすというより、集団の中でどう生きるかを学ぶ場、とにかく暗黙のルールが多いこの日本で生き抜くための細かいところを、日々の生活から学ぶための大切な場所なのだと、改めて思った次第です。
そういえば「ボンソワールTV」というYouTubeの番組をよく見るのですが、ランドセルに魅せられたフランスの革職人の若い女性が、日本の革職人に弟子入りして2週間かけて作った回のことを、この予告編を見て思い出しました。このYouTube番組で登場したフランス人の女性は、学校で受けたいじめが原因で今も子どもが苦手です。でも、作ったランドセルを子どもたちがどう評価するか、その興味から苦手な学校へ出向きます。最初は緊張していましたが、先生や生徒の温かいおもてなしのおかげで、お昼には子どもたちと手を繋ぐほどの仲になっていました。この番組を見て、温かい小学校の風景に感心したというのと、番組の中で、フランス人から学校の風景、たとえば給食の時に皆で合掌するところや、千と千尋の神隠しで見た雑巾がけを本当にやるんだと驚いているところとか、私たちの当たり前が海外の方にはとっても珍しいということを改めて知ることになりました。
「学校が嫌い」障害を理由にイジメを受けてたフランス人が日本の小学校で1日過ごしたら生徒の態度に驚いた
日本の教育は「気配り」や「他人を尊重」軸だから生徒を責めるよりも、なぜダメなのかを説明して成長につながるんだと思う
ルールに厳しいって聞いたけど、それは勘違いしていると気づいたの掃除や歯磨きをみて悲しそうな子はいなかった皆んな当たり前のように行動できていた
他人に迷惑をかけないように皆んなで穏やかに生活するために行動していた
社会で欠かせない「尊重」が自然にできている生徒は行動の意味を理解しているから言われなくてもできる
当たり前に順番を守り、当たり前に弱者を優先する文化。皆んなが規律を守ることで、平和な生活が送れるわけで、映画の予告やYouTubeのこのチャンネルを見て、私たちが日本人になるための土台の一つが小学校だったのだと、改めて感じることとなりました。
もちろん日本の教育システム全てが良いとは思っていません。画一的な教育に厳格な校則、想像力を養わない詰め込み教育だと揶揄されることもありますし、落ちこぼれを極力生まないためのシステムなので、どうしても歩みの遅い子に合わせることになってしまい、学習意欲のある子どもは塾を選択せざるを得ないというのも問題かもしれません。そして、はみ出る子への配慮が行き届かず、陰湿ないじめも跡を絶たないのも事実だと思います。それでも今は日本の教育システムはこの日本で生きるための最適解なのではないかと、これらの動画をみて改めて思った次第です。
人間の個体はあまりに弱く、集団でしか生きて行くことができません。そのためには所属するコミュニティー内において、どう相手に受け入れられるかが大切になります。なぜならそこで良好なコミュニケーションができていなければ生き延びることはできませんから。それにもまして、日本は有事が多すぎます。春夏秋冬の寒暖差が激しく、それでもって地震や台風等、自然環境が厳しいため、規律を守ることが大切になるのです。それを家庭で学校でこれでもかというほど学んでいたからこそ、今この日本で楽しくやっていけている私がいるのかな、って思うに至っている感じです。
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