前にも書いたのですが【おおしたブログ→妊娠2ヶ月 胎児は人間になります2005年9月の記事】
悪阻で赤ちゃん大丈夫かな?とか不安を感じている人や、赤ちゃんが逆子で帝王切開を気にしている方で、またまた悪阻の不安がぶり返してしまった方には次のような話をすることがあります。
「あの大変な悪阻を乗り越えたとっても強い子なんだよ!」
解剖学者で発生学者でもある三木成夫(しげお)先生の著書「胎児の世界」に「21日で孵化するニワトリの卵は産卵後4日目から5日目にかけて生気を失い死にかけた感じになる」と書いてあります。
Amazon→「胎児の世界」
ニワトリの胎児を観察すると、丁度この頃の顔貌は両生類とのこと。
脊椎動物は卵の中で、お母さんのお腹の中で、最初はどの個体も同じ様な顔貌をしているけど、その時点で経て、それぞれの個体の顔貌に進化します。
そう…「胎児の世界」にはこの産卵後4、5日目を「古生代の終わりの1億年をかけた脊椎動物の上陸のドラマ」と書いてあるんです。
ちょうど人間の悪阻の時期と重なるかな?なんて思ってます(調べてみるとちょっと遅いけど…)。
だから心配が嵩じている妊婦さんには
「赤ちゃんはつわりの頃にこの上陸の過程を再現して頑張ってたんだよ!そこを乗り越えてきた赤ちゃんだから、赤ちゃんは大丈夫!とても強い子だよ!だからもっと赤ちゃんを信じてみようね!」
なんて話をして不安を解消してもらうようにしてますが…どうかな?
自分ではいい考えだと思ってるんですが…
こんな余談ならまだまだあるけどもう少し話しちゃう?先に行っちゃう?
ということで、今日も一日頑張りましょう!
おおした
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