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トランス脂肪酸が不妊の原因??

2007年05月29日 | 不妊

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とっても危険なマーガリン 

トランス脂肪酸…日本では?

話題のトランス脂肪酸

 

ニューヨーク市内のレストランやファーストフード店から「トランス脂肪酸」の使用を減らすようにニューヨーク市衛生当局が警告(原則使用禁止??)した…という発表を覚えておられる方も多いのではないでしょうか?

 

トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなど、天然油脂ではなく加工油脂で作られた物に多く含まれています。これは悪玉コレステロールを増やし、心筋梗塞を引き起こしたりアトピー性皮膚炎にも影響を与えることが知られています。

 

これに加えて不妊症の原因にもなることが、1万8555人の既婚で閉経前の妊娠可能な女性を対象にした調査で分かりました。

この研究は、食事による脂肪酸が女性の排卵機能に影響を与え、排卵性の不妊症に関係するのではないか…との事からなされました。


 

研究によると、トランス脂肪酸の摂取量が2%増えると、同じ量のエネルギーをオリーブ油やヒマワリ油に含まれるオイレン酸から摂取した場合と比べて、不妊症のリスクが2.3倍高まるとのことです。

そしてトランス脂肪酸の摂取量が増加すると、排卵性の不妊症のリスクが増加すると結んでいます。

 

どうもトランス脂肪酸が卵巣の働きを悪くし、その結果排卵しにくくなるという悪影響を与えるようです。

 

 

コンセンサスが得られていると思われる事も、実は裏があったりして……。

権威には…だまされないようにしなきゃ!!

 

 

  

American Journal of Clinical Nutrition 1月号

American Journal of Clinical Nutrition, Vol. 85, No. 1, 231-237, January 2007



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