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明日から天気が悪いみたい(^^;;
毎週オンラインで仏教について学んでいる、5月半ばの講義は[仏跡地巡礼~釈尊の教え~]だった。釈尊については手塚治虫の「ブッダ」しか知らず、その内容もうろ覚え、誕生についても初めて知る事ばかりだった。その釈尊が誕生した釈尊四大聖地のひとつであるルンビニーは、日本の仏教会の援助と世界的建築家「丹下健三」氏の設計によるものとの事。このような雑学は面白い、釈尊を少し身近に感じる事ができた。
ところで「天上天下唯我独尊」という言葉を知っているだろうか。この言葉を知ったのは、「夜露死苦」的な感じでヤンキーがジャンパーに刺繍していたものからだったと思う。字面からして「俺が一番」いかにもやんちゃな子が好きそうな言葉だ。釈尊だが、生まれてすぐに七歩も歩き「天上天下唯我独尊」と言ったそうだ。私はこの言葉の意味を「人は誰もが尊い存在」だと解釈していた。でもそうではないみたいだ。言葉の出どころからして、釈尊自身が「誰よりも尊い存在にならねばならぬ」といった、並々ならぬ決意を述べたものと解釈するべきだとの話に納得した。
自利と利他の話も勉強になった。「我れ今まさに生老死の根を断ずべし」自利と利他を成し遂げるために釈尊は生まれてきたとの事。なかなかお釈迦さまを紐解く機会がないので、とても面白かった。
今回の講義は釈尊が生まれて、そして出家するまでを学んだ。生まれてすぐに立ち上がり、天を指差し歩いてしまうような人間離れした子が釈尊だ。そんな聖人が人間社会に潜り込み、普通の生活の中で何故に悶々とできたのだろう。生まれ持ってのスーパーマンが二十数歳そこそこまで普通の生活を送り、ふと思い立って無常に気づく。うん、まだちょっと馴染めない。
そんな感じで釈尊の学びはまだまだ疑問ばかりだが、学びを続ければその凄さもわかるだろう。
先生よろしくお願いします。
子ども達はただ与えるだけの母親の愛に包まれて大きく育ってくれた。本当に心根の優しい子に育ってくれた。勉強云々運動云々、そんな瑣末な事なんてどうでもいい、素直で心根が豊かであれば、それだけで生きていける。
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