「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

抗生物質の使用で小児の腸疾患リスクが(´Д` )&エンドトキシン

2012年11月06日 | 健診・検査・予防接種

おはようございます

今日はあいにくの雨ですね。

だからといっていいのか…いちょう並木はとっても静かで、毎朝の散歩も清々しかったです。

 

そんなこんなで、ちょっと忙しくなるとすぐにブログ放棄してしまう、不精なおおしたでしたが、発表等が終わり、仕事に邁進します。

頑張りますので是非おおした鍼灸院にお立ち寄りくださいね~~!!

 

って…まずは宣伝!!!

 

 

 

本日は抗生物質のお話。

 

抗生物質がまだまだたくさん使われている昨今、使われすぎる弊害を指摘する情報が飛び込んできたので紹介します。

 

その前に、いつでしたかNHKドキュメンタリーでアレルギーの話をしていました。

ドイツでの研究だったと記憶していますが、農家のお子さんに花粉症や喘息が少ないということで調査していくと、どうも「エンドトキシン」なる細菌成分の量が関係しているのではないかということ。 

※詳しくは検索してね!

 

エンドトキシンにさらされることで免疫システムがチャンと使えるものになるとのこと。

 

特に乳幼児期にエンドトキシンにさらされないと、体の中で何が敵で何が味方だか分からなくなり、免疫の攻撃対象が自分に向かってしまう。

だから乳幼児期の環境がその後の体質を決定してしまうって!!

それがアレルギー体質になってしまう原因の一つ…って理解しちゃいまいした。

 

生き残るって、ウイルスとの戦いに勝つこと…

ちょっと前まで多くの子ども達がウィルスとの戦いに負けて亡くなってきたわけです。

 

予防接種や抗生物質のおかげで多くの子ども達が元気に遊びまわってるわけですが、抗菌生活が過度になってしまうのも考えもの。

どこまでが許容範囲で、どこまでいくと気をつけなければいけないのか。

 

その線引きを誰かさん任せにするのではなく、親御さんの責任で考えていかないと、意外なところに落とし穴が…

ですから誰の意見も鵜呑みにせず、よく考えて生活しないとね。

 

 

で、話をもとにもどして、エンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。

動物に触れる機会が必ずあった、それが生きるっていうことですから。

 

免疫は生まれた場所に応じて、その個体が生存しやすい免疫を獲得したんじゃないかなぁ。

だから育つ場所の環境はたいせつ。抗菌しすぎるとその後の行き方に影響するかも。

 

このTVで言ったかどうか忘れましたが、特に草食動物の糞尿に含まれるエンドトキシンに触れると、免疫系が上手く作動するようになるとか。

だから犬猫だとダメみたい…

 

ここに関しても、参考意見として調べてみてね!

 

 清潔にしすぎちゃうと、アレルギー症状が花開く!!

 

う~ん…残念!!

 

 

ところでエンドトキシンと聞くと…

そうですよね、不妊の方はご存知ですよね。

 

この数値が陽性の場合、7~8割の方が妊娠しないと覚えてます。

 

だからいろんな意味でエンドトキシンと聞くと不安に感じる方も多くおられるかと思います。

 

そことは切り離して考えてね

清潔すぎるのも不潔すぎるのも良くないなあって

 

ということで、一部抗生物質の使用により、小児の腸疾患発症リスクが増えるとの研究がありました。

 

子どもを育てる時に怖いのが熱。

熱がどこまで上がれば心配したらいいのか、どこまでなら大丈夫か、その判断は難しいところです。

 

熱が高くても元気に、また水分チャンと補給してくれるようなら大丈夫だと思いますが、低めでもぐったりしているようなら受診させたほうがいい場合もあります。

 

分からないからといってむやみと受診すると、病院で悪い菌をもらってくる場合もあるでしょうし、本当に判断難しいところです。

 

ただ、熱を上げる訓練は必要だと思っています。

それができない子どもが多く、小学生でも風邪をひいて長引いちゃったりする子がいる…

 

 

インフルエンザウイルス等は高温に弱く体温が高ければそれだけで不活化します。それに発熱によりインタ-フェロンが増加したり、マクロファ-ジが活性化するので、免疫力は強くなります。


発熱は最高のお医者さんだと高名な方がいっていたのを覚えておりますが、むやみやたらに体温下げるお薬を使うのはどうかと思う私です。

 

ということで本題はこれ…

 

小さいときから意味無くお薬使っているとお薬から離れられなくなる…というか、お薬使う事に抵抗なくなるので、心配な人多し!

 

必要最低限にしましょうね!

…なんて気持ちはお医者さんにはないか…な?

 

抗生物質の使用で小児の腸疾患リスクが増大

ヘルスデージャパン

一部の抗生物質の使用により、小児の腸疾患の発症リスクが増大する可能性のあることが明らかになった。研究を行った米ワシントン大学医学部(シアトル)助教授のMatt Kronman氏は、抗生物質を使用する時期が早いほど、また使用量が多いほど、後にクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患を発症するリスクが高いと述べている。研究結果は、「Pediatrics」オンライン版に9月24日掲載された。……




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