続いています、この問題…(勝手に…??)
- 若年人口・労働力の減少に伴う経済成長の鈍化
- 「現行」の年金や医療・介護制度は破綻
「子どもが減って何が悪いか! 赤川学 ちくま新書」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次は2つ目の 「現行」の年金や医療・介護制度は破綻 について
☆「現行」の年金や医療・介護制度は破綻☆
少子高齢化がこのまま進むと、年金や医療保険や介護保険など、社会保障費が増大することになります。
特に年金制度は現在働いている世代が負担した年金や保険費を、現役を引退した世代に再配分することで成り立っているので、少子高齢化が進むと必然的に働き手の負担が増えて、給付が減ることになります。
年金制度は問題ですが、
>政府が「明日から、年金制度はやめます。老後の設計は、自分で著財して、自分でやりくりしてください」と一方的に宣言してしまえば、年金制度の破綻「問題」は消えてなくなる。(子どもが減って何が悪いか!)
極端だけど…確かに……制度の問題ですよね。
今の制度にしがみつく事しか考えていないから、少子化が問題としてクローズアップされるわけで……、だけどこの事を声高に言ってしまうと、多くの人に怒られそう!!
だからみんな避けて通ろうとしているけど、少子化はこのまま絶対に進んでいくわけだから、皆で痛みわけをしなくちゃいけない時期に来ているかも知れません。
>年金制度の廃止という主張は、極端すぎると思われるかも知れない。しかし理論的には、それが出生率を回復させる可能性すらある。なぜか。子どもを持とうとする動機、ないし子どもの効用としては、①子どもが親にとって喜びや満足の源泉となるという「労働効用」、②子どもが働いてお金を稼いでくれる「労働効用」、③親が老齢になったときに子どもが面倒をみてくれる「社会保障効用」が指摘されるのが定番である(加藤久和「人口経済学入門」等)(子どもが減って何が悪いか!)
>子どもの数が減少した背景として①の消費効用しかなくなってきたのが原因だと理解されている。(子どもが減って何が悪いか!)
-
子どもが親にとって喜びや満足の源泉となるという「労働効用」
-
子どもが働いてお金を稼いでくれる「労働効用」
-
親が老齢になったときに子どもが面倒をみてくれる「社会保障効用」
2と3が子どもを産むための最たる動機になりそうだということはよ~くわかります。
どう転んでも夫婦2人とも働いている家庭では、子どもの数が増えることなんて考えられません。エンゼルだのどうのこうのと言ったところで、子どもがいなくても楽しいこといっぱいあるもん!!
制度の維持のためには、年金制度や健康保険での国からの出費を減らす方が簡単でしょうね。…なかなか言いにくい事ですが……。
子育ては大変ですよ!!
それなりの覚悟がないと……産まない方が絶対いいです!!!
好きじゃなきゃ産まない方が懸命です!!
…と思う記事が目につく今日この頃……
子どもをとりまく悲しい記事が多いので……しんどいです。
私は……やっぱ好きなのかなぁ…。
趣味っていったら怒られるかなぁ…?
しんどいところは奥さんに任せて、おいしいところだけ子育て手伝っているので、こんなこと書いたの奥さんに見られたら……確実にぶちのめされるな!
まぁ……骨董が趣味のおじさんが茶碗にお金かけるのと似ている感じ……かな。……いや…違うか…。
確かに、現在の日本では、
子に養ってもらうという発想はなくなりましたよね。
子供の意識も変わりました。
親や親戚家族との付き合いも煩わしいとしか
感じなくなってきているようです。
女性中心の発言サイトです。
http://komachi.yomiuri.co.jp/
これを見ていると、悲しくなるというか。
日本の常識感が変わったなあと思います。
ただ、自分が経済的に余裕があるときに、
人に頼りたくない
という人の常識が、反作用として出るかもしれないな
と思いますが、最近の日本は、ニート/フリーター
など、
十分に稼げずに親に頼る層が出てきていますから、
この層が世に常識として認知され、
一家みんなで稼いでなんとか暮らすもの、
という常識になれば、子供は増えるかもしれません。
ひとつ、最近ふと思うことが、
少子化 が いけないという論議の中に、
少子化 の 性質の論議が抜けていると思うのです。
日本の場合、
団塊世代の大きなこぶが一番上にあり、
世界最低水準の出生率。
まもなくこの上なくきれいな逆三角形の
人口ピラミッドの出来上がりです。
緩やかな少子化であれば、経済面でも、
少子化の影響は軽微で、ソフトランディング
できるでしょうが、今の日本のような状況は
世界でも類を見ないんですよね。
今回のこの逆三角形がゆえに、経済が縮退し、
我々の老後の日本が破綻すれば、
今の発展途上国のように、人口増加に転じるのでは?
(年金をなくしてしまう、というのも、
実質的に、日本経済破綻を意味していますよね。。)
でも、これじゃあ意味がないから、
ソフトランディングするような政策が
必要だと思いますが。。。
unknownさんのURLを見ても意識の変化を肌で感じる事ができますね。
> 少子化がいけないという論議の中に、少子化の性質の論議が抜けている…
> 世代の大きなこぶ…
> 最低水準の出生率…
> 経済が縮退し、我々の老後の日本が破綻すれば、今の発展途上国のように、人口増加に転じるのでは…
本当に勉強になるコメントありがとうございます。
社会保障そのものを見直すという事は、そこに恩恵を受けている既得権を持っている人たちも含めて、意識を変えなきゃ無理だと思います。
極論も参考にしながら、今の日本にあった社会保障制度のあり方を本気で考えなきゃいけないところに来ているとつくづく思う今日この頃です。
人口が減り続けると日本が滅びるから悪いと
思います。
あと、年金の保険料負担がなくなれば
経済的な負担は減りますが、若年層の非正規化が
進んでいる状態では効果は薄いと思います。
逆に貧しい老人の孤独死や自殺が増えたり、
生活保護が急増するだけで
良い事はないように思われます。
確かに人口が減り続けると日本から人はいなくなってしまいますよね。
このブログは極論だと考慮して読んでいただけると嬉しいです。
少子高齢化や年金問題、非正規雇用等、どの問題も短絡的に考えることはできないので、極論を含めていろんな角度から考えてみたいと思っています。