「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

安産に良いお灸、是非やらせてください(__)

2010年11月22日 | 安産・逆子

昨日の日曜、合同支部会が行われました~

私は班長として総勢100名ぐらいかな…

聴講生も多く活気ある勉強会になりました。

(という写真↗)

宴会もクイズ等が面白く、大いにもりあがりました

宴会

(という写真↑)

 

実技で私の班は、私を含め3名、

皆さんとっても素晴らしい技術をお持ちで、すんごい学びになりました。


その中で一つ

生まれやすくするお灸があります。

足の小指の先に施灸するんです。


それも右足のみ

左足は止める意味があるので、切迫とかによくつかいますがこれがまたとても効果大(間違えないでね!!)


この右足小指の先に行うお灸、あの南方熊楠も読んでいたという江戸時代の百科事典「和漢三才図会」にしっかり記載されています。

第十一巻経絡部の至陰のところです。

そこには「胎児が手を先ず出すような事態となり、諸の符薬も効がないとき、右の小指尖に三壮灸すればたちどころに通常に出産する。」とあります。

このお灸、早く生まれすぎると怖いので38週以降限定で行っていましたが、昨日ご一緒させてもらった先生によると、東洋医学的な精査はもちろんですが、ほとんどの場合36週からやってもいいとのこと!


いいこと聞いちゃいました

妊娠期の施術って、ほんと、慎重になります。

でも慎重になりすぎていました。


だからと言って、行け行けで治療をしないんで安心してくださいね!


右の小指尖のお灸、知熱で脉が柔らかくなるのを頃合いに、3壮っす!

経絡治療の方、本治の後にやってみてちょ!


ちなみに38週以降まで来てくれた患者さんではかなり試しましたが、右小指尖のお灸はほんとに効果大!!

治療がうまくなった気になること間違いなしっす!


(何度も言いますが、四診だけでなく、赤ちゃんの大きさや妊婦さんの体重増加率、つわりはどうだったか、睡眠の質はどうか、お通じや食欲等々、総合判断してこれはと思う妊婦さんのみ使ってみてね!)

 

柳下先生

本当にありがとうございます

私も後輩にお土産が渡せる鍼灸師になります。


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