「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

(21)妊娠7ヶ月に入って…

2013年08月02日 | 安産・逆子

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さて七十二候では大雨時行(たいうときどきふる)に入りましたね。8月6日頃までが大雨時行です。季節は晩夏、集中豪雨が続いているので「大雨時行」はピッタリと当てはまっている感じですね。

 

 

ところで今回は久しぶりに「妊娠期の治療と心のケア」について書きます。実際のところ医師や助産師さんほどの知識を持ち合わせているとは思っていないので、このような記事は本当におこがましい限りなのですが、ブログやHPは妊婦さんの心配が募るものばかりなので、鍼灸師の私からの情報も一役買えるのではないかと思いこのブログを続けております。ですから少しだけお時間をば。

 

ということで続きの妊娠中期後半の7ヶ月ぐらいのお話から。

 

【逆子】

7ヶ月(24~27週) ぐらいで私がお話できることといえば、逆子の治療で来られる方もちらほらと増えてくる頃だということでしょうか。28週の推定体重1000gぐらいから逆子という言葉を聞くようになりますが、その時期でも頭が上とだけしか説明されない場合もありますし、6、7ヶ月でも逆子と言われる事がありますので、実際の逆子をいつからにするかは医療機関によって変わってくるようです。ただ対策を講ずべき逆子と考えると、30週以降が圧倒的に多いですね。鍼灸師としましては28週ぐらいから治療をさせてもらいたいのですが、妊婦さんが重い腰を上げるのは「帝王切開」が現実味を帯び無い限りなかなか難しいんじゃないでしょうか?

ですから逆子治療で来られる方は逆子と言われて一度健診を待っての32週~34週ぐらいが圧倒的に多いわけです。それくらい「帝王切開」という言葉は妊婦さんにとって重い言葉です。


逆子と診断されてはじめて逆子体操が始まるのですが最近はエビデンスに欠けているからでしょうか、回ればラッキー、体操なんて意味がないですよ、ときっぱり否定する先生も多くなりました。

病院ではやることがないため鍼灸を勧めるようになったのかな?実際逆子にもかかわらず何もやることがないと言われたら、気持ちの持ちようが難しくなるかも。それが無意味だとしても、何かをやることで癒されることもあるわけですから、伝え方も含めチョットだけ前向きになってもらえるようなお話ができたらいいかと思うわけです。


そういえば以前は全くありませんでしたが、最近では病院で「鍼灸」を勧められての来院は増えています。数年前とは鍼灸治療に対する偏見も少なくなっているのかな?

 

ところで27週後半で赤ちゃんの体重は約1000グラムぐらいでしょうか。逆子だと小さめに推定体重が測定されるみたいです。顔立ちははっきりしてきて、耳も聞こえるようになっているとか。だからどんどん話かけるといいですね。ただ…逆子に「言い聞かせ」はどうかとは思っています。「楽しみにしているよ」とか「生まれてきてくれるだけでいいんだからね」とかいう言葉は、妊婦さん自身の気持ちもほぐしてくれるのでとってもいいと思うのですが、「下を向いてね」とかっていう言葉…う~ん…。子どもって親の命令や懇願を一切聞くことはないですから…。

 

2010年の記事ですが…

妊娠期および逆子の言い聞かせについて

 

 

逆子の話はまたの機会に…

 

次回はこの時期から気にしなければいけない冷えやむくみ、便秘等について書きますね

 


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